『ボーダーランズ4』開発元の社長、「新トレイラーがヤバいくらいカッコいい」という感想を思わずポロリ。まだ言っちゃダメなのに

Gearbox Entertainmentの社長兼CEOのRandy Pitchford氏は12月5日、『ボーダーランズ4』の新トレイラーを制作していると報告。“まだ言うべきではない”情報だとしつつも、出来の良さに満足しているようだ。

Gearbox Entertainmentの社長兼CEOのRandy Pitchford氏は12月5日、Xアカウントにて『ボーダーランズ4』の新トレイラーを制作していると報告。“まだ言うべきではない”情報だとしつつも、出来の良さに満足しているようだ。なお本稿には同作の未公開の新トレイラーの内容に関するRandy氏のコメントが複数あるため留意されたい。

本作は、FPS『ボーダーランズ』シリーズの最新作だ。過去のシリーズ作品では宇宙の荒野を舞台に、殺伐としつつも癖の強い世界観が展開されてきた。ゲームプレイでは性能の異なるプレイヤーキャラを選べる点や、多種多様な性能をもつ武器がドロップするハクスラ要素などが特徴だ。


シリーズ新作『ボーダーランズ4』では新たな惑星にて、プレイヤーは伝説のヴォルト・ハンターとしてエイリアンの秘宝を求めることになるという。目の前に立ち塞がるあらゆるものを吹き飛ばす、“ヒャッハー”なゲームプレイが展開されるようだ。

『ボーダーランズ4』は8月に発表され、ティザートレイラーが公開。上述した公式説明の内容のほかは、ゲームプレイについていまだ謎に包まれている。そうした中でGearbox Entertainmentの社長兼CEOのRandy氏は、Xアカウントにて新トレイラーを制作していることを報告。同氏いわく「めちゃくちゃカッコいい(badass af)」仕上がりだという。

ただ、Randy氏いわく新トレイラーの存在、あるいはその出来栄えについてはまだ話すべきではないことだったという。つまり、サプライズ的にとっておくべき情報だったのだろう。しかし同氏は「そんなこと関係ない」と一蹴。“ビビるほど”の新トレイラーの出来栄えから、言わずにはいられなかったようだ。

なおRandy氏は先述のとおり、本作の開発元のGearbox Entertainmentの社長兼CEOだ。新作情報の発表について「別に隠さなくてもいい立場ではないのか」といった質問も投げかけられている。しかしRandy氏は一転真面目な反応で、「広報チームやパブリッシングチームをないがしろにする気はない」と返答。プロの仕事として、自分の発言で計画や取引を台無しにするつもりがないという姿勢を見せている。同氏のコンプライアンス意識も見えるものの、「新トレイラーがめちゃくちゃカッコいいこと」は言わずにいられなかったようである。

このほかRandy氏は「ゲームプレイを見せてよ、Randy」とのユーザー反応に対し、「そうだよね!?やばいトレイラーが公開されるのを待ちきれないよ!」と返答。また「1人だけでも登場キャラを教えてくれませんか?」とのファンのお願いに向けては「新しいの(キャラ)がいっぱいいるよ!お馴染みの顔ぶれも数人いるけどね」と答えている。ほんのり内容が示唆されている気もするが、大丈夫なのだろうか。

ちなみにRandy氏は先日、「『ボーダーランズ4』を遊びたいものの、余命わずかで発売まで生きられないかもしれない」というファンの存在を知り、直接連絡。スタジオに招いて開発途中の『ボーダーランズ4』をプレイしてもらうという対応を見せていた(関連記事)。ファンサービスに尽くす姿勢も見え、今回の新トレイラーについての投稿にも同氏の人柄が表れているかもしれない。

ボーダーランズ4』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS5/Xbox Series X|S向けに2025年に発売予定だ。新トレイラーの公開時期はあくまで不明ながら、日本時間12月13日9時30分には大規模ゲームイベント「The Game Awards 2024」が控えている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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