協力2人プレイ専用アクション『スプリット・フィクション』すぐさまSteam同接「4万人」超えの大人気。『It Takes Two』開発元の新作、早くもブームに

Electronic Artsは、Hazelight Studiosが手がける『スプリット・フィクション』を3月7日にリリース。本作は前評判が高かったことで注目されたものの、リリース後も引き続き好評となり、人気を博している。

Electronic Artsは、Hazelight Studiosが手がける『スプリット・フィクション(Split Fiction)』を3月7日発売した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/EA app)/PS5/Xbox Series X|S。リリース後まもなく多くのユーザーから好評を集めている。

『スプリット・フィクション』はローカル・オンラインでの協力2人プレイ専用アクションゲームだ。主人公は作家であるミオとゾーイ。それぞれSFとファンタジーを得意としている2人は、自分たちが作りだした物語の世界に閉じ込められてしまう。この世界から脱出するためにSFとファンタジーの世界を行き来しつつ、もともと仲がいいわけではなかったミオとゾーイの友情の物語が紡がれていく。

ゲームプレイでは、ローカルオフライン・オンラインともに画面分割と1画面表示が切り替わりながら進行していく。ジャンプや壁走りを駆使するステージ、重力により上下左右に足場が変わるステージ、シューティングステージなど、すべてのステージで新たなメカニズムが登場。2人にそれぞれ異なる能力が付与されることもあるため、相手の動きを確認しつつ協力しながらギミックを解いて攻略していくのだ。ちなみに、一人のプレイヤーが力尽きても、もう一人のプレイヤーが生き残っていれば即座に復活可能だ。敵からのダメージを減らすオプションも用意されている。

本作を手がけるHazelight Studiosは、同じく協力2人プレイ専用アクションゲーム『It Takes Two』の開発元として知られている。同作は、The Game Awards 2021にてGame of the Yearなど複数の部門を受賞。そして、待望の新作となる『スプリット・フィクション』は、レビュー集積型サイトMetacriticのメタスコアで数々の注目作を抑えて今年最高スコアとなる91を記録するなど、前評判からすでに好評を獲得していた(関連記事)。

Steam全世界売上上位ランキング

そんな本作がリリースされ、さっそく多くのプレイヤーに遊ばれ好評を博している。本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューは777件のうち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。PSストアにおいては星5のうち4.9を記録。開発元の前作『It Takes Two』と比較してもステージやアクションの多様性に富んでおり、アクションスピードが向上していることなどが評価されているようだ。またSteam同時接続プレイヤー数は、リリースから1日も経たずに4万2258人を記録(SteamDB)。Steam世界売上においても本稿執筆時点で数々の作品を抑え、1位となっている。

なお、本作はクロスプラットフォームのフレンドパスに対応しており、一人のプレイヤーが製品版を購入してフレンドに招待を送ると、もう一人のプレイヤーは製品版を所有してなくてもプレイ可能だ。異なるプラットフォーム間でプレイする場合にはEAアカウントが必要となる。また公式Discordの「Looking for Player」チャンネルでは、多数のフレンド募集がおこなわれている。使用言語やマイクの有無、製品版の有無などの条件が一目で分かるようになっているので活用するのもいいだろう。ちなみに、フレンドパスは体験版の役割にもなっており、フレンドパス同士の2人では序盤のステージを無料でプレイすることも可能だ。

『スプリット・フィクション』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/EA app)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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