『Vampire Survivors』新作『Vampire Crawlers』発表、なんと「ターン制デッキ構築ローグライト」に。『ヴァンサバ』譲りの“ゲーム破壊”級の派手要素たっぷり

poncleは11月21日、『Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors』を発表した。ローグライト要素を備えたターン制デッキ構築型ゲームとなるという。

デベロッパーのponcleは11月21日、『Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors』(以下、Vampire Crawlers)を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/Android/iOSで、2026年に配信予定。

『Vampire Crawlers』は、『Vampire Survivors』を手がけたことで知られるponcleの新作だ。ローグライト要素を備えたターン制デッキ構築型ゲームとなるという。『Vampire Survivors』の敵が出現するなど、同作でのさまざまな要素が引き継がれるそうだ。

本作は一人称視点の3Dダンジョン探索ゲームのように進行し、ドット絵の敵たちと戦うことになる。ダンジョンは『Vampire Survivors』のステージをもとにしているようだが、同作と違って「ちゃんと機能する壁」もありつつ、ギミックも用意されるという。

戦闘はターン制カードゲームとなり、マナを昇順、つまり低マナのカードから順番にプレイしていくことでコンボが発動するシステムが特徴となる。「ワイルドカード」を交えながらカードを次々と叩き込み、効果を倍増させていくのだ。

新たなカードについては経験値を溜めてレベルアップすることで獲得可能。また『Vampire Survivors』でおなじみの「宝箱」もあり、カスタマイズ用のジェムやパワーアップを獲得できる。武器を進化させ、サバイバーを召喚してゲームを破壊するほどの猛攻撃を発動することもできるという。

本作は『Vampire Survivors』のスピンオフ作品第1弾と説明されている。『Vampire Survivors』が成功した直後から、すでにほかのインディースタジオと連絡をとり、スピンオフ制作を始めたいというアイデアがあったそうだ。poncleの生みの親であるLuca Galante氏がコンセプトを生み出し、パートナーチームによって開発。企画としては約4年前にスタートしたものだといい、今回発表に至ったかたちだ。リリースは“『グランド・セフト・オート6』の発売前”、つまり2026年11月19日より前になるそうで、2026年初頭から中ごろに計画されているという。

このほか本作はスピーディさ、手ごろさ、リプレイ性、カジュアルさ、そして派手な要素たっぷりといった『Vampire Survivors』の持ち味を既存のジャンルに応用するという発想で開発されたことも説明されている。同作と同じくリリース後もアップデートされていく計画があり、プレイヤーの意見を反映しつつリリース後の展開を決めていくそうだ。

また年末には今年の振り返りとともに、『Vampire Survivors』を含む今後のコンテンツを一部披露する予定とのこと。今回発表された新作を含め、poncleのこれからの展開にも注目したい。

『Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors』はPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/Android/iOS向けに、2026年に配信予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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