珍妙日本ド田舎オープンワールド『プロミス・マスコットエージェンシー』4月11日発売へ。ゆるキャラスカウト元ヤクザ(黒田崇矢ボイス)の、軽トラ爆走町巡り
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デベロッパーのKaizen Game Worksは2月27日、『プロミス・マスコットエージェンシー(Promise Mascot Agency)』を4月10日に発売すると発表した。Steamストアページを確認する限りでは、日本国内向けには4月11日のリリースとなるようだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S。なおゲーム内は日本語に対応する。
『プロミス・マスコットエージェンシー』は、ゆるキャラ派遣事務所経営ゲームだ。主人公であるヤクザの若頭、菅原道真(ミチ)は、荒廃した九州の田舎町「カソ町」へと追放されてしまい、倒産寸前のゆるキャラ派遣事務所を引き受ける羽目に。そして事務所を立て直すなかで、ミチ自身の追放に隠された陰謀を暴き出すことを目指す。
本作にてプレイヤーはミチとなり、事務所のアシスタントマネージャーで“ゆるキャラ生物マスコット”のピンキーの助けを得ながら、ゆるキャラ派遣事務所を運営する。カソ町にはマスコットたちが数多く暮らしており、スカウト/育成して、仕事をこなしてもらうこととなる。なお本作におけるマスコットは“有史以来ずっと人類と共存してきた知的生物”で、「中の人などいない」という。
プレイヤーは、改造可能な軽トラを乗り回し、オープンワールドのカソ町を移動する。軽トラはジャンプやターボブーストも可能で、自由自在に移動することができる。また町の探索中に出会えるマスコットはそれぞれ希望・夢・欲望といったものを持っており、事務所として契約する際には、マスコット側の要望を汲んだ交渉も必要になる。
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今回はそんな『プロミス・マスコットエージェンシー』の発売日が4月11日と発表されたかたち。本作は2月18日より無料体験版が配信されているため、発売前に体験版を遊んで、どういったゲームかを体験しておくのもいいだろう。弊誌では体験版の先行プレイインプレッションを掲載しているため、気になる人は参考にしてほしい。
本作を手がけるKaizen Game WorksのゲームディレクターOli Clarke Smith氏はリリース日決定にあたって声明を発表。4年半開発に取り組んだ本作について、特別な仕上がりになったとクオリティに自信を覗かせた。
ちなみに本作では、UNSEENの中村育美氏と待鳥まい氏がコンセプトやアートディレクションを手がけている。ほか、『バイオハザード』シリーズなどに携わる作曲家の小池令氏、英国で活躍する漫画家インコ・アイ・タキタ氏なども参加。また主人公のミチの日本語吹替を『龍が如く』シリーズの桐生一馬役で知られる声優の黒田崇矢氏が担当するなど、多彩な座組も見どころだ。
『プロミス・マスコットエージェンシー(Promise Mascot Agency)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2025年配信予定だ。無料体験版はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sでプレイ可能となっている。