『モンスターハンターワイルズ』★9にチャレンジ。『ステラーコード』は濃密でよかった。Switch 2『Drag x Drive』は腕の疲労がすごい。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。506回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。506回目です。暑さはそろそろ落ち着きそう。
上腕二頭筋・三頭筋に疲労感

今週は『Drag x Drive』を少しプレイ。車椅子バスケをモチーフにしたスポーツゲームで、Joy-Con 2のマウス操作でプレイすることが特徴です。左右のJoy-Con 2の動きがキャラクターの左右の手に連動しており、前後に滑らせることで車椅子の車輪を回せる。マウスを2つ同時に扱うなんて新感覚だが、車椅子の操作自体はかなり直感的。動かし方はすぐに理解できる。また、ボール保持時にJoy-Con 2を持ち上げて振るとシュートを打てる。
Bot相手に練習してから何試合かプレイしてみたところ、車椅子の操作が直感的とはいえ、バスケの試合の流れについていくとなると、そう簡単ではないというのが第一印象。あと、マウス操作する腕がすごく疲れる。意識的に力を抜いてプレイするのがコツなのかな。本作はJoy-Con 2のマウス操作のショウケース的な作品である一方で、スキル重視のガチな対戦ゲームなのかもしれない。
by. Taijiro Yamanaka
自分が鶏に変わっているのに気がついた

ほかのゲームも合間にプレイしつつ、相変わらず『Elin』をプレイしています。日々アップデートが続けられる中、不具合で操作キャラの種族が突然「鶏」になってしまうなんて珍事もありましたが、歴戦の冒険者たちは「まぁイルヴァだし、そういうこともあるか」とばかりに平然としていたのが印象的でした。私がそのことを知ってゲームを起動したときには既に修正アップデートが配信されていたようで、鶏になるチャンスを逃してしまったのが悔やまれます。
ゲームもゆっくりとですが進めており、重い腰をあげてようやく資金稼ぎ専門の農業拠点を整備し始めました。農業に最適な土地を探すため、オルヴィナからスタートして西へ向かったのですが、わりと近いリトルガーデン南でお目当ての特徴が揃ったポイントを発見。見つけるのに時間がかからなかっただけでなく、移動の際もリトルガーデン経由で行けるので、利便性もあってラッキーでした。まだ住人が揃っていないため全域に作物を植えられませんが、下地はできたと言えるでしょう。
新設した農業拠点の立地にはもうひとつメリットがあり、すぐ西にある海岸から海へ出て海底遺跡タイプのネフィアに挑戦しやすくなりました。他では出会えないモンスターもいますし、景観も涼しげで夏にはぴったり。今夏は暴力的な暑さが続いていますから、ゲームの中でくらいは暑さを忘れませんとね。
by. Naoto Morooka
相変わらず濃密

今週は、『ステラーコード』を遊んでいました。本作は『イハナシの魔女』を手がけたサークル・フラガリアによる、新作のSFミステリーADVとなっています。主人公の佐藤大地は、人工衛星を研究する大学4年生です。彼は夏休みを利用して、卒業論文を進めていました。しかし、10日前よりなぜか衛星との通信が失敗。日本へやってきた天才義妹の助言を得て大学の裏山を向かうと、そこには謎の円筒状物体が存在していました。謎の暗号を発する目的不明のボトル。大学周辺で起こる電波異常。研究者の不可解な死。地球をかけた謎解きへと挑む、壮大なミステリーと緊張感のあるストーリーが繰り広げられます。作中で主人公たちが解く謎は、要所でプレイヤーに対しても出題。共に謎へ頭を悩ませることで、とんでもない状況に実感がもてる点も特徴でしょうか。ストーリーだけを読みたいプレイヤーへ向けて、答えを見る機能やヒントなども用意されています。
体験版の範囲内でも大きな驚きと興奮があったのですが、その後も遊んでいてゾクゾクさせられる予想外のストーリーが展開。広げた物語を短い中でしっかりまとめた、緊迫感のあるゲームになっていました。ボーイミーツガールだった『イハナシの魔女』とはテイストはかなり異なるものの、テンポの良さは健在で、高い期待を上回ってくれる傑作でした。
by. Keiichi Yokoyama
そこに山があるから

『PEAK』に新バイオーム「メサ」が追加されたので遊んでいました。砂漠気候のような区画で、日が照っている間は火傷してしまうし、ハリケーンに飲み込まれればひとたまりもありません。入れ替わり元である高山の吹雪や間欠泉のようなギミックもなかなか特徴的でしたが、メサではギミックにさらに磨きがかかった印象。タンブルウィードに巻き込まれ、火傷から逃れるために日陰を探している最中に砂嵐に巻き込まれ、サボテンに突き刺さって撃沈、といった“コンボ”さえ登場しかねない。ダイナマイトによる事故の危険性は終始付きまとう。
現状は新米としてフレンドと大人数で登山を楽しんでいる状況。そんな新米難易度でもメサの難易度は群を抜いていると思います。ただ、そうした環境ギミックがプレイングに動きを生み出し、スリリングな面白さを生み出しているのは事実。決定的瞬間が何度も生み出され、また登りたくなる魅力的なバイオームになっています。追加バイオームだけでなくアイテム追加の感触も良く、今後のアップデートによるエリア追加も期待値高めで待てそうです。
by. Kosuke Takenaka
準備がメインディッシュ

アップデートが実施された『モンスターハンターワイルズ』を遊んでいました。新実装された★9モンスターに意気揚々と挑みましたが、まあ強い。とりあえず1体倒せはしたものの、時間かかりまくり被ダメージ大きすぎなので今のままで周回できる気がしません。ゾ・シア防具の必要な部位を揃えて以降は追加要素だけお試しする程度しか遊んでいなかったので、サボっていたツケが回ってきた感。まずはラギアクルス防具や歴戦王ウズ・トゥナ防具を揃えるところから始めていました。
ちなみに正直に白状すると、護石掘りは時間が無限に溶けそうなので本気でやり込む自信はないです。周回する気も当初はなかったのですが、いざ遊ぶとなぜか「周回できる状態」までとりあえず無性に整えたくなった次第。エンドコンテンツって周回しているときよりも、周回までの下準備の方が楽しくなりがち。★9モンスター用ビルドを将来の自分がちゃんと活用してくれることを祈りつつ、まずは準備を満喫しています。
by. Hideaki Fujiwara
新しい位置情報ゲーム

最近は出張が多いので、その楽しみのひとつとして位置情報ゲーム『ディズニーステップ』をはじめました。マップに点在する宝箱を、マップで拾える鍵を使って空けて、トレジャーなるバッジを拾うゲーム。ようするにディズニーを使った『ポケモンGO』ではあります。
ただ、ポケストップ的なものはかなり遭遇しやすかったり、トレジャーの収集に小さなマイルストーンが多かったり、道中入手できるアイテムの使い道が多かったり、先人の課題はいろいろ解決されている感。それと対戦要素などもなくある程度シンプルなので、わかりやすくていいかも。ほかの位置情報ゲームも好きなのですが、今は自分はひとつの位置情報ゲームやりこめないので、このカジュアルさが嬉しい。ただいわゆるレイドコンテンツについては、なかなか共闘者に出会えず困ったり。都心の人気スポットであるが結構人は集まるのだろうか。自分にとっては面白いゲームなのか人口増を願っています。ひっそり。
by. Ayuo Kawase