超リアル鉄道運転シム『SubwaySim 2』4月29日配信へ。“訓練用シミュレーター”開発会社が手がける、忠実ドイツ地下鉄運行ゲーム
Aerosoftは4月1日、『SubwaySim 2』について4月29日に配信すると発表。PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けにリリースされる。本作はドイツの地下鉄、Uバーンの走行体験ができるシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのAerosoftは4月1日、『SubwaySim 2』を4月29日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X/S。
『SubwaySim 2』は鉄道運転シミュレーターだ。プレイヤーはドイツの運転士となり、ベルリンやハンブルクの街中で電車を運行する。リアリズムが追求された運転や、美しく描かれたドイツの街並みが楽しめるという。
ゲームプレイではUバーンと呼ばれるドイツの地下鉄を運行することになる。Uバーンは地下鉄という区分ではあるものの本作に登場する路線は地上走行区間が長く、ベルリンのオーバーバウム橋など、観光名所を眺めながらの運転が楽しめるそうだ。正確に再現された51の駅が登場し、およそ40kmに渡る沿線の風景も再現されているという。
電車は現地で実際に使用されているものが3種類登場。いずれも実物に忠実に描かれ、効果音も本当の音を収録しているという。また運転方法も実際の手順が再現されているそうで、プレイヤーは本物さながらの運転が楽しめるそうだ。
ゲームモードとしてはシンプルに運転するほかに、シナリオモードが存在。同モードではさまざまなシチュエーションで電車を運転することになるそうで、たとえば嵐の直後で線路上の倒木などに気を付けなくてはいけないシナリオなどが用意されているそうだ。時刻表通りに運転するだけではない、バラエティあるゲームプレイが楽しめるとのことである。


本作を手がけるSimuverseはオーストリア・ウィーンに拠点を置くデベロッパーだ。オーストリアの電車運転士のトレーニング用シミュレーターなどを開発する傍らで、専門知識を活かしたゲームの開発もおこなっているという。過去にはスキー場シム『Winter Resort Simulator』シリーズのほか、本作の前作にあたる『SubwaySim Hamburg』などを制作している。
『SubwaySim Hamburg』はSteamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約330件中72%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得。バグが多いとしてリリース当初は不評レビューも多く投じられたが、アップデートによる改善後は好評レビューが多く投稿。ハンブルクの街並みを楽しめるリアルなシミュレーターとして評価する声が寄せられている。本作『SubwaySim 2』では新たな街としてベルリンが登場し、路線全体が拡大。全体的なグラフィックなども前作からブラッシュアップされているようだ。