新作忍者2Dアクション『SHINOBI 復讐の斬撃』もう「非常に好評」&シリーズ最高メタスコアを叩き出す。うまく戦うほど快感、忍法コンボ炸裂アクション

SEGAは8月26日、『SHINOBI 復讐の斬撃』の先行アクセスを開始した。さっそくSteamユーザーレビューで「非常に好評」ステータスを獲得するなど、盛り上がりを見せている。

SEGAは8月26日、『SHINOBI 復讐の斬撃』の先行アクセスを開始した。PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)のデジタルデラックス版購入者向けに実施中。さっそくSteamユーザーレビューで「非常に好評」ステータスを獲得するなど、盛り上がりを見せている。

本作は、忍者アクションゲーム『忍 -SHINOBI-』シリーズの最新作だ。対応プラットフォームはPS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)で、8月29日に発売予定。『忍 -SHINOBI-』シリーズといえば、第1作はセガ・マークIIIで発売。その後『ザ・スーパー忍』や『Kunoichi -忍-』といった新作が展開されてきた。『SHINOBI 復讐の斬撃』は2011年発売の『Shinobi 3D』以来の約14年ぶりの新作となる。

本作の主人公となるのは、故郷の村を襲撃された伝説の忍者ジョー・ムサシだ。剣術と格闘を組み合わせた近距離攻撃と、手裏剣による遠距離攻撃のほか、忍術や忍法を用いることも可能。プレイスタイルにあわせたコンボを繰り出せる点も持ち味となっている。

なお本作では護符を装備することで新たな能力や効果を得ることが可能。自動発動護符は装備するだけで効果を得られる一方、コンボ発動護符ではダメージを受けずに攻撃を当て続けることで恩恵を受けることができる。敵の攻撃を見切って回避し、コンボを叩き込むことでより有利になっていく仕組みだ。

そして本作ではダメージを与えた敵の「滅」ゲージが蓄積していくシステムも用意されている。滅ゲージが満タンになった敵は、「シノビ・エクスキューション」を発動させて派手な演出と共に処刑することが可能となっている。

本作は8月29日にリリース予定ながら、デジタルデラックス版購入者向けには72時間の先行アクセスが実施されている。Steamではさっそく好評を博しており、本稿執筆時点で約150件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

本作では先述したコンボ発動護符やシノビ・エクスキューションといった、うまくプレイすればするほど有利になるシステムが持ち味。ただ敵を倒すだけでなく腕前を磨きたくなる動機付けになっている。手描きによる滑らかで上質なアニメーションやサウンド面も“上手いプレイ”が決まったときの盛り上げに一役買っており、操作性の良さも相まって達成感と爽快感に溢れるゲームプレイをもたらしている。一方で「忍術」によってピンチを切り抜けられる仕組みもあり、幅広いプレイヤーが楽しめるバランスといえる。そうした点がさっそく評価を受けているかたちだ。

メディア・批評家レビューも上々で、レビュー集積サイトMetacriticでは本稿執筆時点でメタスコア87を記録。過去のシリーズ作品のなかで最高のスコアとなっている。

本作を手がけるのはフランスに拠点を置くLizardcube。『ワンダーボーイ:ドラゴンの罠』や『ベア・ナックル4』 を開発したことで知られ、リバイバル手腕に定評のあるスタジオだ。このたびはセガとLizardcubeの双方に『忍 -SHINOBI-』シリーズを復活させたいという願いがあったそうで、同スタジオの得意とするアートスタイルを活かした2Dアクションゲームとしての新作展開が実現したという(弊誌合同インタビュー記事)。

そうした背景もあってアートスタイル・ゲームプレイなどにLizardcubeの持ち味が遺憾なく発揮されており、早くも好評を集めている本作。8月29日のリリース後の盛り上がりにも注目したい。

SHINOBI 復讐の斬撃』はPS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)向けに8月29日発売予定。PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)のデジタルデラックス版購入者向けには先行アクセスが実施中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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