『メイプルストーリー』大型アプデ「ASSEMBLE」第2弾は新要素がみっちり充実。カンナ・ハヤト驚きの改変と「全職業実装」のアセントスキルをプレイレポート
ネクソンは1月21日、『メイプルストーリー』の大型アップデート「ASSEMBLE」第2弾を配信する。改変後のカンナ・ハヤト、最初の対敵者などを先行プレイした感触をお伝えする。

ネクソンは1月21日、『メイプルストーリー』(以下、メイプル)の大型アップデート「ASSEMBLE」第2弾を配信する。本アップデートでは、「暁の陣」として「カンナ」「ハヤト」が大幅な改変を受けるほか、同職を含めた全職業に向けて「アセントスキル」が実装。さらに2月5日からは新ボス「最初の対敵者」が登場する。強力な育成支援についても引き続き実施され、第1弾アップデートに匹敵する規模感の超大型アップデートとなっている。
弊誌は今回、改変後のカンナ・ハヤトおよび、最初の対敵者を一足先に体験する先行プレイの機会をいただいた。実際に触れてみると、職業改変では大きく遊びやすさ向上などの変化が、最初の対敵者では「『メイプル』でこんな遊び方ができるのか」と驚嘆する、白熱のパリィバトルが体験できた。第2弾アップデートの詳細とあわせて、その体験をお伝えしたい。
「暁の陣」改変は伊達じゃない。「感触から違う」大変化
まずは、アセントスキルとカンナ・ハヤト共通の育成応援イベントについて。第2弾アップデートでは、両職業を含め、なんと全職業にアセントスキルが実装される。アセントスキルは、ボス戦では3回までCTなく利用でき、無敵時間と優れた瞬間ダメージ、カットイン含む派手な演出をもつスキルとなる。見た目もよく利便性も高い、戦闘における新たな選択肢が、全職業で利用できる。本アップデートの目玉として後ほど、実際に使用した所感も交えて詳しく紹介したい。
なお、カンナのアセントスキルは「[天令] 滅息」、ハヤトのアセントスキルは「刹那ノ息吹」となり、いずれも広範囲で高ボスダメージが狙えそうなスキルとなっていた。
実際に各アセントスキルを使用した感触としては、いずれも短めで印象的なカットインが何度見ても爽快。「[天令] 滅息」は新登場の式神「オロチ」がマップのほぼ全体に及ぶ猛威を振るい、「刹那ノ息吹」はハヤトの神のごとき剣速が爆発的に解き放たれるインパクト大の演出だ。いずれも大技ながら、戦闘のテンポを損なわないように設計されている印象だった。また、アセントスキルは既存ボスのほか、「最初の対敵者」との戦闘ではその無敵時間が重要な役割を果たしてくれそうだ。詳細は後述する。
1月21日の「暁の陣」改変にあわせて育成支援イベント「サクノ姫の応援」も開催される。こちらのイベントでは、カンナもしくはハヤトを作成し目標を達成するごとに支援アイテムを獲得可能。育成に役立つアイテムのほか、改変前の姿のアバターも手に入るとのことだ。

より疾く、よりしなやかに。ハヤト改変
改変後ハヤトを触った第一印象は、「こんなに使いやすく!」に尽きる。もっとも大きな変化としては、基本/抜刀姿勢の制限がなくなり各スキルが使用可能に。また、剣気ゲージが廃止となった。一方で新たに登場する暁月状態や、納刀/抜刀状態の切り替えとそれによる抜刀スキル強化の管理はボス戦闘において重要な要素となっており、プレイしやすく、使いこなす楽しさはそのまま、といった感触だった。

何よりも筆者が衝撃を受けたのは、移動の利便性の大幅な向上だ。今回新たに、上下左右と斜めの8方向に瞬時に移動できる新スキルが登場。早いクールタイムとスタックを活用すればマップを縦横無尽に駆け回ることができるようになる。上ジャンプスキルにやや癖があるなど、移動に弱みもあった改変前から一変。ハヤトはより素早く、より柔軟に戦場を支配できるキャラと化していた。
この機動力向上により、マップごと斬り刻むような激しい剣撃をバンバン繰り出すゲームプレイはまさに爽快。剣気ゲージ管理を気にせず暴れられることもあり、ハヤトに慣れていない筆者にも、「これならぜひもっとハヤトを使いたい」と思える改変であった。初心者・新規ハヤトユーザーはもちろん、既存のハヤトユーザーにとっても痒いところに手が届きそうだ。
より遊びやすく、より奥深く、よりかわいい。カンナ改変

