ダーク中世オープンワールドARPG『The Blood of Dawnwalker』正式発表。『ウィッチャー3』ディレクターなど元CDPRスタッフ集うRebel Wolvesとバンナムがタッグで贈る
バンダイナムコエンターテインメントは1月14日、Rebel Wolvesが手がける『The Blood of Dawnwalker』を正式発表した。対応プラットフォームはPC/PS5/Xbox Series X|S。
本作は、ダークファンタジーの世界観をもつオープンワールドアクションRPGだ。開発を手がけるRebel Wolvesは、CD PROJEKT RED(以下、CDPR)にて『ウィッチャー3 ワイルドハント』のディレクターを務めたKonrad Tomaszkiewicz氏がCEOを務めるスタジオだ。同スタジオの初開発作品は2024年1月に「Dawnwalker」として発表されていたが、今回『The Blood of Dawnwalker』というタイトルで正式発表された。あわせてゲームプレイ映像を一部含むトレイラーや、本作の舞台設定もお披露目されている。
本作の舞台となるのは14世紀のヨーロッパ。黒死病がまん延するなか、人類により迫害されていた吸血鬼が、夜の怪物たちと共に反旗を翻す物語が描かれる。主人公のコーエンは吸血鬼の力をもつ「ドーンウォーカー」と呼ばれる存在。人類のために戦うか、それとも家族を救うため呪われた力を受け入れるのかの葛藤が描かれるという。
ゲームプレイは三人称視点のアクションRPGとなるようで、トレイラーでは巨大なクリーチャーとの戦いの一端が垣間見える。ドーンウォーカーとして吸血鬼の力も活用しつつ、人類と怪物双方の敵と対峙することになるそうだ。人間としての心の強さと、吸血鬼の力を使って道を切り開く物語が描かれるのだろう。
Rebel Wolvesは先述のとおり、元CDPRのKonrad Tomaszkiewicz氏がCEOを務めるスタジオだ。同じく『ウィッチャー3』にてアートディレクターを担当したBartłomiej Gaweł氏や、『サイバーパンク2077』にて主要ライターを務めたJakub Szamałek氏など、元CDPRのスタッフが名を連ねている(関連記事)。『The Blood of Dawnwalker』ではゲームエンジンとしてUnreal Engine 5が採用されているという。
なお『The Blood of Dawnwalker』については、昨年10月にはバンダイナムコエンターテインメントがパブリッシャーを務めることが発表されていた。このたび同社がパブリッシャーとして本作を正式発表しており、公式サイトも日本語で閲覧可能。ローカライズも期待できるだろう。
『The Blood of Dawnwalker』はPC/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中。本格的なゲームプレイ映像は、2025年夏に公開予定だ。