“シングルプレイ重視”第二次世界大戦RTS『Sudden Strike 5』発表。300種以上のユニットを組み合わせ広大マップで突破と包囲、人気シリーズ最新作が8年ぶりに登場
Kalypso Mediaは7月16日、第二次世界大戦RTS『Sudden Strike 5』を発表した。PC/PS5/Xbox Series X|S向けに、2026年リリース予定だ。

パブリッシャーのKalypso Mediaは7月16日、第二次世界大戦RTS『Sudden Strike 5(サドン ストライク 5)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、2026年配信予定。
本作は第二次世界大戦をモチーフとしたリアルタイムストラテジーゲーム、『Sudden Strike』シリーズの最新作だ。同シリーズはマルチプレイにも対応しつつ、シングルプレイに力を入れていることが特徴。本作ではヨーロッパ・北アフリカ戦線を舞台とし、歩兵・戦車・航空機が入り乱れる戦場で戦いを繰り広げることになる。

『Sudden Strike 5』には枢軸軍・ソ連軍・連合軍が登場。それぞれ独自のユニットが用意されており、190種の車両と110種の歩兵を含む、全300種類以上のユニットが登場するという。また各軍ごとに指揮官が複数用意されており、選んだ指揮官でドクトリンが変化。ユニットに異なるパッシブボーナスが与えられるほか、特殊アビリティを使用できるようにもなるそうだ。
シングルプレイミッションは25個が用意されるとのこと。東部戦線と西部戦線に加え、北アフリカ戦線とイタリア戦線が舞台となり、ノルマンディーやレマーゲン、モンテ・カッシーノなど史実に基づいた戦いが登場するそうだ。マップは広大で、主要目標のほかに複数のサイドミッションも用意されるとのこと。突破したり包囲したり、あるいは要衝の守りを固めたりと、戦略次第で展開が変わる自由度の高い戦いを楽しめるという。

本作を手がけるKite Gamesはハンガリー・ブダベストに拠点を置くゲームスタジオだ。前作から引き続き開発を担当する。『Sudden Strike』はもともとFireglow Gamesが手がけていたゲームだったが、2009年に関連作が発売されたのちシリーズ展開がストップ。その後2017年にKite Games開発で『Sudden Strike 4』が発売され、再始動されたシリーズである。そうして約8年ぶりに、完全新作がふたたび発表されたかたちとなる。
前作『Sudden Strike 4』はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約5900件中78%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得。開発元の交代による作風の変化には賛否もあったが、いわゆる生産要素がなくユニットの指揮に集中できるゲームプレイや、偵察や補給が重要な戦術性などを評価する声も多く寄せられた。本作『Sudden Strike 5』は前作をベースにしつつ、登場ユニット数が大幅に増加しマップも広大化。詳細は不明ながら新システムも用意されているようで、さまざまな点がパワーアップした作品として打ち出されるようだ。
『Sudden Strike 5(サドン ストライク 5)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに、2026年配信予定だ。