『Phasmophobia』完全新規マップ「Nell’s Diner」発表、冷凍室付きのアメリカンダイナーに。“新グラフトン”の詳細&配信日など新情報いろいろ
Kinetic Gamesは8月5日、『Phasmophobia』の開発プレビューを公開した。近日配信予定の新マップなど、新情報が多数含まれている。

Kinetic Gamesは8月5日、『Phasmophobia』の開発プレビューを公開した。近日配信予定の新たなマップをはじめとする、複数の新情報が含まれている。
『Phasmophobia』は、ソロプレイおよび最大4人オンライン協力プレイに対応するサイコロジカルホラーゲームだ。プレイヤーは超常現象調査チームのメンバーとなり、さまざまなガジェットを駆使しながら、霊的存在が潜むといういわく付きの物件を調査する。本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューでは63万件以上のうち95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。また、昨年11月には売り上げ2000万本を突破している人気作だ。

本作を手がけるKinetic Gamesが8月5日に公開した「開発プレビュー #20」では、今後のアップデートに含まれる開発中の新要素がお披露目されている。
まず、以前より伝えられていたマップ「Grafton Farmhouse」のリワークが実施される。まったく新しい屋根裏部屋が追加されているほかのほか、インタラクション可能なオブジェクトもたくさん用意されているようだ。姉妹ファームハウスであるという「Bleasdale Farmhouse」が今年3月のアップデートでリワークされたばかりだが、それとは違った体験が楽しめるとのこと。「Grafton Farmhouse」は8月12日に配信予定だ。


なお、Grafton Farmhouseのリワークに先立ち、Kinetic Games Partnersとなったインフルエンサーによるプレビュー配信が実施されるという。8月7日および8日におこなわれる各インフルエンサーの2時間ずつの配信枠にて、いち早くGrafton Farmhouseを体験することができるようだ。プレビュー配信の詳細は公式サイトを確認されたい。
なお、これにあわせてTwitch Dropsイベントも開催。前述のプレビュー配信の期間にKinetic Games Partnersによるいずれかの配信を1時間視聴することにより、アニメーションIDカードとバッジが入手することができる。また8月12日から8月26日の期間には、すべてのPhasmophobia配信で獲得できる報酬も用意されているようだ。

そして新たにお披露目となったのは完全新規マップの「Nell’s Diner」だ。アメリカの伝統的なダイナーに着想を得たというこのマップは、13部屋からなるかなり小型のマップ。「6 Tanglewood Drive」よりも少し大きいぐらいのサイズ感のようだ。スピーディーな調査を楽しむことができるとのこと。


Nell’s Dinerにはインタラクト可能な新しいオブジェクトがマップ中に散りばめられているほか、たとえば温度の低下を検知することができない「冷凍室」なる部屋も存在しているとのこと。ギミックが盛りだくさんのマップとなっていそうだ。なおNell’s Dinerは現在開発中で、年内の配信を予定しているという。
なおこれらに加えて、プレイキャラクターのアップデートのほか、今年初頭に発表された2025年のロードマップの残りの要素について現在取り組んでいる最中だという(関連記事)。そして2026年には「Horror 2.0」というさらに大きなアップデートも控えており、今後も精力的に開発が進められていくようだ。続報を待ちたい。
『Phasmophobia』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中だ。