『オクトパストラベラー0』旅の仲間&宿敵キャラ、ついにお披露目。さらなる駆け引きを生む「必殺技」など新要素たっぷり公開

スクウェア・エニックスは9月3日、『オクトパストラベラー0』の新情報を発表した。

スクウェア・エニックスは9月3日に、12月4日発売予定のRPG『オクトパストラベラー0』の新情報を発表した。

『オクトパストラベラー0』は、ドット絵と3Dグラフィックを組み合わせた「HD-2D」が特徴のRPG『オクトパストラベラー』シリーズの最新作だ。舞台は初代『オクトパストラベラー』の舞台でもあったオルステラ大陸。スマートフォン向けシングルプレイRPG『オクトパストラベラー 大陸の覇者』の物語をコンシューマー向けに再構築し、神の指輪を巡る復讐と復興の物語が描かれる。

主人公の故郷・ウィッシュベールでは、年に一度の聖火祭が執りおこなわれていた。しかし、突如として謎の軍勢に襲撃され、町は焼け野原となってしまう。本作では町を襲った勢力への「復讐」と焼け落ちた故郷の「復興」という2つの軸に沿って物語が描かれていく。また、シリーズの新要素としてキャラクターメイクが可能に。8人の主人公の物語を章立てで追う形式だったこれまでのシリーズとは異なり、主人公の容姿や職業はプレイヤー自身で決めることができる。

今回の発表では「復讐編」の新情報として、主人公の前に立ちはだかる3人のキャラクターが発表されている。巨万の富を独占する“富を極めし者”ヘルミニア。彼女がある指輪の情報を得たことが、故郷の惨劇の引き金となった。

主人公の故郷を赤い炎で滅ぼし、“権力を極めし者”として君臨するタイタス。 主人公の故郷で起こった惨劇を劇作家として糧にする、“名声を極めし者”アーギュスト。いずれも主人公が復讐を果たすべき相手ということだろう。この3人は『大陸の覇者』でも「1節 極めし者」編のボスとして登場したキャラクターたち。『オクトパストラベラー0』の物語では、主人公とどのように関わっていくのだろうか。

味方となるキャラクターとして、盗賊ケルザス、薬師メイシィ、学者アレクシア、剣士ヴィアトル、商人ルドの5名も発表されている。いずれも『大陸の覇者』には登場していない新キャラクターで、さまざまな技を駆使して主人公の冒険を助けてくれるようだ。

本作で追加される新要素も多数発表されている。まずは、本作の「復興」部分を担う「タウンビルド」。荒れ果てた町の復興を通して、素材の収集や特別な交易品の入手ができるようになる。『大陸の覇者』にも街づくり要素はあったが、「タウンビルド」はコンシューマー向けにさらに発展させた仕組みになるとみられる。

戦闘面では「セレクトアビリティ」「必殺技」がお披露目。セレクトアビリティは、キャラクターに応じて技を付け替えることができる要素だ。「極意」を手に入れてキャラクターに装備させることでアビリティをカスタマイズし、戦況に応じて使い分けることが可能となる。仲間の技も極意化することができるので、育成の幅がぐんと広がっている。

「必殺技」はキャラクターが持っている強力な固有技で、ゲージを貯めることで段階に応じた技を発動できる。「ブレイク」「ブースト」は『オクトパストラベラー』シリーズの伝統的な駆け引き要素だが、そこに新たに必殺技が加わったことでより戦略的な戦いを楽しめるようだ。

オクトパストラベラー0』はPC(Steam/Microsoft Store)/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2/PS5/PS4/Xbox Series X|S向けに、12月4日発売予定だ。

© SQUARE ENIX

Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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