超常アクション『コントロール レゾナント』、Steam同接「3万4000人超」の大盛況。“パリィなし”のド近接バトル、姉を探して「重力あべこべ」マンハッタンへ殴り込む

Remedy Entertainmentは9月24日、『CONTROL Resonant』を発売した。本作はSteamにて3万4000人以上のプレイヤーが集まるなど、リリースから間もなく盛況を博している。

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デベロッパーのRemedy Entertainmentは9月24日、『CONTROL Resonant(コントロール レゾナント)』を発売開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S。本作は発売直後から盛況となり、Steam版の最大同時接続プレイヤー数は3万4000人を超えている。

『コントロール レゾナント』は、2019年に発売された超常アクションゲーム『CONTROL』の続編だ。主人公となるのは、前作の主人公「ジェシー・フェイデン」の弟「ディラン」。長年にわたって連邦操作局(FBC)に拘束されていたディランは、現実そのものを書き換えようとする宇宙的存在に対処するため、超常現象に侵食されたマンハッタンへ送り出される。街には、前作にも登場したヒスやモールドなどの超常的な脅威がはびこっており、ディランはFBC局長である姉ジェシーの行方を追っていく。

本作では、前作から主人公が交代しただけでなく、舞台や戦闘システムも大きく変化している。前作では変形する銃「サービスウェポン」を使った銃撃戦が中心だった一方、本作のディランが扱うのは、形態を変える近接武器「アベーラント」。重量級の両手ハンマーから素早い双剣まで瞬時に姿を変え、超常能力と組み合わせて敵と戦う。また、戦闘ではパリィを採用せず、高低差のある空間を素早く動き回りながら攻撃をつなげていく設計となっている。開発陣はこうした戦闘を「プッシュフォワード・コンバット」と呼んでおり、2016年版『DOOM』における戦闘エリアを立体的に動き回る感覚が参考のひとつになったという(インタビュー記事)。

また、舞台となるマンハッタンでは重力そのものが歪んでおり、壁や天井などを足場として進む場所も存在。地上だけでなく、地下や別次元へと足を踏み入れることもあり、各地にはストーリーミッションやサイドクエスト、パズル、ボス戦などが用意されている。

屋外へと舞台が広がったことで、風や雨といった自然現象も取り入れられており、重力異常が発生する場所では、雨の落ちる方向が「本当の下」を示す目印として機能している。そのほか、キャラクターの育成では、超常能力やアベーラントを強化できるほか、「アーティファクト」などを組み合わせて独自のビルドを構築可能。クリア後には強化内容の多くを引き継ぐ「ニューゲーム+」も用意されている。

『CONTROL』

こうした大胆な進化を遂げた『コントロール レゾナント』だが、その前作となる『CONTROL』も大きな実績を残している。前作は長年にわたって販売本数を伸ばし続け、5月時点で累計販売本数は600万本を突破。BAFTA Games Awardsでは11部門にノミネートされ、さらに世界各地で20以上のGame of the Year賞を受賞したほか、累計プレイヤー数も約2000万人に達している。

そして『コントロール レゾナント』も発売前から関心を集めており、9月23日には全プラットフォームをあわせたウィッシュリスト登録数が200万件を突破したことが発表されていた。クリエイティブディレクターのMikael Kasurinen氏によれば、開発には7年を費やしたといい、その過程では作り直しや破棄も重ねながら、目指す形を探り続けたという。その後9月24日に発売されると、さっそく多くのプレイヤーが集まり、Steam版の最大同時接続プレイヤー数は本稿執筆時点で3万4345人を記録(SteamDB)。Steamユーザーレビューは約1200件中87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

本作は、広い空間を高速で駆け回りつつ、変形武器と超常能力を次々に繰り出す近接戦闘が持ち味だ。敵との距離を詰めながら武器形態や能力を切り替え、立ち止まらず攻撃を重ねていくテンポのよい攻防を楽しめる。また、超常現象によって大きく姿を変えたマンハッタンを巡る探索や、重力異常を取り入れたレベルデザイン、戦闘を盛り上げるサウンドなども評価されている。一方で、近接戦闘の単調さやバランス面を課題として挙げる声もあるようだ。なかでも、序盤の敵がタフに感じられることや、スタンさせるまでに多くの攻撃を要すること、ディラン自身の戦闘能力が十分に強く感じられない点などが指摘されている。

こうした中、本作の開発を手がけたRemedy Entertainmentは発売にあわせてホットフィックス1.3.3を配信している。同デベロッパーによれば、序盤では敵の体力が高く感じられる場合があり、敵をスタンさせて処刑へつなげるまでに必要な攻撃回数や、ディラン自身の戦闘能力についても調整が必要と判断したという。アップデートでは多くの敵と一部ボスについて基礎体力とスタンに必要な値を引き下げたほか、アベーラントおよび超常能力の最大性能を引き上げた。また、ビルドを試しやすくするため、能力の振り直しにかかるコストも恒久的に引き下げられた。今後もプレイヤーからのフィードバックを確認しながら調整を続けるとしている。主人公、舞台、戦い方まで大きく様変わりした、新たな『CONTROL』の世界。気になる方は、ディランとともに歪んだマンハッタンへ足を踏み入れてみてはいかがだろうか。

『CONTROL Resonant』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/XBOX Series X|S向けに発売中。通常版に加え、デジタルアートブックやオリジナルサウンドトラック、衣装「AWEミッション」などを収録するデジタルデラックス版も販売されている。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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