Steamの“おすすめ割引”コーナー、来年初頭に大改造へ。ユーザーの好みをしっかり反映、埋もれゲームにも表示のチャンスか

Valveは9月30日、Steamの「割引&イベント」セクションについて、2027年初頭に予定されている仕様変更の概要を発表した。

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Valveは9月30日、Steamの「割引&イベント」セクションについて、2027年初頭に予定されている仕様変更の概要を発表した。カレンダーに基づいて手動で管理する方式から脱却し、各ユーザーに合わせて、より動的でパーソナライズされた方式へと移行するという。

Steamストアの「割引&イベント」は、主に現在セール中の作品や、各タイトルのイベントなどのプロモーションが掲載されるコーナーだ。先日よりこの表示内容が、よりユーザーの好みを反映するようになっているとする報告が業界人たちから上がっており、同コーナーからの流入が大幅に増加した事例も紹介されていた。(関連記事)。

そして今回Valveは公式ニュースにて、「割引&イベント」の現状と今後の変更について明かした。まず同社は、このコーナーが現在、販売パートナーがSteamworksを通じて直接スケジュールするか、またはSteamチームが独自にスケジュールすることによって設定されるキュレーション枠になっていると説明。一方、今後はこうしたアプローチから脱却することで、割引ゲームやセールイベントが限られた数の枠に制限されることなく、より多くの露出を得られるようになるという。

Valveいわく、このキュレーション枠の一部を、より動的でパーソナライズされたおすすめに置き換える実験をここ数か月間おこなってきたそうだ。そしてこの仕様変更によって、そのセクションで1日にユーザーに表示するゲーム数を10倍に増やすことができ、結果としてストアページの閲覧数やウィッシュリストへの追加数、カートへの追加数が大幅に増加したとのこと。Valveはこの仕様変更について、ユーザーの嗜好が多様化し、ユーザーにとって関連性の高いお得な情報が常に多数用意されている現状において、手動でカレンダーを管理するという制約は、あまり意味を持たなくなったからだとしている。

仕様変更がおこなわれる時期の詳しい情報は、今後数週間以内に開発者向けに伝えられるという。ただし、日替わりスペシャルなど、カレンダーを使用してのキュレーションは、すでにスケジュール設定が一時停止されているとのこと。これまでに予定済みのキュレーションは維持されつつも、来年初頭には完全に終了するそうだ。なおこうした変更の一環として、開発者がSteam上での割引やセールイベントをより適切に管理できるツールも提供されるようになるという。

Steamでは今年6月に正式実装された「パーソナルカレンダー」機能をはじめ、ユーザーの好みにあわせて作品をおすすめする仕組みが取り入れられてきた(関連記事)。来年初頭に実装予定の「割引&イベント」での新たなアプローチは、開発者とユーザーの双方にとって良い体験をもたらすとされており、ディスカバリー機能において「適切なゲームを適切なユーザーに紹介する」という目標に向け、着々と改善を進めているようだ。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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