中世戦争RPG『Mount & Blade II: Bannerlord』なんと500万本も売れていた。衰え知らずの人気、今になって大型DLCも出る

デベロッパーのTaleWorlds Entertainmentは3月21日、『Mount & Blade II: Bannerlord』について、累計売上本数が500万本を突破したことを発表した。またあわせて大型拡張コンテンツ「War Sails」がお披露目された。こちらは6月17日に各プラットフォームに向けてリリースされる予定だ。
『Mount & Blade II: Bannerlord』は、中世を舞台としたアクションRPG『Mount & Blade』の続編だ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。なお本作はPS PlusおよびXbox Game Pass向けにも提供されている。
プレイヤーはカルラディアと呼ばれる広大な世界で、自由に暮らす。攻城兵器を用いて要塞を攻めたり、権力を求め熾烈な戦いに身を投じたり、さらには犯罪組織を設立したりと、自分なりの生き方を選んでいく。大規模な攻城戦も本作の持ち味で、防衛側と攻撃側に分かれた、大規模な戦闘を楽しめる。兵を束ね陣形を組み、地形を考慮しながら攻撃/防衛をおこなうのだ。また城を巡る攻防では攻城兵器も使用可能だ。
TaleWorlds Entertainmentは3月21日、そんな本作の累計売上本数が500万本を突破したと発表した。なおこの数字にはPS PlusとXbox Game Passの分は計上されていないとのことで、本作のプレイヤー数という観点では、さらに多くのユーザーがプレイしていると思われる。
本作は2012年に発表され、2020年3月に早期アクセス配信を開始。早期アクセス配信開始時にはピーク時で24万8216人もの同時接続プレイヤー数を誇っていた(SteamDB)。その後度重なるアップデートによって追加要素がさまざま実装されつつ、2022年には正式リリースを迎えた。2023年6月には売上が300万本を突破(80 Level)。そこからさらに売れ続けていたようだ。
本作の根強い人気はプレイヤー数の推移にも現れており、本稿執筆時点でも、コンスタントに2~4万人程度のユーザーが日々プレイしているとみられる。Steamユーザーレビューでも、約20万件中87%の好評で「非常に好評」ステータスを獲得している。長年にわたって続くこの人気が、本作の登場から5年となる今となっての500万本売上に繋がったのだろう。

なおこの発表とあわせて、大型拡張コンテンツ「War Sails」が発表された。「War Sails」は6月17日にリリースされる予定。同DLCではノルドの方面へと向かうことになり、海戦を主体とした戦闘が楽しめるそうだ。現在Steam向けにはストアページがすでに公開されており、価格などの詳細が追って公開されるようだ。続報にも期待したい。
『Mount & Blade II: Bannerlord』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。