Epic Gamesストアにて1000円以上のペイパル決済をすれば、今なら800円オフ。クーポンにぴったりな良作ゲームはこれだ
今年の師走は静かな年の瀬となりそうだ。忘年会や里帰りを差し控え、しめやかに年末年始の準備を進めている人も多いかと思う。そんな底冷えのする日々に勧めたいのが、温かい部屋で遊ぶ“お得な”ゲーミング巣ごもりだ。オンライン決済サービス「ペイパル」では現在、さまざまなプラットフォームで使えるゲーマー向けクーポンが配布中。キャンペーンのラストスパートとなる12月14日〜12月20日の対象プラットフォームは、Epic Gamesストア。期間中に1000円以上のペイパル決済をすることで、800円オフのクーポンを手に入れることが可能だ。同ストアでは現在ホリデーセールも実施されており、Epic Gamesストアも別途クーポン発行中。ペイパルクーポンとあわせることで、セール中のタイトルをさらにお安く入手できるという、またとないチャンスとなっている。
【UPDATE 2020/12/18 12:50】
ホリデーセールについて追記
さまざまなインディーゲームが揃う同ストアの割引としては、破格の特典。せっかくなら最大限のコストパフォーマンスで頂戴したいところだろう。そこで今回は、Epic Gamesストアで購入できる2600円以下のおすすめタイトルをラインナップ。波乱万丈の2020年を楽しく締めくくる、刺激的なキャンペーン対象作品をご紹介していこう。
なおペイパルは、海外ゲームを遊ぶのにもぴったりのサービスだ。登録したカード情報は外部に一切共有されないため、Epic Gamesのような大手だけでなく、ニッチな海外プラットフォームでも安心して利用することが可能。複数ストアで利用する際もひとつのアカウントで完結し、暗号化技術でハッカーの攻撃からも顧客情報を守ってくれる。一度ストアに登録しておけば、決済がお手軽になるのも嬉しいところ。下記タイトルでお好みの作品があれば、安心・便利な使い心地をEpic Gamesで試してみてはいかがだろうか。
Neon Abyss
定価2050円・日本語あり(ストアリンク)
『Neon Abyss』は、ダンジョンに潜り現代を象徴する神々に戦いを挑む、サイドビューのシューティングアクションゲームだ。ダンジョンは多数の部屋で構成され、プレイするたびにランダム生成。モンスターやボスがいる部屋のほか、ショップや宝部屋などもあり、バトルと探索によって装備を整えていく。
ダンジョンではさまざまなタイプの銃を入手可能。特殊な弾道を描くものや、扱い次第では自らもダメージを負うものなど、純粋に強いものはなくどれも一長一短だ。また、本作にはパッシブスキルアイテムが多数用意されており、ランダムで出現する。銃や主人公の強化、特定条件でアイテムを入手できるものなど多種多様で、スキルの効果は無制限に重ねていけることが特徴である。銃なら、最終的には画面内を弾で埋め尽くせるほどにまでなる。もっとも、そうしたスキルが都合よく出現するとは限らない。
本作はシンプルなシステムながら、出現アイテムの豊富さと高いランダム性により、無双できたり立ち回りでカバーするよう工夫が求められたりなど、プレイするたびにゲームプレイが大きく変化することが魅力である。またアンロック要素も多く、やり込みがいがある作品だ。
Manifold Garden
定価2080円・日本語あり(ストアリンク)
『Manifold Garden』は、真っ白な世界に浮かぶ非現実的な空間を舞台にする、一人称視点のパズルアドベンチャーゲーム。ステージには壮大な構造物が存在し、プレイヤーはそこでパズルを解き、先へと通じる扉を開いていく。パズルは、スイッチを押したり、鍵となる箱を運び特定の場所に置いたりといったものがメイン。シンプルだが、達成するには頭を使う。
本作では、壁に接すると重力の方向を変えることが可能。つまり目の前の壁が地面になり、ステージ内のあらゆる面を歩くことができる。それぞれの面には赤・青・黄などのテーマ色が割り当てられており、上述した鍵の箱にも同じく色がある。箱は、同じ色の面に重力がある時には持ち運べるが、それ以外では置いた場所、すなわち壁や天井に固定される。この法則を活かせば任意の場所に足場を作ることもでき、パズルを解くきっかけになるだろう。
直線だけで幾何学的にデザインされた、不思議な世界観も大きな魅力だ。どの方向の重力であっても、構造物から飛び降りると同じ構造物に向かって落下する、ループするように連続した空間も独特。本作は、アート作品の中に入り込んだような体験ができるゲームでもある。
Rogue Legacy 2
定価2050円・日本語なし(ストアリンク)
『Rogue Legacy 2』は、人気アクションゲーム『ローグ・レガシー』の続編だ。プレイヤーはとある一族のひとりとなり、多数のモンスターやトラップが存在する、城や洞窟などのダンジョンで戦う。主人公は、剣や弓などメイン武器が異なる複数のクラスから選択。それぞれランダムで付加される要素があり、そのひとつに特性がある。たとえば画面に特殊なエフェクトがかかったり、操作性が変化したり。やっかいな特性も多いが、代わりに入手できるお金が増えるなどのボーナスがつく、本作を特徴付けるシステムである。
