Nintendo Switch 2とSteam Deck交互に遊んだ感想。ドラゴン娘育成ローグライト『DRAPLINE』は完成度高い。『Mecha BREAK』を気楽に遊ぶ。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。500回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。500回目です。500です。

意外と違いは多い

Nintendo Switch 2をマイニンテンドーストアで予約購入する際に、周辺機器やアクセサリ類も一緒にどうですかと案内されたため、とりあえずNintendo Switch 2 Proコントローラーだけセットにしました。まさかこちらも品薄になるとは当時は思いもせず。グリップ裏のGL/GRボタンやCボタンの追加以外は前モデルと変わらないように見えますが、実際はいちから設計し直されたのだとか。

分かりやすいところでは、形状が若干薄くなって手にした印象がよりコンパクトに。+/−ボタンは押下のストロークが長くなり、ABXYボタンは直径がわずかに大きくなった。また『Nintendo Switch 2 のひみつ展』によると、アナログスティックは静かで滑らかに動くように、十字キーは的確に入力しやすくなり、さらに有線接続時のレイテンシも改善。グリップから継ぎ目をなくしたことはこだわりポイントだそうです。
by. Taijiro Yamanaka


カジュアルロボゲー

複数回のベータテストで人気を博し、ついにリリースされた基本プレイ無料のロボットアクション『Mecha BREAK』を初プレイしました。ハイスピードアクションの手触りがよくシンプルに動かしていて楽しい。しかも最初から個性豊かな12機体を制限なく使えるので、機体を変えれば全く異なる立ち回りができるようになります。逆に言えば機体ごとに特徴を覚えて戦術を組み立てる必要があるので、最初こそPvPのチーム戦では迷惑をかけてしまいそうな印象を持ちました。

しかし、本作にはソロでも出撃できる脱出PvPvEモードもあるので練習を兼ねて気楽に機体を試せます。さらにPvPのチーム戦はBOT戦も多いのか、今のところ野良ランクマッチでチーム勝率100%となってます。毎回機体を変えてほとんど活躍できてないので、迷惑をかけているかもしれないとは思いつつ、他のPvP作品よりも気楽にやれてます。いわゆるガチ勢には物足りない可能性もありますが、カジュアルにプレイできるロボゲーとして完成度が高い。課金要素が基本的にスキンだけという点もカジュアル。とはいえ、カジュアル寄りであることからマネタイズとして成り立つのか気になるところではあります。
by. Haruki Maeda


できれば謎の豆腐大好きウマ娘も

『ウマ娘』の新シナリオをプレイしていました。「スピード5枚編成」の記事を読み、自分も試してみようと思ったわけです。ところが、立ち回りがまるでわからない。優先すべきトレーニングは何か、島の施設をどの順序で作るのかといったことを、実際にやってみるとまったく理解していないことがわかるわけですね。「たぶん修正されるだろうなぁ」という予感はあったので、今回はSNSで広まっている手法を調べちゃいました。お試し育成したヒシミラクルは合宿直前とURA直前のスケジュールが埋まっているのでスピード5枚編成との相性は悪いんですが、それでもUBに行くのだから驚きです。立ち回りが未熟で、ステータスを溢れさせて尚この出来なんですから。

さらなる驚きはその後でした。スピード5枚編成の強さはそのままに、他のタイプを使った育成に調整が入ったことで、まさかの超インフレ時代に突入。立ち回りをしっかり研究している方は全ステータスカンストまで到達しているようですね。数字がでかくなるのは短期的には楽しいんですが、運営さんは頭を抱えているような気もします。海外レース実装に向けての準備が着々と進んでいるのを感じつつ、謎の超大逃げウマ娘や、謎の世界最強ウマ娘が実装される日を心待ちにして、今はチーム競技場のメンバーを一新することに専念しましょうか。
by. Naoto Morooka


