『スーパーダンガンロンパ2×2』メディアカンファレンスで、開発者が新モード「キョウキモード」についていろいろと説明する。しかし、ほとんどなにもわからない

9月17日に開催されたメディアカンファレンスにて、新モード「キョウキモード」の新情報が紹介。プレゼンテーションや開発者への質疑応答で明かされた内容をお届けする。

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スパイク・チュンソフトは、9月17日に『スーパーダンガンロンパ2×2』のメディアカンファレンスを開催した。本カンファレンスにはプロデューサーの榊原昌平氏とディレクターの鈴木崇弘氏が登壇。お二人による本作の最新情報を伝えるプレゼンテーションが行われたほか、開発中のバージョンを用いた30分のハンズオンを実施。ハンズオン終了後には、メディアからの質疑応答セッションが設けられた。

弊誌は本カンファレンスに参加することができたため、その模様をお伝えしたい。本稿ではプレゼンテーションと質疑応答に関する事項を取り扱う。ハンズオンの感想については別の記事にまとめるのでそちらを読んでほしい(関連記事)。

左からディレクターの鈴木崇弘氏、プロデューサーの榊原昌平氏

トレイラーでチラ見せの新キャラは謎の「超高校級の???」

『ダンガンロンパ』シリーズは、外部から隔絶された場所で超高校級の才能を持つ学生たちが殺し合いを強いられるアドベンチャーゲームだ。 殺人事件発生後は捜査パートで証拠品を収集し、その後の裁判パートでは同級生たちと議論を重ねながら犯人を特定していく。『スーパーダンガンロンパ2×2』は2012年に発売された『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』のリメイクであり、現行機向けにビジュアルや演出などを刷新した「オリジナルモード」と犯人や被害者などがまったく異なる「キョウキモード」が収録される。

新モードのキョウキモードのボリュームは、オリジナルモードと同等以上のボリュームになるそうだ。それが本当ならば、『スーパーダンガンロンパ2×2』のキョウキモードは丸々新作1本分のストーリーが体験できると考えていいだろう。

プロデューサーの榊原昌平氏(以下、榊原氏)は、東才空太郎(ひがしさくたろう)と呼ばれるキョウキモードの新キャラクターを発表した。東は本作のイントロダクショントレーラーでその姿を確認できていたものの、その時点では氏名やキャラクターボイスについては伏せられていた。メディアカンファレンスでそれらの情報が明らかになり、キャラクターボイスを担当する声優の花江夏樹氏からの以下のコメントが紹介された。

花江夏樹氏:
『スーパーダンガンロンパ2×2』で、東才空太郎(ひがしさくたろう)を演じる、花江夏樹です。東は本作で初登場のキャラクターということでご挨拶させていただきます。私が演じる東はキョウキモードで新たに学級裁判に巻き込まれる高校生のひとりです。「ダンガンロンパ」といえば気になる超高校級の才能ですが……これはプレイしてからのお楽しみということで。

私自身としては『ダンガンロンパ』シリーズ初参加となりますが、たいへん光栄に思っておりますし、収録がとにかく楽しかったですね。台本を読んでいくうちに犯人だったりトリックだったりいろいろなことが判明して、すごく収録自体が楽しかったので、ぜひ皆さんにも楽しんでいただきたいです。『スーパーダンガンロンパ2×2』と謎多き新キャラクターである東の活躍をぜひ楽しみにお待ちください。

花江氏がコメントしているように東は「超高校級の???」と表記されているため、その具体的な才能は明かされていない。東はなんらかの超高校級の才能を持っているのは確かなようだが、現時点で公開されている情報からはどのような才能であるかを推察することは難しい。そもそも、東自身は名前しか明らかになっていないため、今後の情報公開かあるいは製品版が発売されるまで謎に包まれたままになるのかもしれない。いずれにせよ、新キャラクターが新モードでどのように活躍してくれるのか気になるところだ。

キョウキモードの2つめの新情報として、榊原氏は物語の冒頭でモノクマから生徒たちにキョウキが贈られることを紹介した。キョウキは「凶器」を意味していると思われるが、クラスメイト同士で殺し合いをしなければならない状況が続く「狂気」を意味しているのかもしれない。モノクマによるキョウキの配布は原作で存在しなかったため、この配られたものを起点にまったく新しいストーリー展開につながっていくのだろう。

質疑応答ではキャラ表現力アップや快適さ向上などに言及

オリジナルモードの15分とキョウキモードの15分のハンズオンを経て、質疑応答が実施された。当日の質疑応答における榊原昌平氏と鈴木崇弘氏の回答を、以下に紹介しよう。

――ビジュアルなど、『スーパーダンガンロンパ2×2』でこだわっているところを教えてください。

鈴木崇弘氏(以下、鈴木氏):
『スーパーダンガンロンパ2×2』が新しいゲームだと感じ取っていただけるようなものになることを目指しています。全体的にアップデートをかけました。とくにグラフィックについて力を入れていて、原作のPSP版とは大きく変わっています。フィールドを探索していただけるとすぐわかるように、ホテルの外観もずいぶんと変わりました。

榊原昌平氏(以下、榊原氏):
『スーパーダンガンロンパ2×2』では『ダンガンロンパ』シリーズ初の試みとして、キャラクターのアニメーションを取り入れています。そうすることで、キャラクターの表現力が向上しました。

――フィールドにおけるダッシュ移動が原作よりも高速になっているように感じました。ゲームプレイの快適さについては、どのような場面で向上しているのでしょうか。

鈴木氏:
『ダンガンロンパ』シリーズは、元々快適に遊べるというのがウリのひとつです。ダッシュ移動が原作より早くなっているのも、その通りです。細かいところとしては、オプションからダッシュの切り替えができるという機能も搭載する予定です。

そのほかには、テキストのスキップ機能についてもさまざまな速度でできるようになる予定です。そうしたことから、『スーパーダンガンロンパ2×2』は快適にプレイできると思います。

――フィールド移動の快適さについてお聞きしたいのですが、こだわったポイントはどのようなところでしょうか。

鈴木氏:
3Dのフィールドマップについては、小高和剛さんから新たなアイデアをいただきました。島の全体像が見える方がいいだろうという観点から、島の形は見せつつも、島の移動が快適になるような操作を目指しました。その結果として、全体的に快適さが向上したフィールド移動になったと思います。

榊原氏:
フィールドの表現が新しくなったことで、舞台となるジャバウォック島の構造がかなりわかりやすくなったと思いますね。

――試遊のキョウキモードにはオリジナルモードに存在しない「HUNTER×HUNTER」といったテキストが登場しましたが、こういったパロディを盛り込むことについては誰がどのように決めているのでしょうか。

鈴木氏:
小高和剛さんがパロディを思いついて、それをゲームに盛り込もうとしていますね。もちろん、パロディを入れるか入れないかについては弊社からきちんとチェックをします。ほかの作品のパロディを楽しめるのも、『ダンガンロンパ』の特徴だと私たちは考えています。

――ありがとうございました。

『スーパーダンガンロンパ2×2』はPS5/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに、2027年1月14日に発売予定。

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Ryuichi Kataoka
Ryuichi Kataoka

「ドラゴンクエストIII」でゲームに魅了されました。それ以来ずっとRPGを好んでいますが、おもしろそうなタイトルはジャンルを問わずにプレイします。

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