『パルワールド』大型アプデでついに「PvP機能」試験的に導入。建築に待望の三角パーツ&色チェンジ実装や近接攻撃刷新などてんこ盛り

株式会社ポケットペアは12月17日、『Palworld / パルワールド』に向けて大型アップデートv0.7.0「スイートホーム」を配信した。

株式会社ポケットペアは12月17日、『Palworld / パルワールド』に向けて大型アップデートv0.7.0「スイートホーム」を配信した。

本アップデートでは人気FPS『ULTRAKILL』とのコラボコンテンツが実装。同作は血を燃料とする殺戮ロボットとして暴れ回るFPSであり、コラボとして同作のロボット「V1」と「V2」になりきる特別な装備が実装されている。また、V1のお馴染みの「コイントス」アクションも追加されている。

さらに建築機能も強化され、要望が多かったという「三角パーツ」をはじめ、多数の新しい建築パーツを追加。建築パーツの「色」を変更できる機能も導入された。あわせて建築メニューのUIもデザインを一新されている。

また召喚の祭壇でのレイドボス召喚時、戦闘場所を「拠点」または「専用エリア」から選択可能になる機能も実装。専用エリアでは拠点への被害が発生しないため、建築物の損壊を気にせず全力で戦闘を楽しめるそうだ。エリア内でのアイテム使用や一時的な建築も可能となっている。あわせて“最凶の敵”と称される、新たなレイドボスも登場するようになった。

このほかにも近接攻撃の改善として「剣」「刀」「ビームソード」の通常攻撃が刷新され、コンボ攻撃を繰り出したり、特殊攻撃を放ったりできるようになった。また今回の調整はあくまで第一段階にすぎず、バージョン1.0での正式リリースに向けて、近接システムにはさらなる改良が加わるという。

そうしたアップデート内容と共に、PvP機能の試験的導入も実施された。PvPについては早期アクセス配信直後から実装予定の機能として予告されてきた。とはいえ開発にあたってはPvPとPvEを同じマップ内で両立させることが非常に困難であるとも伝えられていた(関連記事1関連記事2)。

昨年4月にはPvP対戦も可能な「パル闘技場」も実装されていたが(関連記事)、今回のPvP機能はそれとは別にワールドでのPvPが可能になる機能となっている。パッチノートでは、ゲームシステムとして完全に統合することは非常に困難ながら、今回はプレイヤーが独自にルールを作り、任意の条件下で対人戦を楽しめるよう、必要なツール一式を公開したかたちであると説明されている。あくまでベータ版としての試験的導入となり、ゲームバランスの調整が不十分な箇所が含まれる可能性がある点にも注意してほしいそうだ。サーバーでPvPを有効化する方法やPvPパラメータの設定については公式ガイドラインを確認してほしい。

来年正式リリースが予定されている『パルワールド』。過去には今までにない非常に大規模なコンテンツの実装に向けて集中的に開発が進められていることが伝えられており、今回のアップデートではこれまでの大型アップデートと比較すると新規コンテンツの量は控えめになったことも説明されている。とはいえついに近接攻撃の刷新や、PvP機能が試験的導入など正式リリースに向けた下準備とみられる要素もあり、注目のアップデートといえそうだ。

Palworld / パルワールド』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S/Xbox One向けに早期アクセス配信中。Steam版は12月19日午前3時まで定価の25%オフとなる税込2550円でセール中だ。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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