基本プレイ無料超自由オープンワールドMMO『逆水寒』で“戦わずに”100時間遊んでみた。“ゲーム内旅行“でバーチャル旅、各地の風景をスクショに撮ってみた(写真いっぱい)
筆者はそんな疾走感のある本作の移動システムを活用しつつ、各地の美しい名所をめぐる観光の旅に繰り出すことにした。旅のさなかに筆者が撮影したスクリーンショットの一部をご覧いただきたい。

NetEase Gamesは『逆水寒(Sword Of Justice)』の日本向けサービスを2025年内に開始予定だ。対応プラットフォームはPC/iOS/Androidで、現在事前登録を受付中。本稿では、本作の移動システムと名所めぐりについてお伝えしていく。
『逆水寒(Sword Of Justice)』(以下、逆水寒)はオープンワールドMMORPGだ。舞台となるのは12世紀初期、北宋時代の中国。武侠小説の人気作家・温瑞安の作品群を原作としており、プレイヤーは壮大な歴史上の中国を冒険することになる。

本作のマップはそれぞれ独立したエリアに分かれ、エリアごとに大きく雰囲気が異なっている。たとえば汴京(べんけい)は当時の北宋の都として、歴史的な中国の街並みが広がるエリアである。街は「清明上河図」などさまざまな史料を参考に制作されたそうで、当時の風景が忠実に再現されているという。実際に街を歩いてみると、商業が栄えていたという汴京の賑やかな活気が伝わってきて、ちょっとした旅行気分だ。
歩くだけでも楽しいのだが、本作の移動手段として特徴的なのが「軽功」である。これは武侠物によくある、武術の達人が超高速で疾走する技を再現したシステム。空中ダッシュや多段ジャンプ、壁走りなどを組み合わせ、まさに飛ぶように駆けることができるのだ。軽功のモーションは着せ替え可能な要素となっており、手に入れたものを自由に組み合わせて設定することが可能となっている。
軽功を使えば高低差もなんのその、屋根の上から水面まで、好きな場所を駆け抜けることができる。また自分の足で走るだけでなく、さまざまな品種が用意された馬に乗ることも可能。そしてもちろん、ファストトラベルのポイントも各地に用意されている。好きな方法で旅ができるが、筆者のお気に入りはなんといっても軽功だ。スピード感があり、移り変わっていく景観も楽しめる。走っているだけで楽しいのだ。
筆者はそんな疾走感のある本作の移動システムを活用しつつ、各地の美しい名所をめぐる観光の旅に繰り出すことにした。以下で、旅のさなかに筆者が撮影したスクリーンショットの一部をご覧いただきつつ、ちょっとした旅日記をお披露目しよう。

開封の名でも知られる当時の都・汴京の中心部は、さまざまな屋敷が立ち並ぶ。

季節は秋のようで、真っ赤なカエデが目にまぶしい。

夜市が盛んだったという汴京では、日が暮れても活気は衰えない。

こちらは汴京の南方に位置する、杭州の街。季節はまだ夏模様。

現在は世界遺産になっている西湖のほとりでは、人々が涼をとりながら歓談している。

丘の上に広がる茶畑は、西湖と並ぶ杭州の名物だ。

夜空を見上げると不思議な光を目にした。あれは吉兆だろうか、それとも?

こちらは都からさらに南に離れた桃花村。桃の花咲き乱れる平和な村は、桃源郷を思わせる。

桃花村の周りには切り立った山がそびえ立っていて、まさしく中国の秘境といった趣き。

桃花村から鶴に乗ると、主人公が育った地・三清山にたどり着ける。

雲の上に広がる、外界から隔絶された武術の聖域。主人公はここで修行を積んだ。

武術の流派にはそれぞれ総本山といえる場所が存在する。「薬王谷」は九霊と素問の本拠地だ。

薬王谷は幻想的な景観が広がっており、流派に用がなくとも立ち寄る価値大だ。

そのまま北へと向かう。北方の地では、すでに雪が降り積もっている。

運がよければオーロラも観れる。寒々しくも美しい。

北方の地「白帝城」では神相という流派が、優雅な修業場を作り上げている。

かと思えば、暑熱の厳しい荒野の地域も。

荒野の地では、血河と鉄衣という流派が日夜研鑽を積む。

当時の北宋は、北方の国・遼とは緊張関係。国境地帯は物々しい。

そんな辺境には、中国の戦国時代の名将・李牧を記念する祠があった。都に帰る前に手を合わせる。

帰り道に、絶海の孤島「謪仙島」に立ち寄る。ここは砕夢という流派の拠点となっている。

旅の終わりに湖畔にたたずみ、物思いにふける。
以上が、筆者が旅の途中に各地で撮影した画像の一部だ。ここで紹介したほかにも、『逆水寒』にはさまざまな美しい風景や名所が存在している。興味のある方はぜひ本作で旅に出て、自分のお気に入りの景色を探してみてほしい。
『逆水寒(Sword Of Justice)』はPC/iOS/Android向けに、2025年中に日本向けサービスを開始予定だ。現在事前登録が受付中。