今回の改変にて、より大きな変化がある職業はカンナだ。カンナについては、独自のスキルリソースだった「霊力」が廃止となりいわゆるMPキャラに。さらに「霊脈」も廃止され、ハヤトと同じく管理する要素が少なくなり、「とっつきやすさ」が格段にアップしている。なによりも衝撃的なのは、カンナの特徴である「式神」にまつわるシステムの大幅変更だった。
カンナといえば、霊脈を霊力回復・スキル強化・縦横無尽な移動などに活用し、オニやテングといった式神を戦略的に設置するなど、ややトリッキーなキャラクターだった。今回改変後のカンナに触れたところ、霊脈と霊力が廃止されより直感的な運用になったのが第一印象だ。そして式神についても、設置型のものは鳴りを潜め、「半追従型/もしくは追従型の式神を呼び出し、強力なスキルを発動させる」といった形式へと変化を遂げている。

たとえば、オニの式神は、従来は召喚された位置にとどまり、敵を薙ぎ払う方式だったが、今回の改変では手動で強力なスキルを使用することが可能となった。これにより、鬼と共に移動しながらスキルを活用する戦闘が可能になった。
つまり、設置型と追従型のいいとこ取りな柔軟なスキル発動が可能となっているのだ。なお、かつてのオリジンスキル「白面金毛の十尾」は5次スキルの「[魂令] 白面金毛の十尾」となり、新たなオリジンスキル「[天令] 覇王降臨」が実装。こちらでは後述する「新たなオニの姿」をありありと見ることができる。

ほか、改変後の新要素としては、式神同士が「感応」することで「式神が召喚されていない状態もしくはクールタイム中にも関わらず一時的にスキルが使用可能になる」システムが追加される。つまり、CTを待たずして追加で強力なスキルを発動できる仕組みだ。感応が起きた際には、対応する式神の色に画面の縁が発光。すかさずスキルを発動するのは慣れが必要なものの、決まった時には気持ちよくアドバンテージを得られそうだった。
大幅なプレイフィールの変更や多数スキルの廃止・変更もあり、既存のカンナユーザーにとって大改編への懸念もあるかもしれない。一方で、筆者が実際にプレイしてみた感想としては「間口は広く、奥は深く」調整されていた感触だった。ぜひ、「暁の陣」改変の機会に自分の手でカンナをプレイし、実際の感触を確かめてほしい。
ゲームプレイだけじゃない、式神が全面「お色直し」
カンナの改変においてはさらなる「目玉」がある。式神のビジュアルが大きく変化したのだ。カンナの相棒となる「ハク」のほか、「オニ」「テング」そして新式神の「オロチ」はそれぞれ人間に近い姿で登場。いずれも艶やかでビューティフルな容貌となっておりボイスつき。スキルにもふんだんに登場し、カットインでは印象的な姿を目の当たりにできる。筆者は以前の式神たちへの愛着もあり、やや寂しい思いも覚えたものの、かわいさほとばしるハクの姿や縦横無尽に動く式神キャラたちの新鮮さには実装が待ち遠しくなった。

アセントスキル全職業実装!使い心地は「ボス戦でとっても助かりそう」
改めて、アセントスキルについての詳細をお伝えしたい。第2弾アップデートで全職業に実装されるアセントスキルは、6次転職のさらなる強化となる新規スキルコアだ。あらゆる職業に戦闘中の新たな選択肢が提供されることになり、本アップデートの新要素の中でも大きなインパクトを与える目玉要素となっている。
アセントスキルは、ほかのスキルやバフの効果を受けず、瞬発的に大火力を発揮できるのが特徴だ。また、通常戦闘では240秒のCTがあるものの、ボス戦闘ではCTなしで連続3回まで使用可能。さらに使用時は無敵時間が発生する。