そうした特性も相まって本作は難易度高め。死ぬと最初からやり直しとなり、ダンジョンは自動生成で組み替えられる。そして、一族の子孫から次なる主人公を選び、ふたたび冒険に挑むのだ。その前には、スキルツリーにてクラスのアンロックや各種アップグレードなどが可能。こちらは恒久的なものとなっており、何度もプレイを重ねる楽しさに繋がっている。
なお、本作は現在早期アクセス中で、正式リリースは2021年内予定。その間にはコンテンツを充実させると共に、段階的に価格を引き上げるそうなので、今のうちに購入しておいた方がお得である。
Beyond Blue
定価2050円・日本語あり(ストアリンク)
『Beyond Blue』は海を舞台とした3Dアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは近未来。主人公は新たに作られた海洋研究チームのリーダーMiraiである。研究者および探検者として潜水。テクノロジーを用いて生物たちの行動や様態を観察したり、もしくはその声に耳を傾け、研究者としてのミッションを遂行していく。テクノロジーによってなにができるかというと、たとえば高機能スキャナーを使うことで、生物の位置を感知し、その生物の種類を識別。スキャンした生き物は、海洋生物図鑑に載っていく。ときにズームスキャンすることで生物の部位を確認するといったことも求められる。海に潜りながら、海や生物に何が起こっているかを知っていくのだ。
『Beyond Blue』は探索ゲームではなく、教育型アドベンチャーゲームと表現するにふさわしい。人間同士の会話が随所に挿入され、海での活動を通じて、生物や自然について学習する作品だ。それゆえに、探索要素に期待すると肩透かしにはなる。ただし、海や海の生物については極めて高いレベルで描かれている。プレイ時間も短めであるが、短編映画のような感覚で楽しめるのだろう。
What the Golf?
定価2080円・日本語対応(ストアリンク)
ゴルフとはなんだろう。ゴルフを、ボールを打って穴に落とす競技だと考えると、『 What the Golf?』はだいたいゴルフではない。まず、打つ対象がボールではないことがある。ボールを打とうとしたら、代わりに人の方が飛んでいくなどはまだいいほうで、根本的にサッカーボールだったり、鳥だったり、ボール風の生物だったり、バイクだったり、よくわからないものを打つ謎の競技が展開される。続いて、穴の代わりに違う何かが置かれているケースが多い。ボウリングピンが置かれており、そのままボウリングができることもあれば、爆弾を投げてピンを倒す新しい何かが展開されたり、的が置かれていたり、2Dアクションゲームが始まったりとする。何かとゲームが間違っている。
『 What the Golf?』は、そうしたゴルフのようでゴルフでない競技が次々に待ち構えるミニゲーム集。先の読めない驚きと困惑、笑いとツッコミ不在の世界が展開されていく。何がなんでもゴルフが遊びたい方にはおすすめできないものの、一風変わったゴルフが遊びたい方や、PVを見て思わず笑ってしまった方にはちょっと遊んでみてほしい。
Outer Wilds
定価2580円・日本語対応(ストアページ)
『Outer Wilds』は、宇宙を巡り、ループの謎を解き明かすオープンワールド宇宙探索アクションADVである。本作の主人公は、小型探査艇に乗り込み、銀河の旅へ出発したばかりの新米宇宙飛行士。しかし、意気揚々と宇宙へ飛び出した主人公に待っていたのは、未知との遭遇ではなく、22分後に訪れる銀河系の終わりだった。気づけば探査艇に乗り込む数分前に戻っていた主人公は、繰り返す時間の中、銀河系の中を飛び回ることに。
巨大なチョウチンアンコウが漂う闇のイバラ。今にもブラックホールに飲まれそうな脆い空洞。現れては消える量子の月。この銀河系には複数の星がある。そして、この宇宙に未来はないけれど、過去は確かに存在する。ループ内では、小型探査艇を操って惑星間を飛び回り、ジェットパックを頼りに各惑星内を探索。銀河系が終焉を迎えるまでの22分間、各惑星内の様子は絶えず変化しており、遺跡にたどり着く過程でも謎と向き合いながら、徐々に大きな謎に迫っていく。遺されたメッセージやログを足がかりに宇宙を駆ける中では、些細なミスから太陽の重力圏に掴まったり、誤ってブラックホールに飲まれ、無為にループを終えることもあるだろう。しかし、本作にはループものの主人公としての体験と、広大な宇宙の謎を解き明かす冒険が待っている。
Superliminal
定価2080円・日本語対応(ストアページ)
『Superliminal』は、夢の中に囚われた主人公が、認識を利用したパズルを解き明かしていく一人称パズルゲームである。主人公は、ある施設へ夢を利用したセラピーを受けに来ていた人物。夢の中で治療を進めていくうちに、起きられなくなってしまい、現実への帰還を目指すことになる。
