Nintendo Switch『豆狸のバケル』はボリュームがすごい。『ペルソナ5 タクティカ』はパズル要素強め。『SteamWorld Build』は忙しい。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。417回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。417回目です。鼻水が出やすい時期です。


日本全国お祭り騒ぎ


今週は『御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~』をプレイ。タヌキ族の少年バケルが人間に変化し、お祭りによる日本征服を企むオラクル祭太郎に立ち向かう3Dアクションゲームです。開発元の素性から『がんばれゴエモン』の流れを汲む作品との見方が一部であったようで、濃いめの和の世界観やコミカルな演出などは確かに通じるものがある。ただ、実際意識して開発されたのかどうかは不明です。

本作では全都道府県にステージが用意され、なかなかのボリューム。基本的なゲームの流れは変わらないものの、各地の特色が盛り込まれ、構成もさまざまなため飽きない。開発は大変だったのでは、と想像しますが。またステージには収集要素があり、見つけにくい場所に隠されたそれらを探す楽しさもある。

バトルはというと、バケルは太鼓のバチを使った近接攻撃で戦うほか、道中でモモタロウなどから新たな変化を授かることで、遠距離攻撃なども扱えるようになる。コロコロコミックで漫画展開されていることもあってか、難易度は比較的易しめ。ただ、敵にあわせて攻撃を使い分けたり、ジャスト回避からの反撃を狙ったりなど、アクションの手触りの良さは好印象です。

ちなみにゲーム冒頭のナレーションによると、本作はバケルの「最初の冒険のお話」とのこと。キャラクターも世界観も魅力的ですし、それこそ『がんばれゴエモン』のようにシリーズ化することも視野に開発されたのかも。
by. Taijiro Yamanaka


モイラのポジションが楽しい『オーバーウォッチ2』


今週は仕事の合間に『オーバーウォッチ2』のランクをプレイしておりました。シーズン1にゴールド、2でプラチナ5に昇格した段階で満足して放置していましたが、このたび「モイラだけを使って(ランクを)上がってみよう」と決心。どれだけ不利な構成でも、「この状況下でモイラを活かしきるには、どう立ち回るべきか」を考えながら頑張っています。

5vs5になった『オーバーウォッチ2』ではフォーカスが分散しにくくなったため、フェード後のモイラは生存が困難。特にスタンや攻撃後の脱出が容易で、モイラの火力ではどうすることもできないドゥームフィストという存在は天敵そのもの。ランクマッチでは何度もドゥームフィストの熱い拳を喰らっております。

しかし、前作『オーバーウォッチ』のモイラに慣れ親しんでいたため、いまだにフェードのジャンプ効果に違和感がありますね。横移動したいだけなのに、なぜか足が少しだけ床から離れているときが多々あります。空を飛んでいるかのような爽快感はある反面、足場から奈落まで落ちてしまわないかヒヤヒヤです。

今シーズンはそんな頑張りの甲斐あってか、10勝2敗でマスター2まで昇格。勝率も申し分なく、「現在のディビジョンに属するプレイヤーの82%よりも上位に位置している」との嬉しい結果まで!せっかくなので、グランドマスター目指して「モイラ専」として日々鍛錬を重ねていこうと思います!
by. Mayo Kawano


馬車馬のように働け!(俺が)


「SteamWorld」シリーズの街づくりSLG『SteamWorld Build』をプレイしていました。本作は西部劇とスチームパンクが合わさった世界を舞台に、炭鉱町を作り上げるSLG。住宅や工場を作り、住民のニーズに応えて発展させる街づくりパートと、狭き炭鉱を掘ってどんどん広げていく開拓パートの2つが同時進行でずっとせわしく動かされます。

街を発展させるには、炭鉱で素材を集めないといけない。炭鉱を掘り進めるには、街に工場を作って素材を加工しないといけない。プレイ中はこのやり取りをずっと繰り返すのですが、2パートがワンボタンですぐに切り替わるため、ストレスなくいい塩梅で忙しい街づくり&炭鉱開拓を進めることができて楽しい。

加えて街づくりパートはさして厳しくないのも本作のいいところ。住宅や工場はノーリスクで自由に移動可能ですし、余った素材は鉄道で別の素材と貿易できる。何かをおろそかにして街が機能しなくなる……ということはないので、安心して炭鉱開拓を楽しめます。まぁ、炭鉱開拓を楽しみ過ぎて街に戻ったら住人たちが画像のとおり不平不満を述べまくっていたのですが……(笑)そんな感じで忙しくも楽しいスチームパンク街づくりはしばらく楽しめそうです。
by. Tamio Kimura


どのジャンルでもやはりスタイリッシュ


今週は『ペルソナ5 タクティカ』を遊んでいました。本作は『ペルソナ5』のクリア後、卒業式の時期を舞台として、謎の世界「キングダム」で革命劇を繰り広げるSRPGです。SRPGと評されているものの、パズルゲームの色が濃いめ。1MOREや総攻撃によって敵の一掃を狙いやすいので、シビアな戦略要素はやや薄めの印象を受けました。NORMALで始めましたがちょっと簡単に思えるくらいだったので、SRPGの経験がある人はもっと上の難易度で良さそう。

『ペルソナ5』シリーズは無印(『ロイヤル』)・『スクランブル』・本作と派生を含めいろいろなジャンルがありますが、そのどれもがやはりスタイリッシュ。本作でもUIがかっこいいにも関わらず、使いやすさが損なわれていない。隅々までかっこよさが徹底されていて気持ちがいいです。

また『スクランブル』と同様に、真剣な大人が前面に出てくるのも好きなポイント。泥臭く立ち上がるおっさんはいつの時代もかっこいいものですね。自分もそうありたいものです。
by. Kosuke Takenaka



ガチャは悪い文明


週末は体調を崩してしまい、ひとまず日課である『崩壊:スターレイル』の進行を優先してました。筆者は過去に羅刹を取り逃したことで、回復役の確保が急務。そこでフォフォの獲得には躍起になりました。実装直後に確保したのですが、その後コミュニティでは凸1とモチーフ武器をもたせてこそ輝くキャラだという話で盛り上がっておりまして。デバフ解除役として羅刹もしばらくいないことだし、ここは押さえておこうと1凸餅武器投資しましたが、なかなかすり抜けが多く苦悶しました。

長くどっぷり遊んでいるゲームなので、お金を入れることは納得なのですが、フォフォを見るたびに、回せど回せど出なかった記憶を思い出し、あるいはクレジットカードの明細を見て、また苦い思い出がちらり。ゲームそのものに苦しい思い出が残りかねないですし、そもそもシングルプレイのゲームでそういう遊び方が推奨されてるわけでもないので、身の丈に合わない投資は今後控えようと誓いました。ただ、金ぶっこまれたフォフォは確かに強いです。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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