マルチ月面掃除シム『Moon Sweepers』マッハで60万本売れていた。はてしなく過酷で気持ちいい労働、Steamの新たなヒット作に

DragDrop Gamesは10月30日、『Moon Sweepers』の累計プレイヤー数が60万人を突破したと発表した。

デベロッパーのDragDrop Gamesは10月30日、『Moon Sweepers』の累計プレイヤー数が60万人を突破したと発表した。本作は10月23日にPC(Steam)向けに配信され、配信開始からわずか1週間での達成となった。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Moon Sweepers』は、一人称視点の月面お掃除シミュレーションゲームだ。舞台となるのは、大量の砂ぼこりに覆われた月。月面をきれいにするため、月面清掃局「Lunar Surface Department(LSD)」は清掃員を派遣することにした。しかし予算不足がたたり、支給された清掃道具はなんと歯ブラシ1本のみ。プレイヤーはそんな過酷な労働環境のなか、月面全体の清掃に従事していく。最大16人でのオンライン協力プレイに対応している。

本作では、歯ブラシなどの清掃道具を使って月面の砂ぼこりを集め、回収した砂ぼこりを保管施設に持ち込んで出荷することで報酬を獲得できる。得られた資金は、清掃道具の購入やアップグレード、砂ぼこりの所持容量の増加などに使用可能だ。また、清掃範囲が広がるにつれて、各地に保管施設を建設したり大型の清掃車両を導入したりできる。

また、建築ツールを使うことでガレージや搬送ベルト、太陽光パネルといった設備を建設可能。回収した砂ぼこりを圧縮装置で砂に加工したり、ストーンプレスで石を生産したりすることで、資源をより価値の高い製品へと変えられる。さらに、搬送ベルトに分岐器や合流器を組み合わせ、資源の輸送から加工、出荷までの工程を自動化することもでき、清掃ロボット「J.O.O.N.A.S」を導入すれば、プレイヤーに代わって月面の砂ぼこりを回収してくれる。こうした設備を拡充していくことで、歯ブラシ1本から始まった清掃作業が、やがては月面全体を対象とした大規模な清掃事業へと発展していくわけだ。なお本作は最大16人でのオンライン協力プレイに対応しており、仲間と手分けして広大な月面を清掃できる。もちろん、1人で黙々と月面を掃除することも可能だ。

本作は10月23日に配信されるとすぐさま多くのプレイヤーが集まり、配信初日の時点で最大同時接続プレイヤー数約9000人を記録(SteamDB)。そして10月30日には、開発元が累計プレイヤー数60万人突破を発表し、あわせて最大同時接続プレイヤー数が7万人に達したことも明らかにした。開発元は、歯ブラシで月を掃除するというゲームが、世界中のこれほど多くのプレイヤーに届くとは想像していなかったとコメント。ゲームを支持したプレイヤーやレビューを投稿した人々、不具合の報告などで開発を支えてくれた人々に感謝を伝えた。なお本稿執筆時点の最大同時接続プレイヤー数は8万3138人となっている。

ちなみに今後の展開については、12月に初の大型コンテンツアップデート「Update 1.1」が配信予定だ。開発元は本アップデートについて、これまでで最大規模のアップデートになると説明しており、工場システムの拡充を中心に多数の新要素を導入する方針だという。

具体的には、新たな機械や工程を追加し、月面で収集した資源をより価値の高い素材や製品へと加工できるようになる予定。また、新たな清掃道具やアップグレード要素を導入することで、掃除の手段も増やしていくという。さらに自動化システムにも手が加えられ、より大規模な清掃事業を構築できるようになるほか、新たな建築要素や基地の拡張に関する改善も計画されている。

なかでも開発元は、ゲーム終盤のコンテンツに注力していると説明している。多くのプレイヤーから、より多くの要素をアンロックしたい、もっと大きな工場を建設したいといった要望が寄せられているといい、Update 1.1ではこうした声に応える方針だ。なお、月面全体の清掃が完了したとしても、「まだ仕事は続く」とも述べている。月面清掃の先にどんな仕事が待ち受けているのか、今後の展開にも期待したい。

『Moon Sweepers』はPC(Steam)向けに配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。

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