Bungie新作PvPvE脱出シューター『Marathon』9月24日リリースへ。最大18人で争う蘇生可能・チーム連携脱出FPS、“フルプライスよりは安め”で発売予定

Bungieは4月13日、『Marathon』のゲームプレイ映像を公開し、2025年9月24日に発売予定であることを発表した。SFの世界観で繰り広げられる、PvPvE脱出シューターだ。

デベロッパーのBungieは4月13日、PvPvE脱出シューター『Marathon』のゲームプレイ映像を公開し、2025年9月24日に発売予定であることを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。クロスセーブとクロスプレイに対応予定だ。

『Marathon』はPvPvE脱出シューターだ。舞台となる世界は2850年頃の謎めいた惑星タウ・セティIVだ。人類はクローン技術により自らの意識を人工ボディへと移すことが可能となっており、プレイヤーは過酷な惑星環境を生き抜くために設計されたサイバネティック傭兵「ランナー」のボディを身にまとうこととなる。プレイヤーはチームを編成し、タウ・セティの失われたコロニーを探索しながら、新たな武器や装備、貴重な戦利品を探していくこととなる。


『Marathon』においてプレイヤーは「ランナー」として、惑星タウ・セティに降り立ち、新たな武器や装備、貴重品を探しつつ脱出を試みることとなる。本作は1~3人までの協力プレイに対応。マップには最大18人のプレイヤーが集められ、それぞれのチームがヒッソリと、もしくは敵チームや敵AIロボットと戦闘をしながら、各々の目的を遂行していく。マップにはそれぞれ重要拠点が存在し、プレイヤーが好むアイテムが存在するホットスポットなども存在するようだ。プレイヤーはタウ・セティで見つけた物資を持ち帰り、次に使用するために、生き延びることを目的とするわけだ。ダイナミックに発生するイベントや嵐などの環境変化もあるため、その状況に応じた臨機応変な対応をしながら脱出を試みる必要がありそうだ。

プレイヤーであるランナーは出発前に物資の調整や、クラスなどを選択することができる。クリエイター向けアルファテストの映像も披露されており、現段階で判明しているクラスはLocus、Blackbeard、GlitchとVoidの四種類だ。Locusは戦闘向きスキルによって初手キルを狙えるスキルを持つ。Blackbeardは他プレイヤーの現在位置を確認し、索敵する能力を持つ。Glitchは相手のタスク妨害や、プレイヤーの行動を阻害可能。Voidはステルス向きで、透明化やスモーク展開などの能力を持つようだ。プレイヤーはそうした各クラスの長所や短所、マップや任務内容に応じて、装備を整えてタウ・セティで生き延びることを目標とする。

本作においてプレイヤーは死亡してもすぐに終わりとはならず、チームのうち一人でも生存していれば、蘇生・リスポーンが可能なようだ。ちなみにリスポーン時には新たな武装を受け取りつつ戦線に復帰できる模様。

『Marathon』を手がけるBungieは『Destiny』や『Halo』シリーズといったゲームを世に送り出してきたスタジオだ。本作は同スタジオが1994年に手がけた同名のFPSのリブート作品。初作と同様の世界観を持ちつつも、PvP脱出シューターとして新たに生まれ変わるかたちだ。なお本作は無料プレイではなく、フルプライスよりも安い価格で発売予定であるということが公式Xにて明かされている

『Marathon』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに、2025年9月24日に発売予定。なお本作はリリースに先駆けて、北米地域では現地時間4月23日から5月4日にかけてクローズドアルファテストが実施されることも発表されている。

【UPDATE 2025/4/13 10:41】
クローズドアルファテストの実施地域について追記

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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