“自分量産”SFサバイバル『The Alters』、6月13日にとうとう発売へ。別世界線の自分を呼び出して協力&時々ケンカ、過酷惑星で生き延びる
11 bit studiosは4月11日、『The Alters』を6月13日にリリースすると発表。本作は“自分を量産”して未開の惑星を生き延びるサバイバルアドベンチャーゲームだ。

パブリッシャー/デベロッパーの11 bit studiosは4月11日、サバイバル・アドベンチャーゲーム『The Alters』について、6月13日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS5/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応予定。なお本作はXbox/PC Game Pass向けにも展開される。
『The Alters』はSFサバイバルアドベンチャーだ。主人公となるヤン・ドルスキは、搭乗していた宇宙船が不時着したため、生き延びるためのサバイバルに挑むことになる。移動式ベース(基地)を移動させ、目的地まで運ぶ必要があるのだが、生存者はヤンひとり。そこでヤンは「ラピディウム」なる物質を使い、オルターを作り出すことになるという。オルターとは“別バージョン”のヤンであり、異なる世界線で異なる選択をしたヤンを呼び出し、自分自身と協力して窮地を切り抜ける。
移動式ベースを移動させるにあたり、惑星上を探索し、金属や有機物を集めなければならない。ただ、恒星の放つ強力な放射線や、各所で発生するアノマリーなどの危険に対処する必要もある。ゲーム内では昼夜のサイクルなどが存在しているため、計画的にベースの移動に取りかかることになるだろう。
またオルターは同一人物ではあるものの、選択や境遇によって異なる価値観を持っている。時には衝突してしまうこともあるといい、そんな中で互いをいかに尊重し、共同での活動を続けていくかといった点も本作のテーマとなっているようだ。なお本作ではさまざまな決断をする場面が登場し、プレイヤーの選択によってストーリーの展開も変化していくとのことだ。


本作は2022年6月に発表され、以後トレイラー公開やデモ版のリリースなどがおこなわれてきた。ただ、当初は2024年11月に予定されていた発売は、2025年第1四半期に延期。その後さらに2025年後半へと延期されていたが、今回ついに発売日が発表されたかたち。本作を手がける11 bit studiosは『フロストパンク』シリーズや『This War of Mine』などの開発元として知られるスタジオだ。個性の際立つマネジメント要素やストーリー性などを持ち味としているスタジオによる新たな作品で、どういった物語が展開されていくかも注目されるところだろう。
『The Alters』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS5/Xbox Series X|S向けに6月13日リリース予定。Xbox/PC Game Passにも展開される。