DC悪役アクション『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』、今シーズンで「シーズン展開終了」へ。約1年で新展開に幕
Rocksteady Studiosは12月10日、『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』について、2025年1月14日に配信予定のシーズン4エピソード8にてシーズン展開を終了することを発表した。なおシーズン4エピソード8が終わった後も、オンライン機能は引き続き利用可能となることが明かされている。
『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』は『バットマン:アーカム』シリーズなどを手がけるRocksteady Studiosが贈る、アクションアドベンチャー・シューティングゲームだ。DCコミックスのアメコミ「スーサイド・スクワッド」をもとにしている。
本作ではDCコミックス作品に登場する、ハーレイ・クイン、デッドショット、キャプテン・ブーメラン、キング・シャークなどのスーパーヴィランが、侵略してきたエイリアン「ブレイニアック」と対峙。さらにエイリアンの洗脳を受け、街を破壊しようとするDCスーパーヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」を倒すミッションを遂行することになる。本作はソロプレイもしくは最大4人でのオンライン協力プレイをサポート。オープンワールドの未来都市メトロポリスにて、高速移動・銃撃戦・近接戦闘を融合したゲームプレイが展開される。
Rocksteady Studiosは本作に向け、12月10日にシーズン4についての詳細を公開した。シーズン4は本日リリースのエピソード7と、2025年1月14日にリリース予定のエピソード8にて展開され、このエピソード8にてシーズン展開が終了することが明かされた。本作については、開発元プロダクト・ディレクターのDarius Sadeghian氏から、コンテンツアップデートについて「発売後1年間は完全に無料で配信していく」と伝えられていた。当初の計画どおりのシーズン展開を“完走した”ということかもしれない(関連記事)。
なお『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』については以前より評価が伸び悩んでいることが伝えられていた。ユーザー評価としては、ゲームプレイやストーリーなどでは一定の好評を受けつつも、発売当初のサーバー不具合やボリューム不足などから評価が伸び悩みを見せていた。さらには販売元WB Gamesを擁するWarner Bros. Discoveryからも、決算発表にて期待外れのリリース(disappointing release)と称されるなど、売上における苦戦がうかがえる一幕もあった(GamesIndustry.biz)。
シーズン4エピソード8以降のシーズン展開がおこなわれない背景には、そうした事情も関連しているのだろう。いずれにせよ、シーズン展開が終了するとのことで、ヴィランたちによるブレイニアックとの戦いに終止符が打たれるかたちだ。なおシーズン4では新プレイアブルキャラクターとしてデスストロークが登場。さらにメインストーリーや季節限定コンテンツなどをインターネット接続なしでプレイできるオフラインモードなどが実装されている。詳細については、公式サイト(英語)を確認されたい。
『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』はPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS5/Xbox Series X|S向けに販売中。