パブリッシャーのNEOWIZとAMDは、発売予定のゲーム『偽りのP （Lies of P）』のプレイ映像を公開した。本作は、童話「ピノッキオの冒険」がモチーフになっている、ソウルライクのアクションゲームである。公開された映像はやや珍しい8K解像度で描かれている。
『Lies of P』は、韓国NEOWIZ傘下のゲームスタジオRound8 Studioによって開発されている。童話「ピノッキオの冒険」とソウルライクが掛け合わされた点が特徴的なアクションゲームだ。20世紀初頭のヨーロッパ、いわゆるベル・エポックの時代がモチーフとなっている。本作では、現実では華やかだったとされるこの時代が“没落し崩壊”したような都市クラットが舞台。主人公のピノキオは荒廃した暗いヨーロッパの街に溢れる脅威を乗り越えつつ、人間になるために残酷な旅をする。道中に分岐があるさまざまなクエストが存在し、プレイヤーの選択によってエンディングが変化するそうだ。
プレイ映像をみると、ソウルライクゲームではおなじみの「ダークな世界観で強大な敵を倒す」ゲームであることがうかがえる。また、よく見るとピノキオの左手が、義手のように異質な武器であることが分かる。本作品には、人形であるピノキオの体の一部を改造するシステムがある。これによって戦闘用だけでなく、便利でユニークなスキルも習得できるそうだ。
また、予告映像において8Kのゲームプレイが押し出されているのは、珍しいかもしれない。8Kでゲームを動作させるには、当然高性能のマシンが必要となる。AMDのグラフィックカードRadeon RX 7900 XTX上で動作する映像では、綺麗な風景がみてとれる。8K解像度での描写に耐えうる、高品質なビジュアルが用意されているのだろう。
『Lies of P』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC（Steam）で今年2023年発売予定だ。なお、Xbox Game Passでも初日から提供予定だ。Steamではストアページが公開されているので、本作が気になった人は、一度見てみてはいかがだろうか。
