癒しの水泳冒険ゲーム『NAIAD』、とにかく癒されると「好評率100%」スタート。ASMRな水の音を堪能しながら、森の生き物を助ける旅路

HiWarpは12月11日、水辺冒険ゲーム『NAIAD』をリリースした。癒される体験から、さっそく好評が集まっているようだ。

デベロッパーのHiWarpは12月11日、『NAIAD』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switchで、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はSteamユーザーレビューにて現時点で100%の好評率を維持しており、着実に評価を上げているようだ。

本作は、川の守り手ナーイアスとして水中を冒険する、アドベンチャーゲームだ。プレイヤーはナーイアスとして水辺を泳ぎ、森の生物たちの手助けをしていく。水が流れる音をはじめとする環境音や、画用紙を切り貼りしたようなアートスタイルが特徴の作品だ。


本作にてプレイヤーは、ステージ制の水辺を進みつつ、困っている生物たちを助けていく。はぐれた子アヒルを親のもとへ連れていったり、魚を引き連れて導いてあげたり、歌を歌って枯れた花を蘇らせたりと、川の守り手として不思議な力を発揮するのだ。全16エピソードを通して川を汚染する人間たちから自然を守る旅路が描かれ、最終的には海へとたどり着くという。

本作は12月11日の配信開始後、本稿執筆時点で66件のSteamユーザーレビューが寄せられている。母数は少ないながらもそのすべてが好評とする好評率100%で「非常に好評」ステータスを獲得。水辺に焦点を置いた特徴的なテーマで、心地よい水の音を存分に堪能できるゲームとして好評を博している。アクション性や複雑なパズル要素などはないものの探索要素はあり、環境音やBGM、アートスタイルをのんびりと味わって癒されるといった感想が寄せられているようだ。

 

本作を手がけるのはスペインに拠点を置くHiWarp。Elwin Gorman氏による個人スタジオで、デザインからサウンド、開発に至るまですべてひとりでおこなっているという(PreMortem Games)。シェーダーを手作りしたり、サウンドを録音したりして、フォントさえすべて同氏が作っているそうだ。手作業での開発が好きで、また自分のビジョンをそのまま実現すべく、あえて個人開発をしているとのこと。

そんなElwin氏のこだわりのコンセプトが反映された『NAIAD』は、さっそくプレイヤーの好評を得ている様子だ。なお同氏は自費パブリッシングで、本作をコンソール向けにも発売している。国内コンソール向けにも同時発売されており、日本語表示にも対応しているため、気になる人はプレイしてみるといいだろう。

『NAIAD』はPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに発売中。Steam/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switchでは、定価10%オフとなるリリース記念セールもおこなわれている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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