スタイリッシュ美少女3Dアクション『Mysteria』など最近紹介した開発中のインディーゲームをまとめるWeekly Indie Pick

「Weekly(Monthly) Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で取り上げたタイトルをおさらいする企画。今回は2019年7月12日(金)から2019年8月9日(金)の間に紹介したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

「Weekly(Monthly) Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で取り上げたタイトルをおさらいする企画。今回は2019年7月12日(金)から2019年8月9日(金)の間に紹介したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

今回注目したいのは『Mysteria ~Occult Shadows~』。猫耳少女たちが活躍する3Dアクションゲームだ。国産のタイトルだと言われても全く違和感のない、アメリカンショートヘアやホッキョクギツネなどをモチーフにした、可愛らしい美少女キャラクターの3Dモデルにより、華麗なアクションが描かれる。

 

Chernobyl 1986

「チェルノブイリ事故」の真実はインタビュー集や回顧録をはじめ、映画、音楽、漫画などさまざまなメディアに乗り、忘れ得ぬ教訓として事故発生から30年余りが過ぎた今もなお、我々に向け伝えられ続けている。今回紹介するSteam向け『Chernobyl 1986』もまた、事故から生まれた教訓を伝えるメディアの一つであり、未来に向けた祈りの一つでもある。本作は事故発生までのカウントダウンから始まり、事故の収束まで如何に多くの人命を救うか、被害規模を抑えられるかを目標とするアドベンチャー・ストラテジーゲームなのだ(紹介記事)。

 

Shadows of Doubt

『Shadows of Doubt』は、1980’sノワールの香りが立ち込めるボクセルの箱庭で、秘密探偵となって殺人鬼を追いかけるステルス/シミュレーションゲーム。完全にシミュレートされた街から、信頼できる情報を見極め、事件を解決しよう。 本作は都市開発パズル『Concrete Jungle』(参考記事)の作者としても知られるイギリス人デベロッパーCole Jefferies氏個人により制作されており、2019年末のSteam(Windows)早期アクセス販売開始を目指し、現在開発が進められている。本作は、ステルスアクションと謎解きシミュレーションの両方のエッセンスを自動生成されるボクセルの箱庭に詰め込んだ意欲作である(紹介記事)。

 

Mysteria ~Occult Shadows~

『Mysteria ~Occult Shadows~』は、動物をモチーフにした少女たちが目を惹く3Dアクションゲーム。舞台となるのは、超自然的な現象が発生する「MYSTERIA」と呼ばれる土地。プレイヤーが操る少女は、神殺しと呼ばれる古代の武器Deal Scyth、Spirit Sword、Shadow Dual-Bladesの3つを所持しており、この3つをシームレスに切り替えつつ、空中ダッシュなどを駆使しながら、多数の敵と戦いを繰り広げていく。プレイ時間は6時間から8時間程度。30種類以上の敵と豊富なスキル、物語としては少女たちの友情が描かれるそうだ(紹介記事)。

 

Jack Move

『Jack Move』は、キュートなドット絵で描かれたサイバーパンク世界を冒険する2DターンベースRPGである。 『ニューロマンサー』、『AKIRA』などのサイバーパンク作品や、『ファイナルファンタジー』シリーズ、グランディアなどのJRPGに影響を受けて制作された本作は、連れ去られた父を取り戻すために世界を支配する企業との戦いに赴く反逆軍のハッカーNoaを主人公とする物語だ。Noa Solaresは、かつて勃発した謎多き戦争「Data Wars」を生き残った歴戦のハッカーとして語られる人物(紹介記事)。

 

Savior

アメリカのインディースタジオStarsoftが、2Dアクション・アドベンチャーゲーム『Savior』を開発中だ。同スタジオとして初めての作品となる本作では、1990年代の名作が持つ素晴らしいゲームプレイを、現代的な要素を織り交ぜながら再構築することを目指しているという。『Savior』の舞台となるのは「Arcadia」と呼ばれる島国。ここには「The Chosen」と「The Fallen」というふたつの勢力が存在し、何世紀にもわたり冷戦状態が続いている。もともと、この土地では「The Creed」という教えとその神「The Daystar」が信仰されており、これに疑問を唱える者は地中深くにある世界へと追放された(紹介記事)。

 

Genesis Noir

『Genesis Noir』は、洒落た小説の挿絵のような3Dグラフィックが特徴のインタラクティブ・アドベンチャーゲームである。シュールレアリスム的銀河を旅し、幻想的なパズルを解き、こじれた三角関係を崩壊させる「Big Bang」を止めるのだ。本作はポイント&クリック型のアドベンチャーであり、主人公のNo Manを操作して世界を探検していくことになる。『Windosill』や、『CHUCHEL』などを開発するAmanita Designのゲームから影響を受けており、謎解きだけでなくゲームとの触れ合いやインタラクション自体が楽しい作品になっているそうだ。一見2Dのようで、その実3Dで描写されているグラフィックも印象的(紹介記事)。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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