カテゴリー レビュー・インプレ
レビューは、オンラインゲームなど終わりがないものを除き、原則クリアしたタイトルを対象にしています。アーリーアクセスやデモなど正式発売前のゲームはプレビュー、軽い紹介はインプレッションとして分けています。
『Dr. Langeskov, The Tiger, and The Terribly Cursed Emerald : A Whirlwind Heist』レビュー いま、ほかのひとがプレイ中なんだ。だから、きみはプレイできない
『Dr. Langeskov, The Tiger, and The Terribly Cursed Emerald : A Whirlwind Heist』は、Davey Wreden氏とともに『The Stanley Parable』を世に送り出したもうひとりの鬼才、William Pugh氏率いるCrows CrowsCrowsの作品だ。
「Steamコントローラ」はサターンパッドの夢をみるか
Valveから海外で発売されたSteamコントローラ。ゲームパッドの形をしたマウス+キーボードである。本稿は少し違った視点から本機の可能性を追求する。はたしてスチコンでサターンパッドを再現できるのだろうか。
『Viscera Cleanup Detail』レビュー 爆散したエイリアンの死骸を片付けたい人のための清掃人シミュレーター
『Viscera Cleanup Detail』は、宇宙船内に爆散したエイリアンの死骸を片付ける掃除人シミュレーターである。デベロッパーはRuneStorm。価格は12.99ドル。アーリーアクセスを終えた『Viscera Cleanup Detail』のレビューを届けする。
『The Beginner’s Guide』レビュー ――今日においてもっとも優れた語りの構造をもつビデオゲーム
『The Beginner’s Guide』は、とてもメタフィクショナルなゲームだ。10月1日にEverything Unlimited Ltd.より発売された。プレイを開始すると、真っ白な画面から男性の声が語りかける。「こんにちは。『The Beginner’s Guide』をプレイしてくれてありがとう。
『Space Food Truck』プレビュー 1人で遊んだほうが楽しい4人協力デッキ構築型ゲーム
『Space Food Truck』は銀河の星々を巡って食材をあつめ、顧客に料理を振る舞うデッキ構築型ゲームだ。最大の特徴は、登場する4人のクルー=デッキが協力するゲーム設計にある。役割のちがう4デッキを同時につかうカードゲームが気軽に遊べるのは、デジタルならではの恩恵といえよう。
『Renowned Explorers』レビュー 原住民相手に空気を読む近代探検ローグライク
『Renowned Explorers』は、架空の19世紀を舞台に探検家の活躍をえがいた非ハックアンドスラッシュのローグライクだ。「探検」「戦闘」「チーム強化」の3サイクルが力強く回転し、運と戦略の大渦をつくりあげる。その戦略の模索をうながすリプレイアビリティがプレイヤーを冒険中毒にいざなうだろう。
あなたが「ニンジン」を食べるとき、恐怖は始まる…。異色の野菜ホラーゲーム『Carrots and Cream』が描く生々しい怖さ
ゲームジャム「Asylum Jam」で、"野菜をテーマにしたホラーゲーム"という異色の作品『Carrots and Cream』がひっそりと登場している。
『Void and Meddler』レビュー ――売買される記憶と過去を失った女
『Void and Meddler』は、物質化された記憶が売買される近未来ふうの都市を舞台とした、ポイント&クリックゲームだ。プレイヤーは2年前にすべての記憶を失った主人公「Fyn」を導いて、種族や性別の境界があいまいになった都市を巡り、彼女の過去の記憶を探し当てる。
“レトロ系”に終わらない愛の2DドットRPG『Undertale』レビュー、あなたが「現実」から「ビデオゲーム」へと帰るとき
本作のトレイラーなどを見て『MOTHER』を思い浮かべたのなら、その直感は正しくもあり、間違いでもある。今回のレビューでは単純な「レトロ系RPG」に終わらない『Undertale』の魅力を読み解いていこう。
『Rebel Galaxy』レビュー スター・ウォーズに反逆した銀河の無法者
『Rebel Galaxy』は西部劇をモチーフとした宇宙アクションRPGだ。アクション部分は三人称視点で宇宙船を操舵する「スペースコンバットシム」にあたる。この手のゲームにただよう様式主義を3つのアンチメジャー手法で打開した。