『R-Type Dimensions III』発表、来年5月リリースへ。往年の横スクロールSTGが3Dリメイク、さらに“オリジナルバージョン”でも遊べる

ININ Gamesは12月10日、KRITZELKRATZ 3000の手がける『R-Type Dimensions III』を発表。2026年5月のリリースを予定している。本作は『R-Type III: The Third Lightning』の3Dリメイク作品だ。

パブリッシャーのININ Gamesは12月10日、KRITZELKRATZ 3000の手がける『R-Type Dimensions III』を発表し、2026年5月に発売予定と公表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Switch 2/PS5/Xbox Series X|Sで、Steamストアページの表記によれば、ゲーム内は日本語表示に対応する。

『R-Type Dimensions III』は横スクロールシューティングゲームだ。1993年にアイレムよりスーパーファミコン向けにリリースされた『R-Type III: The Third Lightning』のリメイク作品となる。『R-Type』シリーズは1987年より続いてきたシリーズで、『R-Type III』はその三作目。舞台となるのは西暦2245年の世界。プレイヤーは自機「R-9」を操り、異形の攻撃型生命体バイドを駆逐することになる。

『R-Type III』では、自機のショット性能のバリエーションが過去作と比較して多いほか、それぞれ威力や範囲、効果などが異なっている。チャージ可能なビーム(波動砲)と「ラウンド・フォース」「シャドウ・フォース」「サイクロン・フォース」と3つに分かれたフォースごとに3種、計9種のレーザー兵装、そしてミサイルが使用可能となっている。こうした兵装を活用し、全6ステージで構成されるバイドの拠点を粉砕していくことになる。

「高密度戦術級暴力型シューティング」とも称される『R-Type III』は高難易度なゲームプレイが特徴。リメイク版となる『R-Type Dimensions III』でも引き続き難易度が高いことが謳われている。とはいえ、残機数が無限となる「Infinityモード」、敵がさらに強力になる「Advancedモード」が実装されるとのことで、プレイヤーの腕前に応じて難易度を変更できるだろう。

またオリジナル版では2Dドットで描かれていたグラフィックは、3Dグラフィックに刷新。一方で任意のタイミングで2Dドットに変更できるオプションも実装。BGMについてもリメイク版とオリジナル版の双方を切り替えることができるとのことで、どちらの雰囲気でも楽しめるようになっている。加えて2人用モードが新たに登場。Local co-op(ローカル協力プレイ)モードとして伝えられているが、Steam Remote Play Togetherに対応するとのことで、実質的にオンラインでの協力プレイにも対応するかたちだ。

本作を手がけるのはKRITZELKRATZ 3000。ドイツ・ヴュルツブルクに拠点を置くゲームデベロッパーで、PC/コンソール向けに40以上のタイトルを開発してきた。最近では『レインボーコットン』や『X-Out』のリメイクを手がけている。旧作タイトルの現行機向けリメイクのノウハウがあるものと思われ、今回の『R-Type Dimensions III』でもその経験が活かされているのかもしれない。

『R-Type Dimensions III』はPC(Steam)/Nintendo Switch/Switch 2/PS5/Xbox Series X|S向けに、2026年5月発売予定。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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