つまり、ボスを手早く狩るための火力の底上げにも利用できるほか、緊急時に攻撃をやり過ごす切り札としても利用できる、柔軟な戦略性をもつスキルとなる。また、各職業それぞれのカットインも大きな見どころとなってくるだろう。
実際に筆者がボス戦でアセントスキルを利用した所感としては、「心強いパニックボタン」といった立ち位置に思えた。既存の無敵スキルにプラスで備わる“3回の緊急避難”は非常にありがたく、なおかつ大ダメージと華やかで見飽きないカットインは戦闘中のテンションも上げてくれる。あらゆるボス戦において使えると思うと、間もなくではあるが実装が待ち遠しくなる利便性だ。そして、その火力・生存性向上の価値は新ボス「最初の対敵者」と戦ってみて身に沁みた。
「最初の対敵者」でアセントスキルが真価を発揮。『メイプル』のバトルの幅を広げるまさかの「白熱パリィバトル」で大活躍

第2弾アップデート配信後、2月5日に満を持して登場するのが「最初の対敵者」だ。同ボスはレベル270以上・最大3人で挑戦可能となる。目玉報酬としては、光輝のボスアクセサリーである「不滅の遺産」が手に入り、これで同アクセサリーシリーズ3種が出揃うことになる。この装飾品は同ボスからのドロップアイテム「エクセプショナルハンマー」で強化が可能だ。
報酬などの詳細はさておき、今回筆者が実際に「最初の対敵者」と戦って度肝を抜かれたのは、その新鮮な戦闘ギミックだ。今回のボスバトルでは、「パリィ」が最重要要素となってくる。ボス戦専用パリィスキル「不滅の意志」を使い、対敵者の攻撃を見極めて受け流すことが、攻略のために必須の糸口となるのだ。このボス設計が極めて熾烈かつ、手に汗握りのめり込む仕上がりとなっていた。なお、今回は「レン」を使い「最初の対敵者」に挑んだ。

まず、同ボスはパリィなしに倒すことはできない。というのも、「パリィをしっかり決めないとデスカウントが尽きて敗北」するシステムだからだ。このシステムは、パリィに付随する「秩序の力」というゲージと、デスカウントと同義となる「対敵の意志」、そして「力の循環」なる定期的なイベントで構成される。パリィを決めると「秩序の力」ゲージが溜まり、約2分強で1回ほど発生する「力の循環」が起こるとゲージの量に応じてデスカウントが減少するのだ。

つまり、パリィをおろそかにすればどれだけきっちり回避し、ダメージを稼いでもいずれは死。逆にゲージが多ければボスダメージボーナスが得られるため、「最初の対敵者」の攻撃に果敢に立ち向かい、見切り、パリィでどんどんいなしていくことが勝利の秘訣となるわけだ。文字で説明すると一見複雑ながら、実際に戦ってみればシンプルなUIで直感的に戦局がわかり、この仕組みが戦いのスリルに直結していることが感じられる。
そして、単純にすべての攻撃をパリィできるわけではない。ボスの攻撃には種類があり、特定の攻撃をパリィすればゲージが増加しパリィのCTも素早く回復。しかし、通常の攻撃をパリィしてしまうと、パリィが長いCTに入りかえって窮地に陥ることになる。さらに、同ボスは3段階のフェーズにわかれており、2段階目からは「属性」要素が追加。複数色の攻撃のなかから、自分の属性にあわせた色の攻撃をパリィしなければならなくなり、攻撃バリエーションが増加。あたかもリズムゲームのようにビームが襲い来るなど、熾烈さとスリルがさらに加速していく。
そこで大いに役立つのが、「アセントスキル」だ。アセントスキルは前述のとおり、ボス戦内でCTなく3回まで無敵時間を得られる。パリィをうっかり失敗し、即死級の大技が迫りくる状況において、何よりも頼れる切り札となるわけだ。
筆者も実際「最初の対敵者」の猛攻の前にことごとくパリィを失敗するなか、幾度かアセントスキルで命拾いする場面もあった。絶体絶命の状況でバシッとアセントスキルによる無敵回避が決まると、あたかも逆転カウンターを食らわせてやったかのような気持ちよさがある。一度使ってしまえば普段の『メイプル』のプレイ中に利用できないのが物足りないほどで、実装が待ち遠しい。
アセントスキルはあらゆるボス戦で重宝しそうなものの、「最初の対敵者」とのバトルは特にその利便性が光る場面といえるだろう。同ボス戦は多くのプレイヤーにとってアセントスキルのありがたみを身にしみて感じるうってつけの機会となりそうだ。
なお、こうしたパリィギミックは、過去の『メイプル』のボスギミックに比してもかなり異色。本作の「アクションMMO」としての本領が存分に楽しめるバトルとなっている。筆者が感銘を受けたのは、そのパリィアクションが非常によく練られている点だった。「最初の対敵者」の攻撃モーションは、最初は何がなんだかわからず、しかし幾度も挑戦するうちに着実に見切れるよう、慎重に設計されている印象だ。アクションゲームファンの筆者としても、シンプルに戦闘に夢中になれる仕上がりで、もし時間制限がなければ朝まで戦っていたかもしれない。実装の暁には、ぜひとも一度といわず何度でも挑戦してみてほしい。

