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PS5/PC注目の大作『Phantom Blade Zero』、まだ発売前なのに「もう100万本以上売れてそう」との調査レポート。60%以上が中国の売上、予約だけでヒット
S-GAMEは10月29日、『Phantom Blade Zero』を発売予定。本作はすでに、ダウンロード版の予約売上だけで85万本に達していると推計されている。

デベロッパーのS-GAMEは10月29日、『Phantom Blade Zero』を発売予定。対応プラットフォームはPS5/PC(Steam/Epic Gamesストア)で、日本語表示に対応する。明日の発売が迫るなか、市場調査会社Alinea Analyticsは発売前の本作がすでに、ダウンロード版の売上だけで85万本に達したと推計している。
『Phantom Blade Zero』は、暗黒武侠アクションアドベンチャーゲームだ。本作の舞台となるのは、スチームパンクやオカルトなどが融合した架空の武侠世界「影界」。主人公は、主君殺しの濡れ衣を着せられ、心臓に深手を負った剣客だ。余命わずかとなった彼は、陰謀はびこる世界を駆け巡り、黒幕を見つけ出そうとする。剣刃が飛び交い、血と雨が降る戦場にて、愛憎入り交じる己探しの旅が繰り広げられる。

本作は2023年に発表され、Unreal Engine 5にて構築された重厚なグラフィックや、アクション映画スターのドニー・イェン氏がクリエイティブコンサルタントを務めていることなどから注目を集めてきた。当初は発売日が2026年9月9日と告知されたが、後に10月29日に発売延期となることが発表(関連記事)。このたびついに発売を迎える。
Alinea Analyticsの推計によれば、そんな本作はダウンロード版の予約注文だけですでに販売本数が85万本に到達しているという。ダウンロード版の販売本数の比率はSteam版が73.8%、PS5版が26.2%とのこと。そして世界での販売本数の62.5%を中国が占めているそうだ。推定売上金額は4300万ドル(約68億円)とされている。Alinea Analyticsは、中国のPCゲームストアWeGameで販売されている本数も加味すれば、累計販売本数は100万本をはるかに超えていると予想している。

なおSteamにて中国語ユーザーから絶大な人気を博したゲームといえば、2024年8月発売の『黒神話:悟空』が代表例といえる。同作は発売初日のプレイヤーの約88%が中国ユーザーであったことが伝えられており、8月のSteamの言語別ユーザー割合も簡体字がトップに躍り出ていた(関連記事)。ちなみに同作の最大同時接続プレイヤー数は約241万人であり、これはSteamの最大同時接続プレイヤー数ランキングにて『PUBG: Battlegrounds』に次ぐ歴代2位の記録となっている。セールス面も圧倒的であり、中国の新華社研究院が今年6月に公開したレポートによれば、『黒神話:悟空』の販売本数は3000万本に達し、その半数以上は中国国外での売上とのこと(IT之家)。
ちなみに『Phantom Blade Zero』の開発元S-GAMEも、『黒神話:悟空』の大ヒットのおかげで多額の資金調達に成功したことも報じられていた(関連記事)。また『黒神話:悟空』は中国での大型シングルプレイゲーム人気の火付け役にもなったようで、Leenzeeが手がけ2025年7月に発売された『明末:ウツロノハネ』も今年7月に累計プレイヤー数が500万人を記録している。
中国発の大型シングルプレイゲームが勢いに乗るなかで、満を持して発売される『Phantom Blade Zero』。予約販売本数だけでもかなり好調のようで、『黒神話:悟空』に続いて大ヒットをあげられるかどうかは注目される。また予約の時点では中国での販売本数が過半数を占めているものの、先述した『黒神話:悟空』のように、グローバルな人気を拡大していくかどうかにも関心が高まる。
『Phantom Blade Zero』は、PS5/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに10月29日発売予定だ。
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