カテゴリー レビュー・インプレ
レビューは、オンラインゲームなど終わりがないものを除き、原則クリアしたタイトルを対象にしています。アーリーアクセスやデモなど正式発売前のゲームはプレビュー、軽い紹介はインプレッションとして分けています。

ホログラムとして再現された四人の技術者と協力し、テラフォーミングに失敗した惑星からの脱出を計るADV『Alone With You』紹介
この惑星への入植計画は16年前に開始されたが、ある事故によってテラフォーミング工程は失敗し、人類のすべての努力は水泡に帰した。あなたは入植基地に残されたたったひとりの生き残りとして、すべての通信が途絶した惑星からの脱出のために奔走することとなる。

『Gunman Taco Truck』レビュー
マシンガンとタコスを手に世紀末を爆走する、これがメキシコ式ポストアポカリプス
ゴア表現ありのガンシューティング。暴力と狂気が渦巻くポストアポカリプス。ローグライクの金字塔『FTL - Faster Than Light』。これらゲーマーの大好物に、スパイシーな難度をたっぷりかけたアツアツのタコスが、『Gunman Taco Truck』だ。

格闘ゲームの文脈からみる『For Honor』レビュー。研ぎ澄まされた「死合い」は、プレイヤーの殺戮本能を呼び覚ます
『For Honor』は分類分けのしづらいゲームである。いや、むしろ遊ぶモードによってゲームが違うといってもいいのかもしれない。

北欧の古民族に伝わる異教の神話が、艶やかな動く絵画で語られていく。2DサイドスクロールADV『The Mooseman』紹介
『The Mooseman』は、フィンランドやノルウェーなどが面するバルト海近辺から、ロシア連邦はサンクトペテルブルグ付近に分布するフィン・ウゴル系民族のあいだで語り継がれてきた神話をもとに、さまざまな表現を広義の2Dサイドスクロール型のアドベンチャーに落とし込んだ作品である。

慣れ親しんだ故郷と人々に、さようなら。ただ別れを告げるだけのウォーキングシミュレーター『Leaving Lyndow』紹介
『Leaving Lyndow』は、少なくとも長い間会うことがないだろうと思われる人々と故郷に、はっきりと言葉で別れを告げる“だけ”の作品だ。ひとたびプレイをはじめれば、この状況はプレイヤーの好奇心をおおいにそそることだろう。

潜水艦が進む海底探検アクション『Diluvion』紹介。胸躍る未知の海底、手に汗握る巨大生物との戦い
『Diluvion』は、私たちが普段あまり知ることのない海中にフォーカスを当てた、3Dオープンワールド型アクションゲームである。プレイヤーは潜水艦の艦長となって船員たちをまとめあげ、「深度1000」の深海を目指す。

男を供物に、女を奴隷に。原作の名に恥じないハードな世界観が描かれるサバイバルゲーム『Conan Exiles』を紹介
本記事では全裸キャラクターのおっぱいや陰茎といったセクシャルな表現が原因で、あるいは早期アクセスを理由に購入をためらっている人に、『Conan Exiles』といったいどんなゲームなのか、けっして“陰茎スライダー”だけが本作の売りではないということをお伝えしたい。

国産無料スマートフォン向けADV『からっぽのいえ』紹介。父と娘、OSとロボットの、愛が死に打ち克つ物語
『からっぽのいえ』は、個人制作者のにょり氏によって開発されたスマートフォン向けの作品である。すでに『ひとりぼっち惑星』で偉大な達成を成し遂げた氏の次の作品は、ミニマルなグラフィックと演出を踏襲しつつ、より内面的な問いかけに富んだ作品となっている。

『Horizon Zero Dawn』は単なる3人称視点アクションではなく“狩猟ゲーム”だった、約2時間にわたる製品版プレイレポート
多くのゲームファンがどよめいた2015年6月のE3でのトレイラーデビューから2年足らず、一度の延期を経て3月2日に日本での発売を果たす『Horizon Zero Dawn(以下、ホライゾン)』の製品版をプレイする機会を得た。

『バイオハザード7』レビュー。
「原点回帰」見事なり、初代「バイオ」から受け継ぐ4つの恐怖
お互いのメインタイトルを副題に据えているのを見れば、開発者の具体的な発言があろうとなかろうと、それだけで充分に「原点回帰」を連想する。そしてタイトルが指し示すように、『バイオハザード7』は間違いなく「原点回帰」を意識して開発されており、そして見事な再デビューを果たした。