『ゼンレスゾーンゼロ』に“妙に厳重なローアングル対策”実装で「お尻覗き見規制」と騒がれる。が、不具合だったとして即緩和
HoYoverseは12月18日、『ゼンレスゾーンゼロ』に向けてVer.1.4アップデート「星流れ、神鳴の奔るが如く」を配信した。同アップデートではキャラクターを下から覗き見る、ローアングル視点に制限が導入。しかし当初は不具合により想定よりも厳重なローアングル対策となっていたようだ。本日12月19日にさっそく修正され、緩和されている。
今回のアップデートでは新たなエージェントやストーリー、エリアなど、新要素がさまざま用意。このなかでは、新機能として「親友とのお出かけ」が実装された。信頼ランクを「友人」まで上げたエージェントを誘って、新エリー都を散策したり記念撮影したりすることができる機能だ。またあわせて「キャラ選択」機能で選択可能なエージェントが増加し、すべての招集済みエージェントで街区内を自由に散策できるようになっている。
これに伴ってか、本アップデートでは「特定のアングルにてエージェントが半透明または透明になる」調整も実施。視点を操作してエージェントをローアングルから眺めた場合に、半透明または透明になるように調整された。
一方でこの変更に対しては一部ユーザーから不満が噴出。「透明になるアングルが厳しすぎる」といった意見が集まっていた。少し上を仰ぎ見るだけでもキャラが半透明になり、その近づくと透明化するような状況もあり、厳重な“ローアングル対策”を残念がる意見も散見された。先述のキャラ選択機能にすべてのエージェントが対応した矢先に、キャラを自由に眺められなくなった点が悲しまれていたようだ。
そうした報告を受けてHoYoverseは12月19日に、早くも不具合修正を実施。パッチノートによると、先述したような厳重なローアングル対策には「一部状況において効果の表現に異常が生じる不具合」があったという。修正後には半透明になるアングルがかなり緩和されており、ギリギリまで近づいても完全に透明化することがなくなるなど、視界が確保されつつキャラに近づいて眺められるような仕様となっている。
なおHoYoverseが手がける『原神』や『崩壊:スターレイル』においても、視点操作の制限やキャラクターメニューなどでのローアングル対策がなされている。丈の短いスカートをはじめさまざまな服装のキャラがおり、セクシャルな見え方をする懸念も考慮された仕様かもしれない。
今回『ゼンレスゾーンゼロ』でも、すべてのエージェントで街中探索ができるようになると共に、そうした半透明仕様が実装されたのだろう。とはいえ不具合から想定以上に厳しいローアングル対策になっていた模様。早急に修正がおこなわれ、ある程度のローアングルは許された格好だ。
『ゼンレスゾーンゼロ』はPC(HoYoPlay/Epic Gamesストア)/PS5/Android/iOS向けに基本プレイ無料で配信中だ。