『バナンザ』のためにNintendo Switch 2買っていいレベル。『サイバーパンク2077』新規追加のオートドライブが良い。『LoL』新キャラユナラをさわる。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。502回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。502回目です。502という数字、なんだか苦手。


何気に変化は多い

今週はローグライクアクションゲーム『Neon Abyss 2』をプレイ。基本的なゲームプレイが前作とほぼ同じなことは意外だったが、キャラクターやアイテム、その他システム面に新要素が導入されている。特に武器強化周りの仕様が刷新され、アイテム効果もそれにあわせて調整。これはオンライン協力プレイに対応したことが背景にありそう。

武器とアイテムのシナジーが上手くかみ合えば気持ち良いが、前作と比べると“お手軽インフレ感”が減ったことは否めない。Steamのユーザーレビューでは、そこら辺が前作ユーザー間では賛否両論の様子。また、協力プレイでの報酬獲得が早い者勝ちである仕組みも不満の種となっており、こちらについては開発元がさっそく対応を予告。ひとまずプレイヤー間でアイテムを交換できるシステムを用意しつつ、抜本的な対策を練るそうです。まだ早期アクセス配信が開始されたばかりのため、今後の展開に注目しています。
by. Taijiro Yamanaka


『FF』コラボで人生初のTCG

『FF』シリーズとコラボ中の『Magic: The Gathering Arena』をプレイしました。世界初のトレーディングカードゲーム(TCG)である『Magic: The Gathering』(MTG)のデジタル版で、Steamやモバイル向けに展開されています。少年ジャンプの「遊戯王カードゲーム」のルールはある程度理解してますが、リアルでもデジタルでもTCGをプレイしたことはありませんでした。購入したパックからランダムにカードを獲得してデッキを組むので、重課金者が有利な印象があったためです。それでも『FF』コラボのカードがあまりにも魅力的だったのでやってみたわけです。

率直な感想としてTCG完全初心者でも想像以上に楽しい。ルールは省略しますが、無料で10種以上のスターターデッキが用意されていて、スターターデッキ戦でも非常に奥深い戦略性を味わえます。そして目的の『FF』コラボカードについては無料で8枚入りの3パックが貰えるうえに、バトルパスやゲーム内通貨でもパックが入手可能です。さらに、過去イベントのパックも大量に配布されており、それを開封していくとあらゆるカードに変更できるワイルドカードも入手できます。『FF』コラボカードは100種近くありそうなのでイベント終了までに可能な限り集めたいと思います。
by. Haruki Maeda


すぐに懐いたかわいいやつなんです

相変わらず『Elin』をプレイしています。他のゲームもちょこちょこかじってはいるのですが、大半は『Elin』。いったんハマるとどっぷり浸かるタイプなもんで、まだまだノースティリスの旅は続きそうです。いつの間にか名声が初期のカンスト値に到達していたので、上級冒険者ライセンスを購入しておきました。キャラが上級ライセンスに見合う強さになるのと、名声がカンストするのが、ちょうど同じくらいのタイミングになるという絶妙の調整を感じました。

ゲームのメインストーリーにも進展があり、ついにナイミールを攻略。普通は上級冒険者ライセンスを取ってから行くような場所ではないんですが、二度と会えないNPCの肉を腐らせたくないというのは、蒐集癖のある『Elona』経験者なら誰しもが考えることでしょう。たぶん。長い時間をかけてようやく用意できた専用の冷蔵庫に大事な肉をしまいこみ、ゲーム内時間で3年あまりが経過して、ようやくヴェルニースに来ることができました。

現在は初期拠点で生産したあれやこれやのアイテムを産地偽装して出荷し、ヴェルニースがさも発展しているかのように喧伝しています。せっかくなのでヴェルニースに相応しい住民を迎え入れたいとも考えて、ひとまずその辺にいたプチを手懐けておきました。すると、なんとも尊大な性格の個体ではありませんか。きっとこの子が、後に地下で大繁殖する子たちの始祖となるのでしょう。
by. Naoto Morooka


ウ サイゼンウェン!

