『Phasmophobia』史上最大級のアプデ「Chronicle」、6月24日配信へ。Grafton Farmhouse刷新、サウンドレコーダー実装など目白押し

デベロッパーのKinetic Gamesは5月30日、『Phasmophobia』大型アップデート「Chronicle」を現地時間6月24日に配信すると発表した。本作はPC（Steam）/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中で、同アップデートはすべてのプラットフォームにて配信予定。

本作は、ソロプレイおよび最大4人オンライン協力プレイに対応するサイコロジカルホラーゲームだ。プレイヤーは超常現象調査チームのメンバーとなり、さまざまなガジェットを駆使しながら、霊的存在が潜むといういわく付きの物件を調査する。本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューでは62万件以上のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。また、昨年11月には売り上げ2000万本を突破している人気作だ。

今回、本作のアップデート「Chronicle」が6月24日に実施されることが明かされ、内容の一部が紹介された。まず本アップデートではマップ「Grafton Farmhouse」がリワーク予定。3月のアップデートで実施された「Bleasdale Farmhouse」のリワークと同様に大規模な手直しとなるそうで、グラフィックの変化だけでなくレイアウトにもさまざまな変更が加わる。たとえば玄関ホールでは階段脇にシャンデリアが落下していたり、ツインベッドのある寝室が刷新されていたりといった具合だ。また屋根裏部屋も新たに追加されるという。

このほか、かねてより告知されていたジャーナルの改修についても改めて紹介された。ジャーナルには「メディア（Media）」として、写真・ビデオ・サウンドのタブが追加され、調査中に記録した証拠が集約。このうちサウンドには、新ガジェットのSound Recorderで録音した音声が記録される。

公開された画像を見るに、メディアは写真とビデオがそれぞれ5スロット、サウンドが3スロットの計13スロットで構成されるようだ。すべてのメディアは報酬倍率に組み込まれるため、ミッション成功時に大きなボーナスを得られる仕組みになるとのこと。自分あるいは仲間の危険を顧みず、メディアの記録に勤しむのもいいかもしれない。

なお本アップデートは本作史上最大級のアップデートになるそうで、今回紹介されたのは実装される内容のほんの一部とのこと。また公式ニュースの最後にはさらなる新ガジェットが示唆されている。

今年初の大型アップデートとして予告されていた「Chronicle」について、今回の公式ニュースではその一端が披露されたかたちだ。「Grafton Farmhouse」の刷新についての詳細など、リリースまでに新たな情報が公開されていく見込みとのこと。続報にも注目したい。

『Phasmophobia』は、PC（Steam）/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中だ。