カテゴリー コラム
評論や分析、問題提起など

『スプラトゥーン』はイカにして成功したのか。その歴史と秘密を徹底究明、岩田前社長の意志を受け継いだ魂の作品
WiiUという比較的に普及に苦しんでいるハードの新規タイトルで、100万本を売り上げた『スプラトゥーン』。国内ゲームとして初の「ベストシューター賞」を受賞した本作は、イカにして成功したのか。

AUTOMATON 2015年ゲームメカニクス大賞『Sorcerer King』
「ゲームメカニクス」とはプレイを面白くする仕組みをさす。ゲームデザインの中核であり、5000年前のチグリス・ユーフラテスのほとりに存在したダイスゲームからつづく、ゲーム開発の歴史でもある。

インディーゲーム未完成作品賞 『Journey Of The Light』
『Journey Of The Light』は幻想的な森の中を探索してパズルを解いていくアドベンチャーゲーム。じつは訳ありの作品で、現在は販売中止となっている。

2015年ベストユーザーエクスペリエンス賞『Lifeline』
2015年の7月末ごろ、Twitterのタイムラインでは一つのゲームが話題になっていた。Android/iOS向けのゲームとして発売されたSFサスペンス・アドベンチャーゲーム『Lifeline』の日本語版がローンチされたのだ。

2015年 ゲームによる思考・思索賞選考
私はゲームそのものが、悩み、考え、掘り下げ、批評し、ついには思想を持つことによって、どこか遠い地平を目指す、そのようにゲームそのものが思考・思索している観点を設けてみた。そして仮設的に「思考・思索ゲーム賞」というのを設定してみる。

暗黒コピーゲーム市場“サパーンレック”の真実 – 知られざるアジア最大の海賊盤市場の歴史 Part 3
去る9月28日、サパーンレック撤去という報道を受けて、このアジア最強の海賊盤市場が完全に終了することに衝撃を受けた読者諸兄も多かっただろう。今回は引き続きサパーンレックに巣食う様々な店舗から聞き出した、今となっては貴重な証言をお届けしたい。

暗黒コピーゲーム市場“サパーンレック”の真実 – 知られざるアジア最大の海賊盤市場の歴史 Part 2
タイランド電脳ガイドシリーズは、これより冥府魔道に突入する。東南アジア最大の海賊盤市場「サパーンレック」は如何なる理由で誕生したのか?そして、どのような経緯で現在の姿になったのか? いよいよコピーゲーム魔境、もとい桃源郷の秘密を解き明かそう。

暗黒コピーゲーム市場“サパーンレック”の真実 – 知られざるアジア最大の海賊盤市場の歴史 Part 1
東南アジアはタイランド、その首都バンコクの奥深くに蠢くアジア最大、いやもしかすると世界最大かもしれない海賊盤市場“サパーンレック”。筆者はバンコクに暮らしながら、月1~2回のペースでサパーンレックを巡回しているが、通い詰める度に疑問が湧き上がっていた。

時間の無駄と父親としての責任と懐かしい文句 – MOTHER2 at 30 その6
たまに名言らしき言葉があるものの、ほとんどどうでもいい愚痴ばかり口にするグラハム・アーサーは、英語版AUTOMATONの編集ライターである。真面目に『EarthBound』(『MOTHER2』)を遊んでいるのかわからなくなってきたが、今日もまたやりこみプレイを続ける。

ポーラと気持ち悪いライバルと当時の流行 – MOTHER2 at 30 その5
おそらく彼の辞書には「F」から始まる言葉しか載っていないのだろう。さまざまなことに怒りながら、『MOTHER2』を遊ぶグラハム・アーサー。子供の無邪気な妨害にも負けず、今日もまた「MOTHER2 at 30」の企画を進行する。