税金と過酷な世界に抗う拠点防衛STG『救国のスネジンカ』コンソール版2月13日発売へ。妹が姉を追って戦場へ身を投じる、『溶鉄のマルフーシャ』続編
弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは1月30日、『救国のスネジンカ』コンソール版を2月13日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switchで、通常価格は税込1180円。発表にあわせて、リリースPVなども公開されている。
『救国のスネジンカ』は、姉を追って民間軍事会社へ入った少女がディストピア世界の戦争へ巻き込まれていく、『溶鉄のマルフーシャ』の続編となるハイテンポシューティングゲームだ。
本作の舞台となるカゾルミアでは、隣国との戦争が続いていた。主人公の少女スネジンカは、カゾルミアの精鋭部隊「溶鉄」に所属する兵士マルフーシャの妹である。スネジンカは軍学校への入学後に戦地へ動員される予定だったが、姉の功績により特別待遇を受けていた。しかしある日、姉がボロボロの状態で戦場へ連れて行かれると、彼女との連絡がとれなくなってしまう。そこでスネジンカはマルフーシャを戦場から連れ戻すべく、民間軍事企業ブルーピーコックへと入社。姉の消息を追って戦場へと身を投じる。キャラクターとしては、スネジンカの上司で独創的なイラストを描くダチカや、通信できない通信兵のアニタなどが登場。過酷なディストピア世界を生きる少女たちの戦いが繰り広げられる。
スネジンカは自身の給与から装備やパワーアップアイテムなどを購入し、迫りくる敵から対象を防衛する。本作は銃火器を使って敵を倒す、ハイテンポシューティングゲームとなっている。プレイヤーはスネジンカを操作し、敵兵器の攻勢から対象を防衛。1日を無事に終えられれば、ステージクリアとなる。
また本作では、お金と引き換えにステージ間でカードを1枚選択できる。スネジンカのステータスを強化したり、共に戦う仲間を獲得したり、壊れる前に新しい武器を手に入れたりなど、カード選択によって戦場を生き残るのだ。ただしカード選択にかかる費用は、スネジンカ自身が支払う。収入源である給与は増えることもあるが、次々に増えていく税金によって手取りは少ない。本作ではカードによる強化システムで、ディストピア社会が表現されているわけだ。
ゲームモードとしては、本編とは違うルールで高いスコアを目指すチャレンジモードや、ゲーム中に入手した要素が閲覧できるコレクションが搭載されている。スネジンカを含めたキャラクターたちや銃火器、敵兵器などが、ドット絵によって表現。前作からは、恩恵の少なかったパラメーターの変更や、青のガジェットの追加など、ゲームプレイのブラッシュアップもおこなわれている。
本作は、イラストレーターやコンセプトアーティストとしても活動するhinyari9氏が手がけている。過去作としては前作『溶鉄のマルフーシャ』が2021年8月にPC(Steam)向け、2023年4月にコンソール向けにリリース。同氏による2024年8月の発表によれば、同作は売上20万本を突破しているそうだ。
本作『救国のスネジンカ』は、PC(Steam)向けに2024年8月にリリースされた。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で1702件中96%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得。前作から正統進化を遂げたゲームプレイや、前作同様過酷な社会を生きるキャラクターたちなどがプレイヤーから評価されてきた。2月13日からは、そんな高い評価を受けている本作が各種コンソールでも遊べるようになるわけだ。
『救国のスネジンカ』コンソール版はPS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けとして、2月13日に通常価格税込1180円で発売予定だ。また『救国のスネジンカ』はPC(Steam)向けに、税込790円で発売中となっている。