PS5で遊んだ『聖剣伝説』新作体験版はリッチ。『Balatro』の麻雀版っぽい『Aotenjo』体験版遊んだ。ハードジェットブーツ帰宅アクションを遊ぶ。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。452目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。452目です。雨がなつかしい。


青天井


今週は『Aotenjo』の体験版を少しプレイ。『Balatro』の麻雀版といった感じの作品で、デッキから引いた牌で役を作り、ステージの目標スコア以上を稼ぐことを目指す。ターン毎に1面子1雀頭を選び、各牌に設定されたスコアが加算。これを繰り返して4面子1雀頭を作るのが基本的な流れ。雀頭部分は毎回上書きされる。

ステージをクリアするたびに、デッキ内の一部の牌を交換できるほか、アーティファクトやガジェットを購入可能。アーティファクトは、手牌の内容などに応じてスコアの倍率を変化させ、ガジェットはデッキから引いた牌の種類を変えるもの。このアーティファクトの組み合わせと手組みによるコンボでスコアがどんどん倍増していき、ハマればなかなか爽快感がある。ステージによってはバフ・デバフ設定が存在し、それを考慮した戦略も大事な印象。製品版では、日本式を含む多彩なルールが収録されるようで、日本語対応にも期待したい。
by. Taijiro Yamanaka


ハード帰宅アクション


今週は、ジェットブーツ帰宅アクションゲーム『Fly Me To The Home!』を遊んでいました。本作はジェットブーツを装着したキャラクターを操作し、ステージ内にある家への帰宅を目指すゲームです。操作には、左右のジェットブーツに対応した2つのボタンだけを使います。ステージは簡単そうに見えますが、本作では左右のジェットの噴射によってキャラクターの傾きや速度をコントロール。見た目通りに動いてくれるものの、ちょっと傾けすぎたり、加速させすぎたりすると、すぐにゲームオーバーになってしまいます。本作では独特の操作によって、困難な帰宅に挑むのです。

本作はストアページでは苦痛系とも謳われているものの、基本的にステージは短く、30秒ほどでゴールまで到達できます。リトライも瞬時に可能なので、システムは遊びやすくまとめられています。それはそれとして、少し姿勢を崩すと失敗になるのでかなり詰まるステージもあったのですが、慣れるとそれなりに動かせる操作感や小気味良いチップチューンも相まって、ストイックな遊びごたえが勝る内容になっていました。
by. Keiichi Yokoyama


わちゃわちゃ感が楽しいメカアクション


『Mecha BREAK』のクローズドベータテストをプレイしていました。『アーマード・コア6』っぽい操作感で戦う6vs6のメカアクションです。個人的に楽しみなタイトルだったのですが、プレイしてみると期待通り楽しくて結構ハマってしまいました。出撃シークエンスや変形メカニズム、デカい武器に機体カスタマイズなど、男の子ってこういうの好きなんでしょ?という感じのものがフルコースのようにお出しされます。正直好きです。

個人的に今のところお気に入りなのは超重量防御機体「トライセラ」。四丁のガトリングと大口径の榴弾砲を装備、固定砲台モードに変形して銃撃の雨あられを浴びせるという、ゴリゴリにいかしたメカです。あんまり火力はないのですが、とにかくめちゃくちゃ硬い。

ベータテストで遊べるルールはランダムに選ばれて、チームデスマッチのようなモードもあるのですが、基本は拠点制圧やペイロードっぽい列車防衛などのオブジェクトルール。そうなるとクローズドベータというのもあり、オブジェクトに全く絡まず拠点の外で謎のデスマッチが始まるのも日常茶飯事。そこでトライセラを使って拠点防衛したりペイロードを護衛しているともりもりMVPが取れて楽しい。スタッガーまわりのシステムやブーストのかけひきなど、正直深い所はまだぜんぜんわからないのですが、6vs6のわちゃわちゃ感が楽しいのでしばらく遊んでみようと思います。
by. Jun Namba


星の光をすべてうけとるために。


今週は『The Star Named EOS ~未明の軌跡へ~』を遊んでいました。写真家で主人公のデイが、母の残した風景写真をもとに、カメラを活用しつつその足跡を追う、という感じのお話です。本作を手がけるSilver Lining Studioは、2021年にパズルアドベンチャーの『Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜』をリリース。個人的に同作を遊んでいて好感触だったので、新作となる『The Star Named EOS』も発売を心待ちにしていた、というわけです。

『Behind the Frame』でも用いられていたやさしいタッチのグラフィックと、360度自由に見渡せるパノラマビューは健在。本作ではストーリーの関係上、特にカメラを構える機会が多め。ファインダー越しにあちこちを見て回るという動作の説得力も高められているのではないでしょうか。

今では見られない景色も、写真の中では永遠。そうして残され託されてきた風景を再現したりする過程で徐々に明かされていくストーリーには引きこまれる。数時間もあれば終わってしまう物語ではありますが、それは胸の中に確かな光を残してくれたのでした。
by. Kosuke Takenaka



大事なところは製品版で


『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の体験版が配信されたのでプレイしていました。中盤っぽいところから始まり一通り揃っていそうなところからスタート。いくつかのロケーションが楽しめます。第一印象はリッチ!という感じ。『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』もきれいでしたが、モデリングのディテールがかなり仕上がっており、アニメーションもパターン多く、エフェクトも派手派手。あとめっちゃボイスが多い。いろいろギミックや演出が盛り込まれており、戦闘中はかなり騒々しく楽しい。AAAではないにせよ、コストかかっているなぁと。リッチ。

ゲーム部分については、正直まだよくわからず。ストーリーもキャラもわからないのと、システムに慣れていないのであんまりサクサク感はなく、こういうものなのか不慣れなのかわからず。ただ戦闘は全体的に雑プレイしていても楽しい。『聖剣伝説』はなんだかんだいってストーリーが大事なゲームなので、雑感の手触りは良きとして、製品版がどのような作りになっているのか確かめるのが楽しみになりました。体験版紹介動画もあるので、そっちを見てから遊んでみてもいいかもしれません。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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