大作・道術冒険アクションゲーム『Woochi the Wayfarer』発表。朝鮮王朝時代を美麗に再現、“実在の道士”が主役のAAAファンタジー

ネクソンは8月12日、LoreVaultが手がけるアクションアドベンチャー『Woochi the Wayfarer』を発表。本作は韓国に実在したとされる人物「チョン・ウチ」を主人公とした作品だ。

ネクソンは8月12日、LoreVaultが手がけるアクションアドベンチャー『Woochi the Wayfarer』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation/Xbox。リリース日程については、現時点では未定だ。発表にともなっては、トレイラーが公開されている。

『Woochi the Wayfarer』は、韓国に実在したとされる人物「チョン・ウチ(田禹治)」を主人公としたアクションアドベンチャーゲームだ。チョン・ウチは朝鮮王朝時代の人物であり、道術を用いて人助けなどする義侠の士だという。チョン・ウチは古典小説「田禹治伝」にてその活躍が描かれており、韓国では複数回ドラマ化されるなど、人気の人物である。

本作ではそんなチョン・ウチの冒険がアクションアドベンチャーとして描かれるようだ。ストーリーは「田禹治伝」をベースとしたオリジナルストーリーとのこと。Unreal Engine 5で制作されているといい、チョン・ウチにまつわる新たな物語が、リアルなグラフィックで描かれていくのだろう。

公開されたトレイラーでは、魔法の剣のような武器を携えたチョン・ウチが、人に扮した妖魔のような存在と刃を交える様子が映されている。敵とのバトルアクションも繰り広げられるのかもしれない。

なお本作については、海外向けのプレスリリースにて、楽曲をチョン・ジェイル氏が担当することが明かされている。同氏はポン・ジュノ監督手がける「パラサイト 半地下の家族」やTVドラマシリーズ「イカゲーム」の音楽を担当した名だたる作曲家だ。またLoreVaultの開発チームは韓国各地の文化遺産を取材し、さまざまな分野の専門家とも協力し、文化や歴史をゲーム内でこだわって再現しているとのこと。パブリッシングをNexon Gamesが手がけるAAAゲームになると掲げられており、リッチなグラフィックや演出面にも期待できそうだ。

『Woochi the Wayfarer』はPC(Steam)/PlayStation/Xbox向けに開発中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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