Steam 580円メトロイドヴァニアがかなり面白かった。シーシャバーゲーム『Hookah Haze』はよくまとまってた。『League of Legends』ヴァンサバモード面白かった。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。450目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。450目です。暑すぎる。

たまにこんな時ある


今週は『疲弊した人』を一足早くプレイ。疲れ切っているがまだ寝るわけにはいかない主人公が、深夜にもうひと頑張りする物理ゲームです。小さな部屋を舞台に、さまざま用意されたイベントから選択しタスクをこなしながら、物語を紡いでいく。ゲームプレイの基本は、部屋にあるアイテムや主人公を指定された場所に移動させるなどしながら、特定のシチュエーションを作り出すというもの。

主人公は、超グニャグニャ人間かつ這ってしか移動できず、そのうえでアイテムを掴める両手と、重い物を蹴って動かせる両足を上手く駆使することが求められる。複合的な目標が提示され頭を使うタスクも多い。結果、もどかしくも笑えるゲームプレイとなり、この辺りが本作の魅力のように感じます。ちなみにこんがらがったら、一瞬寝落ちて文字どおり体をほぐすことがコツのようです。

また、イベントを通じて追加されたアイテムを部屋に配置したり、主人公の元気度を管理したりといった要素もある。主人公は壁をも這って進むことができ、イベントによっては不思議な空間でのミニゲームも登場し、実は最初から夢の中にいた疑惑。本作はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに7月25日配信予定です。
by. Taijiro Yamanaka

シーシャ屋でお酒を飲む


今週は、シーシャの代わりにお酒を飲みながら『Hookah Haze』を遊んでいました。本作は、2xxx年に秋葉原・郊外へオープンした期間限定のシーシャ(水たばこ)屋を舞台とした、アドベンチャーゲームとなっています。主人公の炭木トオルは、病気によって先が長くないために、生きる希望を失ったという人物。本作ではそんな主人公が期間限定でシーシャ屋を開き、店の運営を通して3人の女性キャラクターと出会います。シーシャの煙が揺蕩う落ち着いた空気の店内を背景に、現代的な悩みや問題が展開。先の長くない主人公と、悩みを抱えた女性たちの物語が繰り広げられていきます。作中のSNS投稿によって来店するヒロインが変わる仕組みや炭の交換といった要素はあるものの、どちらもシンプルな仕組みに仕上げられており、店内の雰囲気やストーリーに集中しやすい内容となっています。

体験版は日常が描かれていたので内容を判断しかねていたのですが、本編ではしっかり重めのストーリーも展開。表情豊かなドット絵や雰囲気のいいBGMとあわせた現代的な苦みは、お酒が進む内容になっていました。プレイ時間は短めで、システムもシンプルにまとめられており、酔った頭でも遊びやすい点も印象的でした。
by. Keiichi Yokoyama


おまけにしてはよくできている


『リーグ・オブ・レジェンド』に期間限定で実装されたスワームモードをプレイしていました。いわゆるサバイバー系のモードです。お祭りのような期間限定モードというのもあり、あまり期待せずに遊んだのですが、思った以上によくできていて面白いです。サモナーズリフトそっちのけでついついプレイしてしまいました。

ゲーム内容はオーソドックスなヴァンサバライクといった具合で、敵を倒して経験値を拾い、レベルアップしてアップグレードを獲得していく。武器の進化要素もあります。大きな特徴としてはキャラクターごとのパッシブスキルで、ユニークなものが多く、クリティカル重視のキャラやタンキーなキャラまでプレイスタイルに特色が出ていて面白いです。意外と手ごたえのある難易度で、一番初めの難易度である「物語」はクリアできたのですが、次の難易度「ハード」が意外とむずかしい。さらに上の難易度もあるので、結構楽しめそうな予感がしています。オンラインマルチプレイにも対応。味方に怒られる心配がなく、こころゆくまでヤスオが使える唯一のモードです。
by. Jun Namba

あだし野の露、鳥辺野の煙


今週は『Hookah Haze』を遊んでいました。生きる希望を失った青年・炭木トオルが、2週間という期間限定で秋葉原郊外にシーシャ屋を開く。プレイヤーはトオルとなってこのシーシャ屋「フーカーヘイズ」の店長として、個性豊かな3人のヒロインと出会い、親交を深めていくわけです。

ゲームプレイとしては3人に焦点があてられたストーリーが展開されていく。4人が抱える苦しみなど、重めの話をしっかり描いている印象。その割には個別の話が結構短くあっさり目なところは気になったところではあります。個人的に好みの設定だったのもあり、もっとがっつりシナリオを読みたかったという気持ちはあり。とはいえ無駄なくまとめられている、とも言えるでしょうか。

そしてゲーム内では何よりもビジュアルの作りこみが素晴らしい。炭交換の際の音なども含め、臨場感がたっぷり。シーシャ片手に進めたくなるようなゲームでした。自宅でシーシャが楽しめる環境であればゲーム内に登場したフレーバーも試したりできるかもしれませんね。残念ながら筆者はそうした環境がないので、お店でそれらしいフレーバーでも頼んでみようかなと思います。
by. Kosuke Takenaka


ルールおもろいけどネタバレすると台無し系ゲームの説明難しい


定価580円のメトロイドヴァニア『Leap Year』、国内でも評判がいいので買ってみましたが、めちゃくちゃおもしろい。どう面白いかというと、アイデアが面白い。あんまり説明するとアレではありますが、「操作は左右とジャンプだけ」「敵とかはいない」「探索していく」というだけのルールなのですが、いろんな工夫があって非常に面白い。なんというか、ユーザーにたくさん気付きを教えることで、新たなエリアを探索させるといいますか。ゲームデザイン強!と強烈に思ったのは久々かも。

とにかく1~2時間ぐらいでさくっと終わりますし、集中力もいらないですし、手触り感もいいので、ささっと遊んでみてほしいです。開発者はDaniel Linssenさんなのですが、オープニング画面でSokpopが出てくることもあり、「このゲームに目つけるSokpopいけてるなぁ」と思いプレイしていました。おすすめです。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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