『レインボーシックス シージ』新シーズンでPC/コンソール間クロスプレイ(選択式)実装へ。なお「コンバーター使い」はPCマッチへ強制隔離
Ubisoftは11月18日、『レインボーシックス シージ』のYear 9における新シーズン「Operation Collision Point」の詳細を発表した。新シーズンは12月3日にライブサーバーに実装予定。また新シーズンでは、PC/コンソール間のクロスプラットフォームが実装され、PC版とコンソール版のプレイヤーが一緒にプレイできるようになる。
『レインボーシックス シージ』は2015年12月にリリースされたマルチプレイFPSゲーム。対テロ特殊部隊「レインボー」のオペレーターとして、5対5のチーム戦を繰り広げる。攻撃側/防衛側に分かれて確保対象となる人質や爆弾を巡って、緊張感溢れる銃撃戦が楽しめるタイトルだ。現在はYear 9 Season 3「Operation Twin Shells」が展開中。
Ubisoftは本作に向けて11月18日、本作の世界大会である「BLAST R6 Major Montreal 2024」にて、新シーズン「Operation Collision Point」の詳細を公開した。発表された内容は「Operation Collision Point」開発パネルとして、YouTube上で動画が公開されている。
『レインボーシックス シージ』では、PC/Stadia/Amazon Luna間でのクロスプレイ、そしてコンソール版であるPS/Xbox間でのクロスプレイに対応していた。しかし、PCとコンソールのクロスプラットフォームはまだ実装されておらず、今回の発表で正式な実装が明かされたかたち。PC/コンソール間のクロスプレイ実装にあたっては、クロスプレイをするかどうかが選択できる方式になっている。なおクロスプレイにあたっては、誰がコンソール版プレイヤーなのかという情報は明かされない。
コンソール版のランクマッチでは、コンソール版プレイヤーだけのランクと、クロスプレイ時のランクに分けられる。キーボード&マウスとゲームパッドそれぞれのゲームプレイでは、一般的にマウスによるエイムの方が早く正確で有利とされている。本作ではゲームパッド使用時やコンソール版におけるエイムアシストが存在せず、デバイスによる差異が出やすいために、クロスプレイの有無で異なった対応が取られるかたちだ。
また、本作コンソール版には、非公式な手段でマウス&キーボードを利用する、いわゆるコンバーターの利用を検知するための「マウストラップ」と呼ばれるシステムが存在している(関連記事)。新シーズンではこの「マウストラップ」のアップデートも実施され、ペナルティを受けているプレイヤーは、PC版のマッチメイキングに90日間強制参加させられるようになるとのこと。
このほかにも、マッチメイキングシステムが改善。パーティー内でランクの高いプレイヤーがランクの低いプレイヤーとマッチングしにくくなるような調整がおこなわれる。またチーターが検出された場合にマッチが自動でキャンセルされる機能も追加されるなど、数々の機能アップデートがおこなわれる。さらにBlackbeardのガジェットがリマスターされるなど、バランスの調整も加えられている。詳細については、開発パネルおよびパッチノートを参照されたい。
『レインボーシックス シージ』はPC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。Xbox/PC Game Passにも対応している。Year 9 Season 3「Operation Collision Point」は12月3日開始予定だ。