そして、新ボスはエンドコンテンツとして実装される傾向があったが、今回は4段階の難易度をサポートしており、上位難易度はエンドコンテンツとして、下位難易度は現在実施中の育成支援と組み合わせれば、新規プレイヤーでも挑戦できるレベルへと一気に駆け上がることも可能だろう。まずは一度「練習モード」などで手合わせしてみて、その手強くも白熱したパリィバトルを体験してみるのがよさそうだ。
「ASSEMBLE」第2弾はそれだけじゃない
1月21日 配信の第2弾アップデートでは、ここまで紹介したほかにもさまざまな展開が待っている。育成支援「ハイパーバーニングBEYOND」では、同日よりキャラ2体目の参加が可能に。同支援の利用でLV.260までは1+4でレベルアップ、LV.261~270の区間も1+1ずつレベルアップで成長する。これによりカンナ・ハヤトを新規に作っても、270レベルまでの育成がスムーズになるだろう。

さらに、ミッション達成で豪華報酬が手に入る「運命の秘録」では2キャラ目が解禁。280レベルまで充実した報酬を受け取れる「ハイパーキノコパス」についても、2体目が参加可能となる。「ジェネシス武器」の解放を助ける「ジェネシスパス」も2体目分が追加で購入できるように。第1弾に続いて第2弾アップデートでも、育成に拍車がかかるイベントが始まるわけだ。


カンナとハヤトのゲームプレイが大刷新される「暁の陣」改変、ボス戦の新たな切り札となるアセントスキル、そして後に配信される「最初の対敵者」とあわせて、第2弾アップデートも目が離せない内容となっている。
第1弾の強烈な育成支援も継続中
また、「ASSEMBLE」第1弾アップデートで配信された未曾有の育成支援イベントも引き続き利用可能となっている。前述の「ハイパーバーニングBEYOND」のほか、専用バフや報酬で育成を加速できる「チャレンジャーズワールド シーズン2」、瞬きする間にレベル200まで成長できる「テラブリンク」など、『メイプル』史上でも類を見ないほどの手厚い育成支援が引き続き実施中。新規プレイヤーが今から始めても、新ボス「最初の対敵者」と2月5日の実装初日から戦うことも十分可能だろう。そして、「ASSEMBLE」のメインイベント「黄昏色の前夜祭」も引き続き開催中。ほかにも多数のイベントがさまざま実施されている(第1弾アップデート紹介記事)。
「ASSEMBLE」第1弾アップデートは、新職業「レン」実装、そして未曾有の育成支援など巨大なインパクトがある内容となっていた。しかし、今回の先行プレイでは、それに匹敵する「濃い」内容を一足先に体験することができた。既存プレイヤーにとって注目なのはもちろんのこと、初めて『メイプル』をプレイする人にも、復帰する人にも、引き続きうってつけの機会となっている。「とっつきやすく」なったカンナ・ハヤトと、白熱のパリィアクションにぜひ触れてみてほしい。
『メイプルストーリー』は、PC向けに配信中。「ASSEMBLE」2次アップデートは、2025年1月21日のメンテナンス後に実装予定。「最初の対敵者」はその後、2月5日に実装予定だ。
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