マルチ対応小人オープンワールドサバイバル『Smalland: Survive the Wilds』大型アプデで「地下世界」どどんと実装。謎と危険だらけな新天地

Maximum Entertainmentは8月22日、マルチ対応オープンワールド・サバイバルゲーム『Smalland: Survive the Wilds』に向けて大型アップデート「The Underlands Update」を配信した。

パブリッシャーのMaximum EntertainmentとデベロッパーのMerge Gamesは8月22日、マルチ対応オープンワールド・サバイバルゲーム『Smalland: Survive the Wilds』に向けて大型アップデート「The Underlands Update」を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。ゲーム内は日本語表示に対応している。このたびの大型アップデートは新たに地下世界を追加するほか、新クエスト、防具、家具、ボスの追加など。大掛かりな内容となっている。

『Smalland: Survive the Wilds』は、小人となってサバイバル生活をしていくゲームだ。本作の世界では、何世紀にもわたり地表世界に存在していた巨人族が姿を消しており、それまで地下で暮らしていた小人族が地表世界に生息域を広げていく。プレイヤーは小人族の一員となり、新たな地表世界での生活を育んで行くこととなる。プレイヤーはソロプレイ、あるいは最大10人のオンライン協力プレイのもと、危険溢れるオープンワールドを舞台に資源を集め、拠点を広げていく。小人となり昆虫たちを飼育できるのも、本作の魅力となっている。


このたび配信された「The Underlands Update」は、そういった地表世界での生活から一転、改めて地下世界へと足を踏み入れていく小人たちの姿が描かれる。プレイヤーは地表に存在する渓谷から地下世界へと足を踏み入れ、新たに広がる広大な地下世界マップを探索することができる。地下世界には密林、沼地や砂漠地帯といった固有のバイオーム、謎多きロケーションなどに溢れている。また地下世界にはクリスタルなどの新資源が豊富に存在しており、クリスタルは新しいアビリティや装備、建築物の作成に必要なアイテムとなっている。

ただし地下世界には地表と同様に危険な生命体が生息している。発表トレイラーにおいては、クリスタルを外骨格に取り付けた巨大なサソリなどが確認可能。新たなクエストやボスとの戦闘などにも溢れた、大掛かりなアップデートとなっている。

また本日のアップデートでは移動目的などで使用される「Grappling Gun(グラップリングガン)」の仕様が一部変更されているようだ。従来のグラップリングガンにはHooks(フック)という弾薬が必要であったが、このたびのアップデートでフックを所持する必要がなくなった。そのかわりにグラップリングガンには耐久値が設定されるようになり、使用と共に耐久値が減少していく仕様へと変更された。また一部の敵対生命体の凍結や炎上に対する弱点特性にも調整が加えられているようだ。気になる人は公式パッチノート(英語)を参照されたい。

なお『Smalland: Survive the Wilds』は早期アクセス期間を経て、2023年12月7日に正式リリース。度重なる献身的なアップデートにより、プレイヤー層を増やしてきた作品だ。本稿執筆時点のSteamストアレビューにおいては、6872件中82%を好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。バグの修正や機能の遊びやすさ向上を目的とした調整などを頻繁に行っており、プレイヤーの声を取り入れて改善していく姿勢が高い評価につながっているようだ。

『Smalland: Survive the Wilds』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X❘S向けに配信中。なお本稿執筆時点のSteamストアでは、9月5日まで65%オフの1365円で購入可能、PlayStationストアにおいては8月28日まで60%オフの2024円で購入可能だ(いずれも税込)。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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