現実では通常、物体の大きさは一定に保たれている。たとえば、近くにあるから大きく見えていても、遠くにあるから小さく見えていても、その物体の大きさは元のままで、ただそういう風に見えているだけだ。しかし本作の夢の中では、認識が現実を書き換える。手にとった物体が遠くにあるように見えれば、距離相応に物体が巨大化し、逆に近くにあるように見えたなら、物体は小さくなる。錯視や遠近法など、認識が影響を及ぼす世界を突き進み、目を覚ますことが本作の目的だ。認識を利用して解き明かすギミック以外に、認識の裏を突くギミックも搭載。難易度は同ジャンルの作品に比べて控えめで、程よい難易度と短めのプレイ時間から遊びやすいのも本作のポイントだろう。
Ooblets
定価2580円・日本語なし(ストアリンク)
『Ooblets』は、『ポケットモンスター』『どうぶつの森』『牧場物語』シリーズの要素を組み合わせた、ポップでかわいいモンスター育成&農業ゲームだ。Oobletsという小生物を収集・育成しつつ、農作物の栽培やマイハウスの装飾、町の住民との交流を楽しむ。突き抜けてカラフルで平和な世界観が売りとなっており、Ooblets同士のバトルも、暴力ではなくダンスで勝敗を決める。かわいい成分がとことん詰め込められた、遊んでいてステップを踏みたくなるような作品だ。
ダンスの実態は、近年インディーゲームシーンにて隆盛を極めているデッキビルダー系のバトル。Oobletsはそれぞれ独自のダンスムーブ(=カード)を有しており、ターンごとにランダムで選ばれたダンスムーブが手札になる。そこから所定のビート(=アクションポイント)分だけ手札を切って踊る仕組みだ。技を繰り出し、先に一定のポイントを稼いだ方の勝ち。Ooblets同士のシナジー効果を加味し、連れ歩くOobletsの組み合わせを決めるのだ。なお留守番中のOobletsは農業の手助けもしてくれる。
『Ooblets』は現在早期アクセス販売中。日本語には対応していないため、住民とのユーモラスな会話を楽しみたい方は注意が必要だ。
art of rally
定価2480円・日本語あり(ストアリンク)
『art of rally』は、ミニマルなビジュアルと本格的な車体操作が特徴的な見下ろし視点のラリーゲームだ。ラリー黄金期を題材としており、プレイヤーは60年代から80年代にかけて活躍したラリーカーを走らせ、タイムアタックなどに挑む。タイトルに「art」の文字が入っているとおり、ローポリで構築された本作のビジュアルは、風景画にも似た情緒を放つ。草木生い茂るフィンランドから桜舞う日本まで、60以上用意されたコースはどこか懐かしさに溢れており、レトロなラリーカーを走らせるに相応しい舞台と景色が楽しめる。
一方、レースそのものはかなり本格的な仕様。スムーズな走行には精細なハンドリング操作を要求される。リアル志向に設計された車の挙動は、カウンターステアや左足ブレーキなどのドリフトテクニックも反映。現実のラリーさながらの走行を実現可能だ。そのほか、車種ごとに用意されたエンジン・マフラー音や、シンセウェイヴなBGM、ラリーファンのツボを抑えたカーラインナップなど、本作はラリー黄金期への郷愁とリスペクトに満ちている。アーティスティックな世界と本格ラリーの巧妙なマッチは、プレイヤーに唯一無二のレース体験を与えてくれることだろう。
Hades
定価2480円・日本語なし(ストアリンク)
『Hades』は、冥界からの脱出を目指すアクションゲームだ。主人公は、冥府の神であるハデスの息子、ザグレウス。父の支配から逃れるべく冥界からの脱出(家出)を目指す。本作のゲームプレイは終始ハイテンポだ。戦闘は1フロアごとに繰り広げられ、次々と襲い来るハデスの刺客をなぎ倒しつつ、最終的にはエリアボス討伐を目指す。
道中では、オリュンポスの神々から恩恵を授かることで、ザグレウスを強化できる。たとえば、攻撃力アップや特殊技の習得などなど。これらの要素にはランダム性がもたらされており、脱出に挑戦するたびに出会う神々や習得可能なアビリティは毎回異なる。また、出現する中ボスや出現アイテムも変化。スピーディーな戦闘とローグライク要素の融合により、爽快感と緊張感を兼ね備えたゲームプレイを何度でも繰り返し楽しめる点が、本作における大きな魅力のひとつと言えるだろう。
今年正式リリースを迎えた『Hades』は、繰り返し遊びたくなるゲームデザインや快適な操作性、そして美麗なエフェクトやリッチな世界観・キャラクター描写が高評価を集め、「The Game Awards 2020」にもノミネート入り。ほかにも数多くのアワードを受賞している。ゲーマーであれば触れておきたい1本だ。
Epic Gamesストア向けペイパルクーポンは、12月14日〜12月20日に配布中。翌週12月21~27日はGoogle Playでもクーポンが配布される。400円以上のペイパル決済にて、300円割引が受けられる。Epic Gamesストアのクーポン決済条件は1000円以上であるので、混合しないように気をつけてほしい。前述したように、ペイパルは安全さと便利さについて強みがある。「アソブを守れ」を掲げて実施されている、PayPalによるゲーマー向け大型キャンペーンをお見逃しなく。