『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ディレクターの桜井政博氏は1月16日、同作の新情報を公開する放送「? ? ? のつかいかた」の中で、新ファイターのベレト/ベレスの参戦を発表した。『ファイアーエムブレム 風花雪月』からの参戦となる。1月29日に配信するという。
https://www.youtube.com/watch?v=tAqCMdolHOM
「ベレト/ベレス」は天帝の剣を含め、4つの方向に対応した4つの英雄の遺産を扱うキャラクターだ。リーチの長い弓や槍から、一発の重い斧まで多様な武装を持っているが運動性能は低めで、ルフレよりはマシな程度。桜井政博氏によれば「間合いの鬼」だという。
魔剣 天帝の剣は、原作同様鞭状に変化したりなど、見た目以上のリーチを誇る上に対応した武装。上空中攻撃は判定が大きく持続が長め。上必殺技には、蛇腹剣を伸ばして相手を引き寄せる効果があり、%が一定以上溜まった相手を捕まえて下方向へ追撃したり、復帰にも使用できる。
横入力に対応した魔槍アラドヴァルは、間合いが広い武器だ。先端部分が強力な横スマッシュ。マルスなどの空中攻撃に対してリーチで一方的に打ち勝てる前後の空中攻撃。横必殺技ではリーチを生かして槍を振り上げ 空中版大きく薙ぎ払う。
魔斧アイムールは、溜めが長い分一撃の重い武装。下必殺技は、スーパーアーマー付きのファルコンパンチに似た技で、ファルコンパンチよりも発生が遅く、同時に撃つとアーマーがある分打ち勝てる。構え中は左右に振り向けるが、掴まれる。ギリギリ間合いの外でも、相手が地上にいる場合なら少しだけ吹き飛ばす性質を持つ。下空中攻撃ではメテオにも対応している。
魔弓フェイルノートは、2段階のチャージに対応した長射程の遠距離武器。通常必殺技では弓を構え、リンクの弓よりも威力の高い攻撃を放つ。シールドキャンセルなどは可能だが途中で撃つことはできず、より強力な矢が放てる二段目のチャージに入るとキャンセルもできなくなってしまう。通常空中攻撃でも使用し、ピットのように弓を回して攻撃する。最後の切り札は神祖破天。ソティスが背後に登場し、協力して攻撃する。カラーには男女のほか、3組の級長をイメージしたカラーや、緑髪になったものが用意されている。
合わせて、ステージとBGMも追加される。ステージ「ガルグ=マク大聖堂」は、4つのエリアを行き来するステージ。アイテムが売っていた市場、大昼間、シンプルに横に長い連絡橋、大聖堂の4エリアで構成されており、 概ね2分半で一巡。市場には青獅子の学級からディミトリ、ドゥドゥ、イングリット。大昼間には黒鷲の学級から、エーデルガルト、ドロテア、ペトラ。連絡橋には金鹿の学級、クロード、ローレンツ、ヒルダ。大聖堂にはレア、セテス、フレンがゲストとして登場。なお、大広間にあるシャンデリアは破壊可能だが、高所にあるためベレス/ベレトはシャンデリアまで攻撃が届かないそうだ。BGMは全11種類、テーマソングは日本語版と英語版がそれぞれ収録されている。
Miiファイターコスチューム第5弾も発表された。今回追加されるのは、『アサシンクリード』からアルタイル[剣術]、『Rabbids』からラビッツ[ぼうし]、『ロックマンＸ』からエックス[射撃]、『ロックマンエグゼ』からロックマン.EXE[射撃]、『CUPHEAD』からカップヘッド[射撃]の5つ。カップヘッドには楽曲も1曲付属する。
放送中には、エンブレムと言っても良いが、エムブレム警察に逮捕されるため表記してはいけないという発言も飛び出した「【スマブラSP】? ? ? のつかいかた」。『ファイアーエムブレム 風花雪月』からは初だが、『ファイアーエムブレム』シリーズのキャラクターとしては8体目のキャラクターとなる「ベレト/ベレス」は、遠距離攻撃から重めの一撃まで幅広い動きの揃ったキャラクターとなっており、少し先となる配信日が楽しみだ。