だめだめ(損害賠償金が払えないので

今週は『DRAPLINE』を遊んでました。本作は、なんでも食べちゃうドラゴン娘を育てて、1年間迫りくる災厄を撃退していくローグライトな育成シミュレーションゲームです。メインキャラクターのドラゴン娘は、食べたものを力に変えて成長するタイプの神竜です。プレイヤーは、毎週彼女に与えるご飯やお仕事なんかを選んで、節目のボス戦での勝利を目指すわけです。

ドラゴン娘は腹ぺこで本当になんでも食べちゃうので、村人や店などを食べさせる選択肢も登場します。ただし村のモノを食べさせると、翌週には損害賠償の請求書が到着。プレイヤーとしては、隣の村も食べさせたい気持ちはあるのですが、請求書が怖いのでなかなか手が出しづらいですね。逆に倫理観をしっかりさせすぎても、ステータスを伸ばしづらくなってしまうので、食べさせても良いものを見極めることになります。

最初に遊ぶメインシナリオは簡単なので、そこまで意識する必要はないものの、ハードモードは歯ごたえのある難易度。ボスへの対応策やビルドの構築も含めてなかなか悩ましく、攻略しがいのあるゲームプレイが展開されています。現時点でストーリーは完結待ちではあるのですが、しっかりかわいいドラゴン娘と、可愛いだけではないダークでハードな内容から、期待通りしっかり遊ばせてくれる1本でした。
by. Keiichi Yokoyama


そのドラゴン、食欲旺盛につき

今週は『DRAPLINE』の早期アクセス配信が始まったので、遊んでいました。ひょんなことからドラゴン娘とともに暮らすことになった主人公は、1年後に訪れる滅びに抗うため、実は「神竜」であった食欲旺盛ドラゴンを強く育てるわけです。ただ見境なく食べさせているとそのうち本当に“何でも”食べ始め、逆に世界に仇なす存在となる。ほどよく食べさせ、ほどよく止める「しつけ」が大事。恒久アップデートもあり、ローグライト要素もあります。

2Dキャラがぬるぬると動くグラフィックは一見の価値ありで、ドラゴン娘をはじめ、豊かなリアクションが見ていて楽しい。そうして全体的にコミカルな雰囲気のなか唐突に差し込まれる無邪気な「食べてもいい?」の落差がすごい。BGMが止まることもあり、取り返しのつかない雰囲気がひしひしと伝わる。一方でその後もドラゴンとの生活はそのまま続いていく。ひとり消えようと、隣村が消えようと世界は変わりなく回り続ける、ある意味での残酷さも感じられ、この温度差が癖になる。

もちろん早期アクセス配信としてリリースされたタイトルであるため、ストーリーの種類が少ないことやスキルの数、敵の種類などは仕方ない点。とはいえすでに完成度は高く、今後のアップデートが楽しみ。個人的には風の剣を展開しつつ毎ターンずっと削り続けるビルドの高い安定感が好きです。
by. Kosuke Takenaka





手に入れるゲームクリア

ようやくNintendo Switch 2を購入できました。いろんなところに応募してましたが、Amazon経由で購入できました。購入ボタン押したら即日届きました。怖い。最近店頭販売も見かけたりするので、だいぶ手に入りやすくなっている雰囲気。

自分はもっぱらSteam Deckでゲームをすることが多くて。Nintendo Switch 2と交互に遊んでいますが、2機種マルチだと今後Nintendo Switch 2を優先して買うことが多そう。スペックについてはそんな差はなさそうな雰囲気ですが、やはり画面の大きさや発色はNintendo Switch 2が好み。うちのSteam Deckちゃんも有機EL版なのできれいなのですが、Nintendo Switch 2はもうひとまわり画面も大きくて発色も鮮やか感。Steamのライブラリにゲーム入れて管理したいという欲もあるのですが、ドット絵ゲームもNintendo Switch 2もきれいに映る。

せっかく新ハード買ったので存分に使わないともったいない、というところも含めて、両ハードマルチはNintendo Switch 2メインで買っていこうかなと。なんだかんだ両ハードそのハードでしか遊べないゲームが多そうなので、ゲーム単位での選び方にはなりそうですが。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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