『League of Legends』にて新たに追加されたキャラ、ユナラで遊んでいました。遠距離の通常攻撃(AA)が主体のマークスマン、つまるところADC向けのキャラです。Wのスロウは強力ですが、それ以外のスキルはそれ単体でダメージを出すものではなく、基本的にはうまいこと立ち位置を調整し、AAをひたすら叩き込むという認識で、ADCの中でも特に通常攻撃偏重のデザインとなっています。

自分が使いこなせるレベルに追い付いているかはともかく、カイトしたりしつつAAするチャンピオンを使ってファイトでキルが取れた時の「してやったり感」は好き。足が止まった相手を追跡して狩りきる能力の高さを感じます。QやRの存在もあり、集団戦のダメージもなかなかのもの。ところが上手くいったと思ってリプレイを振り返ってみれば、スキル回しどころかあまりの棒立ち具合にびっくりすることもしばしば。しばらくはユナラのように修行が必要そう。

一方『LoL』については、つい先日MSIが終了。来たるWorldsに向け、いわゆるサマースプリットも始まり、ゲーム内もACT 2が佳境に入ってきます。ときおり愉快なパッチがリリースされることもありますが、やはりこうして頻繁にアップデートがあると、がっつりとはいかないまでも、たびたび遊びなおす動機になる。今回のユナラはハマりそうで、時間を吸われそうな気配もしています。
by. Kosuke Takenaka


お洒落意識アップ

新アップデートが実施された『サイバーパンク2077』をプレイしていました。新要素としてはオートドライブ機能が実装されたうえ、ついにデラマンのタクシーサービスも利用可能に。さらに新しい車とバイクが追加されたほか、フォトモードが強化されています。

このうち新車については入手の際に新たなジョブまで追加。小粒ながら演出が凝っていて、たとえばヤイバ社の新バイク「ムラマサ」のジョブではお得意様向けのバーチャルショーケースイベントに招待され、ヤイバ社について深掘りする読み物が用意されていたりといった具合。新車をポンと追加するだけじゃなくわざわざストーリーも絡めて実装するというのが本作らしいです。

あと意外な魅力を放っているのがオートドライブ。オートドライブ中にはいろんな角度から車を映してくれるシネマティック視点に切り替えられるのですが、この際に運転中のVを映すアングルが用意されています。Vを正面からまじまじと眺められる珍しい機会になっていて、筆者はこのお陰で着せ替えモチベがぐっと上昇。サイバーパンク着せ替え運転見守りシムとしても本作を楽しめるようになりました。個人的には運転が好きだったのであまり使わない機能になりそうかと思っていたのですが、ついつい多用しています。
by. Hideaki Fujiwara


えげつない品質

Nintendo Switch 2『ドンキーコング バナンザ』をプレイしています。ものすっごいゲームです。こういう、全部のレベルが高いゲームはどこがすごいかの説明が難しい。全部がすごい。ビジュアルもサウンドもパフォーマンスもゲームデザインも全部すごい。任天堂式AAAアクションゲーム(ゼルダを除く)という感じ。本当に細部まで気合入ってて、全部がすごい。個人的には、マップ見る時の演出と仕組みに興奮しました。

東京開発と聞いていて、東京開発なら3Dマリオを見たかったなというのが所感でした。が、ドンキーコングを主人公にしたことで、良い意味で暴力的で楽しいゲームになった印象。「身体を使って直感的な破壊を楽しむ」というコンセプトの場合、正直マリオでは想像がつきづらい。3Dマリオはやはりジャンプ軸だったことに対し、本作は殴ることを楽しめるので、ドンキーコングでよかったなと。ドンキーコングでないと楽しめない設計になっていて好感。任天堂はもともと面白いゲーム開発をする会社ですが、『マリカワールド』と『バナンザ』はちょっとスケール感もだいぶ上がっていて、クオリティ・スケールに対する執着のギアが上がっているなという印象。『バナンザ』は、最近出た3Dアクションゲームの中でも頭ひとつ抜けてて、ハードウェアを買って遊んでも後悔しないぐらいだと感じています。進めるのが楽しい。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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