ベセスダが「『TES6』のNPC作成権」をチャリティーオークションに出品中。入札額はすぐさま150万円に到達
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Bethesda Softworks(以下、Bethesda)は2月18日、『The Elder Scrolls VI』(以下、TES6)の「NPC作成権」をチャリティーオークションに出品した。同社が熱心に取り組むチャリティー活動の一環となっている。
今回、Bethesdaが出品したのは、『TES6』のゲーム内に登場するNPCを作成する権利だ。落札者は、同作を手がけるBethesda Game Studiosと協力して、『TES6』ゲーム内キャラクターを作ることができるという。「ゲーム内に自分を登場させる」といった利用方法が想定されているようだ。
この「NPC作成権」が出品されたのは、難病を抱える子どもを支援するボランティア団体・Make-A-WishのMid-Atlantic支部によるオークション。同団体が開催するチャリティイベントに伴い、Web上で実施されている。「NPC作成権」の入札額について、PCGamesNによれば出品直後にはすでに3000ドル(約45万円)に到達。本稿執筆時点では1万150ドル(約154万円)という高額をマークしており、まだまだ上昇しそうだ。本オークションでの収益はすべてMake-A-Wishに寄付されるとのこと。
なお、BethesdaとMake-A-Wishは、以前より複数回にわたって協力している。イベント協力・グッズ提供などのほか、今回と類似の取り組みとして『Starfield』のNPC作成権などをオークション出品し、Make-A-Wishに寄付していた。その際にも、多くの寄付金を得ていたようである。ほかにもBethesdaは、難病を抱えるファンの少年にリリース前のグッズを渡し、リリース前の『Fallout 76』をプレイする機会を与えるなど、チャリティーに熱心なことで知られている(関連記事)。
『The Elder Scrolls VI』はBethesda Game Studiosによって現在開発中。対応プラットフォームや発売時期は発表されていないものの、昨年3月には「開発順調」との報告がなされている(関連記事)。