『ぽこ あ ポケモン』を遊んでいると泣きそうになる。『炎姫』は爽快3Dアクション。『Tiling Forest』はデモというより無料面白パズルゲーム。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。534回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。534回目です。急に冬カムバック。
やたら強くさせたがる

今週は『Neon Abyss 2』に大型アプデが配信されたためチェックしていました。新ボスの追加などいろいろ見所はあるが、目玉となるのは武器強化システムの刷新。武器に、攻撃力や射程距離、クリティカル率、弾倉サイズ、同時発射数などにおける強化要素がランダムで付加されるようになった。これに伴い、武器のレア度要素も導入されています。
従来の武器強化は、主に特定のアイテムの保有数によっておこなわれていたが、新システムではそれをベースとしつつ、幅広いアイテムによってさらに強化できるように。武器のレベルアップ時には、その強化項目を追加する選択肢も用意された。武器の選択やプレイスタイルの自由度を高める良い改善だと感じます。ただ、一連の大型アプデにより強さによる爽快感が引き上げられたが、そろそろゲームプレイにも変化が欲しいところ。5月には新ゲームモードが追加されるとのことで、どのようなものか注目しています。
by. Taijiro Yamanaka
NKT(なんて気持ちいいタイル埋め)

ちまちま進めていた『Tiling Forest』をクリアしました。開発中のパズルゲーム『Tiling Town』のデモ版としてリリースされた作品ですが、基本的なルールが同じなだけで、ステージは専用のものをまるごと作ったというのだから驚き。もはやデモ版の皮を被った無料で遊べるお手軽パズルゲームです。
パズルは「道をつなげるだけ」「空いているマス目を埋めるだけ」と単純明快なルールながら、使えるパネルが限られているのでかなり頭をひねりました。マス目を埋められなくても道をつなげればマップが広がり、別ステージを見つけることができます。とりあえず先に進んでから、埋められそうなところを埋めてパネルを入手し、新たなパネルを使えば解けるステージが増えていく。「こんな形のパネルがあったら埋められそうなのに」「あったよ、欲しかったパネルが!」を繰り返すゲームプレイは、さながらメトロイドヴァニアのような気分でした。
そしてついにクリアと思ったのも束の間。プレイ中に通過したステージの形状からも薄々勘付いてはいたんですが、クリア時にもらえる「あるパネル」が世界を一変させました。このゲーム、まだまだ終わりが見えません。
by. Naoto Morooka
爽快アクション

今週は『炎姫』を遊んでいました。本作は、妖魔を払うべく戦っていくステージ制の3Dアクションゲームです。主人公の炎姫は、神使であり補佐官の安と任務に出発。世界の理を侵す妖力を有し、周囲の環境をも汚染するという妖魔たちと戦うことになります。
ゲームとしては、敵を倒しながら進んでいく3Dアクションになっています。弾幕も飛び交うので難しそうに見えるかもしれませんが、炎姫はいわゆるパリィなど強力な防御手段を所持。いつでも攻撃をキャンセルして防御行動へ移れる上に、ダッシュの無敵時間やパリィ受け付け時間は装備品による強化も可能となっています。一方で敵の攻撃にはパリィで防げない攻撃もあり、気を抜いているとあっさりやられてしまうことも。一定の緊張感はありつつ、一見苛烈な攻撃を強力なアクションで捌きながらお好みのコンボやスキルを叩き込む、スタイリッシュで爽快なバトルに仕上げられています。また本作では補佐官の安を含めてキャラクターが次々に登場。声優陣のボイスも相まって、可愛いキャラクターたちも本作の特徴でしょうか。
ゲーム全体としてとにかく気持ちよく遊べる方向に振っていて、上手く戦えた時の爽快感はばっちり。発売直後なので気になるところも多少はあるのですが、思った以上にアクションが手触りよくまとめられていて、気持ちよく遊べる1本でした。
by. Keiichi Yokoyama
待望

『炎姫』を遊んでいました。剣戟コンボが特徴的な3Dアクションで、新人妖祓いの炎姫が、安とともに妖魔を祓う戦いに挑む作品です。2022年にタイトルが発表されてから、個人的に待ち望んでいた作品でもある。残念ながら延期から立ち消えてしまうものも少なくない中、リリースされたことが素直に嬉しい。
ゲームプレイとしては、近距離の剣戟と安によるサポートの射撃によるアクションがメイン。敵の弾幕を避けたりするフェーズもあるので、『NieR:Automata』を彷彿とさせる。そこにパリィアクションが加わることで『SEKIRO』風味も少々といった感じです。とはいえシビアなアクションではなく、ベースのアクションにアレンジが加わり、プレイの爽快さに一役買っているという感覚。全体的にキビキビ動いてくれるので、気持ちよく攻防を楽しめる。ちなみにアニメ調な炎姫などのキャラも十分可愛いが、敵妖魔もどことなくキュート。全体的なデザインが、シリアス気味なストーリーをちょっと柔らかくしてくれているような気もします。まあ、敵妖魔は道中で倒していくのですが。
by. Kosuke Takenaka
もの悲しすぎる

『ぽこ あ ポケモン』を遊んでいました。「このポケモンこんなキャラだったのか」という意外性と、解釈一致の間のちょうどいいラインを攻めているポケモンが多く、新しい出会いが毎回楽しいです。集めて終わりではなく、会話を聞ける組み合わせがいたり、ミニゲームが発生したりするのもいいですね。ヤドンとフワンテの会話なんて想像したこともなかったですし、女王イメージだったビークインは優しいお母さんでした。
また個人的に一番刺さっているのは世界観のもの悲しさ。読み物も含めてちゃんとポストアポカリプスしているのが意外で、ニンゲンが去った世界に残されたポケモンたちという設定だけで涙腺を刺激されっぱなしです。最初が荒野だったり廃墟だったりするぶん、ポケモンが住みついて賑やかで明るく豊かになっていく視覚的な変化も大きいです。戦闘やサバイバル要素などストレスをかける仕組みがまったくないのにメリハリが利いていて、とにかく可愛らしいゲームなのに時々顔を見せる寂寥感が癖になっています。
by. Hideaki Fujiwara
ポケモンが喋るの、とてもよい
『ぽこ あ ポケモン』がとても面白いです。サンドボックスゲームはそれなりにやってきたので、いまさらハマり直すことはないだろうと思っていたのですが、かなり『ポケモン』IPを使ったうまい作品で、うなっています。
開発スタッフが『ドラクエビルダーズ』に携わったということで、見下ろしのサンドボックス要素とキャラの自律的要素がしっかりありつつも、ポケモンらしい世界観や生息・生態に関する要素をうまくブレンドしていて、かなりうまい。そして何よりもテキストがめちゃくちゃいい。思えばポケモン自体が喋るゲームはさほど多くない印象。『ポケダン』とかが印象的なのは、やっぱり喋るしテキストがいいからよかった。今作はポケモンが喋るし、かつめちゃくちゃかわいい。テキスト書いているライターの手腕がすごすぎる。
単にかわいいだけでなく、それぞれのポケモンの“解釈違い”を回避しないといけないので、かなり難易度が高い作業だとうかがえます。ポケモンは歴史が長いし、ポケモン同士の絡みもあるし、ファンも多いので、不整合や浮きはすぐ発見されます。そんな中ちょっと寂しくなった世界を、ポケモンのあたたかさで覆う本作のテキストは見事。遊んでて普通に泣きそうになります。これまででもっとも生活感のあるポケモンゲームかもしれません。
by. Ayuo Kawase
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


