『ソニックレーシング クロスワールド』発売間もなくロケットスタート。キャラ掛け合いまくり、遊びたっぷりお祭りレースが大賑わい

セガは9月25日、『ソニックレーシング クロスワールド』を発売。本作はさっそく人気を博しており、特に掛け合いやカスタマイズなどのコンテンツの充実度合いが評価されている。

セガは9月25日、『ソニックレーシング クロスワールド』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch。本作は発売を迎えて間もなく、高い人気を獲得している。

『ソニックレーシング クロスワールド』は、『ソニック』のレースゲームシリーズの最新作だ。シリーズ史上最多となる23体のレーサーが参戦。ソニックやテイルス、ナックルズなどのお馴染みのキャラクターに加え、無料アップデートでは初音ミク、『ペルソナ5』のジョーカー、『龍が如く』の春日一番などがコラボキャラとして登場。またシーズンパスとして『マインクラフト』のスティーブやパックマン、ロックマンといったキャラも登場。タイトルだけでなく、会社の枠を超えたコラボが展開されている。

ゲームではスピードタイプやハンドリングタイプなど全5タイプあるマシンを自由に選び、アイテムありのレースに臨む。ゲームモードは、CPUのライバルプレイヤーと競う「グランプリ」や、ゴールタイムを競う「タイムトライアル」、最大12人オンライン対戦の「ワールドマッチ」、チームで特殊ルールに挑む「フェスタ」などが用意される。プラットフォーム間のクロスプレイにも対応している。

本作はNintendo Switch版以外のプラットフォームに向けて、デジタルデラックスエディション購入者向けの72時間の先行アクセスが実施されていた。先行アクセス開始時点からすでに多くのユーザーからの好評を博しており、Steamユーザーレビューで「圧倒的に好評」ステータスを獲得する人気ぶりを見せていた(関連記事)。

そんな『ソニックレーシング クロスワールド』は、正式リリースを迎えてからも盛況が継続しているようだ。SteamDBでは、本作の同時接続プレイヤー数がピーク時で1万3630人を記録。さらにSteamユーザーレビューの数も増え続けており、本稿執筆時点では約2600件寄せられている。そのうち97%が好評を投じ、「圧倒的に好評」ステータスを引き続き獲得。競合タイトルとはひと味違う遊びがさまざまある点に評価が集まっている。

なお本作では『ソニック』シリーズに登場するキャラクターが数多く参戦。そんな各キャラクター間で豊富な掛け合いが用意されていることも特徴の一つ。そのうえ同じキャラ間のやり取りでも複数バリエーションが用意されており、特にシリーズファンから掘り下げの“手厚さ”が高く評価されている。また「初音ミク」など作品外から参戦するキャラクターもさまざまおり、お祭り型のタイトルとしてさっそく賑わいを見せている格好だ。

加えてマシンやガジェットのカスタマイズも多彩。ゲームプレイのスタイルに応じたガジェットを設定することで、走行性能は激変。たとえばドリフト中に相手を吹っ飛ばすガジェットと相手とぶつかったときにダッシュするガジェットを組み合わせると、ドリフト中に相手を吹き飛ばしつつ自分は加速するという「ドリフト特化」ビルドのようなことも可能だ(弊誌本作インプレッション記事)。こうしたレースにおけるカスタム要素のほか、数百種存在するパーツを組み合わせて外観もカスタマイズ可能だ。それぞれのキャラにぴったりなイメージのマシンも用意でき、“個性”が色濃く発揮される本作の自由度が、総じて高く評価されているのだろう。

『ソニックレーシング クロスワールド』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch 向けに販売中。Nintendo Switch 2版ダウンロード版は2025年冬に、パッケージ版は2026年初頭に発売予定となっている。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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