『フォートナイト』の今シーズンに関する、有志のパッチノートが制作されているようだ。『フォートナイト』では6月17日、チャプター2シーズン3が開始された。島の半分が水没し、新たなロケーション、武器など数多くの新要素が追加された。しかし一方で、Epic Gamesはチャプター2からパッチノートを公開しない方針を貫いている。そこで海外掲示板Reddit内のコミュニティr/FortNiteBRでは、ユーザーの報告をもとにパッチノートを作成しているのだ。作成者は掲示板のモデレーターFortniteRedditMods氏。ただし、自分で変更点を見つけるのも『フォートナイト』の楽しみの１つ。ネタばれも含むので、注意していただきたい。
まずは島に追加された新要素について紹介。「ザ・エージェンシー」は現在「ザ・オーソリティー」に変更された。シーズン2で島の中央の孤島にあった施設が「ザ・エージェンシー」。激戦区の１つで、レアアイテムが獲得できる場所だった。「ザ・エージェンシー」は、ワンタイムイベント「ザ・デバイス」で破壊されてしまったが、シーズン3では要塞のような見た目に変化。「ザ・オーソリティー」となって復活した。島の半分が水没したことで、ほかにも消えてしまった施設や新たに登場したロケーションが多数ある。
木でできた構造物は、シーズン3から燃えるようだ。プロパンタンクをツルハシでなぐると、火がついて爆発する。そこから建物に引火し、建築物の耐久が0になるまで燃え続けることが報告されている。とはいえ、プロパンタンク自体が珍しいので、見かける機会は少なそうだ。さらにキャンプファイアに乗るとダメージが発生する。木造の建築物と同様に、キャラクターも炎に触れるとダメージを受けてしまう。キャンプファイアはマップの各地に設置されたアイテムで、火をつけて周りにいると、じわじわと体力を回復してくれる。上に乗らなければ、今までどおり使用できるだろう。
サメに乗れるようになったこともシーズン3の注目ポイントの１つだ。サメは水びたしになったエリアを泳いでいて、フィッシングフックで釣ることで、乗り物として使える。2000HPとかなり頑丈だが、乗り物としては高所に登るのが苦手。乗っている間は銃を撃つこともできる。捕まえていない状態のサメは飛びかかってくることもあり、建築物を破壊する凶暴な生き物だ。
海の渦巻に入ると、グライダーを再展開できる。シーズン3では、水浸しになったマップの各地に渦巻が追加された。これに入るとキャラクターは上空へ吹き飛ばされ、グライダーで滑空できる。サメや渦巻のほかにも、追加でジップラインやモーターボートが配置され、前シーズンより移動手段が増えたといえそうだ。
可愛らしい小ネタも発見されている。手足が生えた宝箱が島の南東、沈んだ工場の煙突の上に出現。手と足が宝箱から出ているだけだが、見ていて面白い。そしてテディベアとノームが仲良しになった。シーズン2ではウィーピングウッズ周辺で熊のぬいぐるみと小人の人形たちの険悪な関係が描かれていた。プレイヤーは、チャレンジをこなす中で、彼らの関係の変化を読み取ることができるというものだった。最終的に二つの勢力は武器を持って全面対決するが、プレイヤーの手によって武装解除されていた。シーズン3では、テディベアとノームは仲直りして、一緒に日光浴をしている。
そのほか、ヘンチマンが次元の裂け目からスポーンすることが報告されている。ヘンチマンはチャプター2シーズン2から登場した、特定のエリアを防衛しているAIキャラクター。シーズン3ではさらに空の次元の裂け目からも、隕石と一緒に降下してくる。降下後はマップの各地を集団で徘徊しているようだ。マップのどこにいても、AIからの横やりが入ってきそうな変更点だ。
最後にアイテムの変更について紹介。新武器として、チャージショットガンが追加された。レアリティはコモンからレガシーまで出現。射撃長押しで、威力を高めて撃つことができる。保管庫に送られたポンプショットガンと交代するかたちでの追加だ。チャージしていない状態だとポンプショットガンより威力が劣るので注意。
追加されたミシック武器
・キットのショックウェーブランチャー
・キットチャージショットガン
・ジュールズのドラムガン
・ジュールズのグライダーガン
・オーシャンのバーストアサルトライフル
保管庫から戻ってきたアイテム
・ハンティングライフル
・スティンクボム
・コンパクトサブマシンガン
・グラップラー
・チャグスプラッシュ
・チャグジャグ
保管庫へ送られたアイテム
・ポンプショットガン
・シーズン2のミシック武器
アイテムの調整内容
・バーストアサルトライフルが3点バーストから2点バーストへ変更
・リンゴ、トウモロコシ、キャベツなどをインベントリへ入れて持ち運べるように。
食べ物はマップの各地にスポーンする回復アイテム。その場で食べることもできるが、今シーズンからはアイテムとして持ち運べる。
