高評価・箱庭自然構築ゲーム『PRESERVE : 自然の守護者』5月15日正式リリースへ。リラックス系だけどシビアな戦略性

Grindstoneと松竹は5月2日、『PRESERVE : 自然の守護者』を5月15日に正式リリースすると発表した。自然を繁栄させる、建築パズル・カードゲームだ。

パブリッシャーのGrindstoneと松竹は5月2日、『PRESERVE : 自然の守護者』(以下、PRESERVE)を5月15日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、ゲーム内は日本語表示に対応する。

『PRESERVE』は建築パズル・カードゲームだ。プレイヤーはカードを使い、マップに植物や動物を配置。荒れた大地に豊かな自然を築いて生態系を繫栄させ、スコアを稼いでいく。

本作のマップにはさまざまな環境が存在し、カードを用いて変化させていくことになる。たとえば荒地に雨のカードを使うと緑化され、さらに木のカードを使うことで木が生える。そして木のタイルが三つ繋がると森になり、生息地へと変化。森に棲む動物のカードを配置することができるようになる。

そうして環境を豊かにしていくと調和ポイントが溜まり、マップの拡張や新たなカードの獲得などをおこなうことが可能。そうして目標スコアを達成するか、カードを使い切るまでゲームを続けていくことになる。またバイオームは「大陸」「サバンナ」「海洋」の3つが用意されており、それぞれ異なるカードが出現。バイオームにあった自然を作っていくことになる。

本作は2024年8月にSteamにて早期アクセス配信が開始されていた作品だ。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約330件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。とっつきやすくグラフィックと音楽に癒される作品として評価する声が寄せられつつも、パズルゲームとしての奥深さも好評。バイオームごとに個性の違いがしっかりとあるほか、カードについても汎用性があったり使いどころが難しい分スコアを稼げたりと性能はさまざま。特にハイスコアを狙う場合、運と戦略を求められる手強さも持ち味となっている。

今回、そんな『PRESERVE』が5月15日に正式リリースされることが発表された。バージョン1.0では新たなバイオーム「ジュラシック・バイオーム」が追加される。同バイオームは太古の地球がモチーフとなっており、プレイヤーは恐竜を繁栄させていくことになるようだ。新バイオームの登場にあわせて、新たなカードなどの新要素も追加予定という。また本作のアジア圏のパブリッシングを担当する松竹によると、日本語ローカライズのアップデートも実施される予定とのことだ。


『PRESERVE : 自然の守護者』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。5月15日にNintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One版とあわせて正式リリース予定だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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