列車防衛デッキ構築ローグライク『Monster Train 2』発表。「圧倒的に好評」な防衛要素あり『Slay the Spire』系ゲーム、待望の続編

Big Fan GamesおよびShiny Shoeは2月20日、『Monster Train 2』を発表、2025年に発売すると告知した。本作はSteamユーザーレビューにて「圧倒的に好評」を獲得しているデッキ構築ローグライクゲーム『Monster Train』の続編だ。

パブリッシャーのBig Fan Games/デベロッパーのShiny Shoeは2月20日、『Monster Train 2』を発表し、2025年に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch/Xbox Series X|S。現在Steamにて無料体験版がダウンロード可能となっている。なお本作は日本語表示に対応する。

『Monster Train 2』は、デッキ構築ローグライクゲーム『Monster Train』の続編だ。『Monster Train 2』の世界では天界と地獄の間で盟約が結ばれていたものの、天界側が約束を破り侵攻。この侵攻に失敗した結果、天界のリーダーであるセラフは、強大な力を求め巨人族と結ぶ。しかしその結果、巨人族が天界に侵攻してしまった。残された天使と悪魔は、わだかまりを抱えつつも、巨人族撃退のために一時的に手を取り、戦うこととなる。

ゲームプレイとしては、3階建ての列車の中でおこなわれる戦闘が特徴。まずユニットを列車の3階層に配置。その後敵の侵略にあわせ、構築されたデッキを用いて攻撃をおこない撃退する。敵は一番下の階層から侵入し、1ターンごとに1階層ずつ上がっていく。3階層の間に倒しきれないと、列車の炉が攻撃される。炉はほとんどの呪文や効果を無効化するものの、ダメージは受けるため、炉が破壊されてしまうとゲームオーバーとなってしまう。

なお本作では列車そのものを強化可能なルームカードが新登場。特定階層に対して効果を波及させるカードとなっている。ほかユニットが各種ボーナスステータスを獲得する装備カードも登場するようで、デッキの構築における戦略性は重要なものとなるだろう。

なお前作『Monster Train』は2020年にリリースされ、たちまち好評を獲得。ターン制デッキ構築ローグライクとして、繰り返し挑める中毒性の高いゲームプレイが好評を博した。同様のジャンルとして『Slay the Spire』になぞらえられつつ高い評価を獲得し、レビュー総数約1万8000件のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得していた。ちなみに『Monster Train 2』の発表とあわせて『Slay the Spire』とのタイアップもおこなわれ、Steamでは『Monster Train』と『Slay the Spire』のバンドルが販売されている。

『Monster Train 2』では、前作から進化した要素として、先述の新カードタイプのほか、エンドレスモードが追加されるとのこと。いわゆるラスボスを倒してランが終わるのではなく、プレイヤーが力尽きるまで戦えるモードであり、前作プレイヤーからの熱烈な要望によって登場することになったようだ。そのほかデイリーチャレンジや列車のカスタマイズといった要素も加えられ、好評な前作からさらにパワーアップした作品として登場するかたちだ。

Monster Train 2』はPC/PS5/Nintendo Switch/Xbox Series X|S向けに2025年リリース予定だ。Steam向けには現在無料体験版が公開されている。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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