『テイルズ オブ』シリーズの「リマスタープロジェクト」発表。『グレイセス エフ』を皮切りに、便利機能実装のリマスター展開をさらに推進へ

バンダイナムコエンターテインメントは8月27日、『テイルズ オブ』シリーズの「リマスタープロジェクト」を進行中であると告知した。あわせて発表された『テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター』を皮切りに、ほかのシリーズ作品も遊びやすくリマスターする計画があるようだ。

バンダイナムコエンターテインメントは8月27日、『テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター』を発表し、あわせて『テイルズ オブ』シリーズの「リマスタープロジェクト」を進行中であると告知した。シリーズ30周年を記念する施策として、ほかのシリーズ作品も遊びやすくリマスターする計画があるようだ。

『テイルズ オブ』シリーズは、1995年12月15日発売の『テイルズ オブ ファンタジア』に端を発するシリーズだ。シリーズを通して、アニメ風のアートワークやアクション性のあるバトルシステムが持ち味となってきた。


今回、本シリーズのIP総合プロデューサーの富澤祐介氏がファンへの感謝を伝える動画が公開。同氏は、今年12月からシリーズ30周年を迎えるにあたり、アニバーサリーイヤー施策をさまざま計画していると明かした。そして、その一環として「リマスタープロジェクト」が進行しているという。その皮切りに8月27日配信の「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ」では『テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター』が発表。2010年発売の『テイルズ オブ グレイセス エフ』をリマスターした作品で、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに来年1月16日に、PC(Steam)向けに1月17日に発売予定だ(関連記事)。

同作を含めリマスタープロジェクトでは、すでにプレイしたことのあるユーザーや新規ユーザーでも気軽に楽しめるようにさまざまな工夫が凝らされているとのこと。リマスター版ならではの便利機能が追加されているほか、シリーズおなじみの「グレードショップ」も初期解放されており、より快適にゲームを遊べるそうだ。

また『テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター』では、オートセーブや各種スキップ機能、敵とのエンカウント設定のオンとオフなども追加されることが明かされている。今後も登場すると見られるシリーズのリマスター作品でも、そうした各種便利機能が実装されるのだろう。

なおシリーズ30周年記念公式サイトでは、リマスタープロジェクトのほかに「Coming Soon」とされるトピックも存在。今後どのようなアニバーサリーイヤー施策が披露されるのかも注目される。

リマスタープロジェクトの第1弾となる『テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに来年1月16日に、PC(Steam)向けに1月17日に発売予定だ

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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